岡山大学 小田 慈先生より、応援メッセージをいただきました！

心温まるご支援をいただきまして、本当にありがとうございます。

 

岡山大学名誉教授　新見公立大学副学長　小田 慈先生より、本プロジェクトへの応援のメッセージをお寄せいただきましたので、ご紹介いたします。

 

 

50年前、私が医学部の学生であったころ、大学病院に入院してきた小児がんの子どもたちの命を守ることは至難の業でした。医学部を卒業して、白血病をはじめとする小児がんを専門とする医師・研究者になろうと決意したのは、当時、出会った小児がんと闘う子どもたちの笑顔、そしてご家族のなんとしても我が子を守りたいというお気持ちに接したことからでした。

2022年の今、多くの小児がんの子どもたちとご家族の笑顔を取り戻すことができる時代となりました。でも、まだまだ十分とはいえません。私たち現場の医師が欧米では有効性が証明され、小児がんの治療に積極的に使われている新規治療薬や新しい治療方法を適用すれば、この子を救うことができるかもしれないと判断しても、我が国では、残念ながら多くの“壁”が存在しています。

すべての小児がんの子どもたち、ご家族の方々の未来を実現するためには、日本小児血液・がん学会などの学術団体、日本小児がん研究グループ（JCCG）、がんの子どもを守る会などの市民活動、小児がん治療薬の開発に携わる製薬企業、そして行政の力を結集することが何よりも大切です。

皆様のご協力をお願い申し上げます。

 

岡山大学名誉教授／新見公立大学副学長

小田　慈

 

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こどもたちの笑顔のために頑張ってまいります。

引き続きご支援、応援のほど、よろしくお願いいたします。