🧱 解体、第二章。見えてきた“本当の姿”。

Go ART Labo美術室の解体工事、

着実に進んでいます！

 

……が、ひとつ進めばまた新たな難題が出てくるという、

まるで“建物と対話している”ような日々です。

 

 

前回の投稿でお伝えした、

「床だと思っていたものが床ではなかった」件。

その後、思い切って既存の床をすべて剥がしたところ、

なんとビルが建った50年前、

当時の店舗だった頃の床が姿を現しました。

 

さらに、壁の中からは使われていない水道管のようなものが

何本も飛び出しており、

“これは……どういう構造なんだ？”という謎が深まるばかり。

 

しかし、ここでようやく理解できました。

なぜこの場所が小上がりになっていたのか。

おそらく、この水道管を隠すために

床を上げざるを得ず、

その結果として小上がりが作られていたのでしょう。

 

さらに難関だったのが、

元キッチンの部分。

ここは10cm近い分厚いモルタルで床が作られていて、

このままでは床の高さが揃いません。

段差が段差を呼び、“ちょっとした迷路”のように…。

 

そこで最終判断。

分厚いモルタル床を、すべてぶち壊すしかない。

 

解体業者さんも驚くほどの硬さでしたが、

職人たちがガンガンと削り、剝がし、

時間をかけてついに崩し切ってくれました。

 

そして今、ようやく空間全体の“本当の姿”が

見え始めています。

 

まだまだ道のりは長いですが、

とにかく、前へ前へと進むのみ。

 

この場所がいつか、

子どもたちが安心してアートを楽しめる場所へ

生まれ変わると信じて。

 

今日も工事に携わる皆さま、本当にありがとうございます🙏✨

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