FIP猫伝染性腹膜炎の治療のご支援ご協力のお願い

ルイくんの体調が急変しました。

4/2(木)明け方ら何度も吐き戻し、さらに8時と11時にも吐き戻しました。元気もありません。
夕方、お世話になっている病院を受診しました。その時は吐き気止めのセレニアを注射してもらい、吐き気止めの錠剤プリンペランを1週間分処方してもらいました。けれど帰宅後も元気がありません。帰宅してすぐにお水を飲みましたが、その後はハウスに入ったきりでごはんをあげても匂いを嗅ぐだけで食べません。お水をあげても飲みません。ずっと具合が悪そうにハウスの奥でじっとしています。

4/3(金)朝になっても状況は変わらず排泄もなかったため、再度受診することにしました。11時に予約がとれ、診察室でルイくんをキャリーからだすと排尿していましたのでいくらかほっとしました。先生にルイくんの様子を話し、血液検査とエコーをしてもらいました。
検査の結果はよくない状態で、血液検査では極度の貧血と肝臓の値は検査機で測りきれないほどの数値になっており、エコーでは肝臓が何かボコボコとして写っていて、さらにおなかの中で出血して血がたまっているようでした。
原因がわからないので、状態が落ち着いたところで生体検査をすることになりましたが、貧血がひどく、おなかを開いて生体検査をするのも危険な状態です。
貧血の状態をよくするためにチロルちゃんから輸血することになりました。
ルイくんを病院に預かってもらい、いったん帰宅してチロルちゃんを連れてきました。夜になってしまったので、その後を先生にお願いして私たちは帰宅しました。緊急の連絡はなく輸血は無事に行われました。

4/4(土)朝、先生から電話があり、輸血後いったんよくなった貧血の数値がまた下がってしまったとの連絡をうけました。
その後、病院に向かい、ルイくんと面会させてもらいました。痛々しく感じましたが、思ったより眼に力があり、ちゅーるやウェットフードをいくらか食べることもできるようになっていてほっとしました。

貧血の症状を改善するために輸血が必要なこともあり、先生に輸血のできる病院への紹介と予約をお願いして、チロルちゃんを連れて帰宅しました。

4/4(土)夜9時頃、先生から電話をいただきました。
ルイくんは「肝アミロイドーシス」という病気にかかってるとの連絡でした。すぐにその病気について調べてみましたが、今回の症状に合致するものでした。

今できることは、おなかの出血が止まり貧血が改善されることを目指して肝臓を強化するためのお薬と血液を固めるビタミン剤を飲むこと。そして、肝臓の強化をはかりつつ、弱くなってしまった肝臓がぶつかるなどして出血することがないように気をつけること。

ルイくんの症状の原因がわかったので、別の病院への転院は朝の貧血の値をみてから決める事にしました。

4/5(日)朝、ビタミン剤を投与したこともあり、貧血の値が上がりました。ごはんも食べるようになり、腹水が減ってきたことで体重も減ってきたようです。このままビタミン剤の効果が出ることに期待して、転院せず継続して今の病院で治療を続けていくことになりました。

おなかをぶつけるとまた同じ症状になってしまうため、おうちに帰ってきたときに高いところに登らないようにレイアウトを工夫したり、段差のないケージを用意するなど注意することがあります。
今回の病気に対して、一生懸命調べて治療方法を見つけてくださった主治医の先生にはとても感謝しています。

今、ルイくんは高酸素治療が受けられるボックスに入れてもらっています。検査結果が落ち着いてきて、おうちに戻って安心に生活できるよう準備をしていこうと思います。