支援総額
目標金額 600,000円
- 支援者
- 49人
- 募集終了日
- 2019年12月19日
里山と共に生きるJIKE STUDIO|奇跡の田園風景、柿畑を守れ
#地域文化
- 現在
- 12,080,000円
- 支援者
- 303人
- 残り
- 16日
【次世代に引き継がれる本拠地】保護動物に安心安全な棲家を購入したい
#子ども・教育
- 現在
- 37,255,000円
- 支援者
- 2,142人
- 残り
- 9日
貧困や虐待等で親を頼れない若者が将来を諦めず生きていける伴走支援を
#子ども・教育
- 現在
- 6,136,000円
- 支援者
- 302人
- 残り
- 18日
JWCサポーター大募集中!傷付いた野生動物を救いたい
#子ども・教育
- 総計
- 191人
夢育てメンバー & 夢育て農園メンバー 募集
#子ども・教育
- 総計
- 64人
孤独な夜を照らす光を―家にいたくない若者の居場所をみんなで作りたい
#子ども・教育
- 総計
- 88人
子ども達に体験学習の機会をプレゼントしよう!貧困による体験格差解消
#子ども・教育
- 総計
- 11人
プロジェクト本文
終了報告を読む
はじめまして。ページをご覧いただきありがとうございます。
ハハプロジェクト代表の林 理永と申します。
1歳10ヶ月になる娘を育てながら、フリーランスで、産前から続けている編集ライターの仕事をしています。
産後、子育てをしながら仕事をするにあたり、理想の環境が無かったので、自分で作ってみることにしました。
それが、2018年8月に立ち上げたハハプロジェクトです。
立ち上げ当初は、子どもを産んでみて見える世界が「なぜか分からないけど、モヤっとする」という、曖昧な状況でした。
「生命の誕生」という最も尊い経験をしたにも関わらず、襲ってくるのは社会から取り残されたような空虚感と、正体不明の焦燥感や罪悪感。
夫はサラリーマンで朝から晩まで仕事をしているし、両家の実家も遠いことから、誰にも頼れない日々。
仕事に復帰したくても、点数を稼がなければ保育園にも入れられない。
「子育て」に関する既存の社会システムに疑問を感じたのが、このプロジェクトの始まりです。
私の最初のInstagramの投稿がこちら。
すると、この投稿をした途端、多くの方々から、続々と自分の思いを綴ったコメントやメッセージが届いたのです。
同じ不安や疑問を抱えた母たちや、これから母になることに不安を覚える若い世代の女の子たち。その多くは、偶然この投稿を見つけてくれた、全く知らない方々でした。
この投稿から約1年。
現在、ハハプロジェクトは、インスタグラムの呼びかけに任意で集まった、約40名のメンバーたちと共に「子育て」と「仕事」がひとつの空間で成立する、新たな「ワークスペース」づくりに取り組んでいます。
今回のクラウドファンディングは、ハハプロジェクトの「実験」に、皆さんに参加してもらいたい!という思いで、スタートしました。
その内容をご紹介する前に、ハハプロジェクトの考え方を、もう少しだけお話しさせてください。
出産を終えたお母さんたちが「さぁ仕事に復帰しよう!」と考えたとき、そこにどんな選択肢があると思いますか?
答えは、「保育園(またはベビーシッター)に預けて週5で復帰する」という、ほぼ一択。私たちが暮らす東京では、入園の人数制限があり、親が週5勤務であることが前提条件です。
つまり、
週5で仕事復帰か、出来なければ専業主婦か。
これってかなり極端な状況だと思うのです。
子供が生まれると、女性達の価値観は大きく変わり、今後の人生をどのように過ごしていくのか、漠然と考え出します。
仕事の内容やワークライフバランス、家族との関係...。特にそれまで仕事に打ち込んできた女性にとっては劇的な心境の変化です。
その上での職場復帰に関する悩みは、職務内容や雇用形態の要素も大きく影響してきます。
内閣府の第1子出産前後の女性の継続就業率によると、2019年では約半数のお母さんたちが離職をしています。
その理由は明示されていませんが、自分の気持ちではなく、環境によって離職しなければいけない状況になってしまった方々もたくさんいるのだと推測されます。
一方で、妊娠出産育児を通して女性に訪れる劇的な変化は、生物学上、必要なことと言えるかもしれません。
産まれたての子供を抱えながら、ある種ナーバスな気持ちになってしまうことは、ホルモンの影響によるもの。そんな中、出産後すぐに始まる我が子との目まぐるしい毎日を、一人でやりきるのは容易ではありません。
ここで私達は、新しい事実を提示したいと思います。
立ち上げから約1年、様々な境遇の母たちへのリサーチを実施したところ、先述の社会データやメディアでは注視されないリアルな本音に行き着きました。
それは、復職に悩んでいるお母さん、離職したお母さん達は端的に「育児が大変だから社会に復帰したくない」ということではなく、「子供をちゃんと見たいし、社会としっかり結びついていたい」という、言わば人類生態系としても、また社会に向けても、とってもポジティブな想いを持っていました。
女性を取り巻く問題は、繊細で複雑です。
最初のインスタグラムの投稿にメッセージをくれた女性たちも、そんな複雑な状況に対して、それぞれ向き合い、悩み、奮闘していました。
子どもは可愛い。一緒にいたい。
でも、仕事もしたい。好きなこともしたい。
これは欲張りでわがままで身勝手でしょうか?
私達はそうは思えませんでした。むしろ、こんな想いを育児フェーズの女性が抱くことは自然で、なおかつ今後の社会においても必要不可欠なモチベーションだと捉えました。
お母さん達のこの想いを、どうにか叶える環境は出来ないか?
それなら仕組みを作ってみよう。
お母さんたちが集まって、みんなで子育てをしながら、やりたいことも同時に叶えていこう。
子育てに第3の選択肢を。
そんな思いで私たちはこれまで、活動を続けています。
では、そんな思いを叶える環境をどうつくるのか?
私たちは立ち上げ時にまず、みんなでみんなの子どもを育てる「共同保育」がその環境を実現するキーになるのでは、という前提の仮説を置いて、1年間、主に0〜3歳の子を持つ母たちが集まって、いくつかの方法を試してきました。(「共同保育」に辿り着いた理由や細かな実験過程は、ブログで追ってお話しさせてください!)
そうして実験を続けていくなかで、私たちは、下記のような一つの答えに辿り着きました。
それは、良い「環境」をつくるには、
①物理的な良い「空間」
②良い関係が築かれた「コミュニティ」
のどちらも必要不可欠だということ。
実際に、良い「環境」を目指して活動していたこの1年で、面白い現象が起こってきました。
①物理的な良い「空間」を整えようとみんなで試行錯誤していたら、自然と、②良い関係が築かれた「コミュニティ」が出来てきたのです。
しかも、当初想定していた同じ境遇の未就学児の子を持つ母たちのみならず、同じ問題意識を共有した、様々な人たちが続々と参加してくれるようになりました。
現在プロジェクトには、デザイナー、WEBディレクター、マーケッター、編集者など、様々な背景を持つ母たちが参加しています。
また保育士、教育者、助産師、社会福祉士、弁護士、理学療法士など、たくさんの専門家たちも集まっています。
ここで、今回のクラウドファンディングの話に戻らせてください。
私たちはここで、1つの問いを、皆さんと一緒にお話しさせていただきたいと思っています。
私たちは今、実験の第二段階に入っています。
現在の実験場は、「AnyProjects」というデザインチームのオフィス内。
第一段階とは違い、ここには年齢も性別も様々な働く大人がいます。
様々なプロジェクトが進行するオフィスに、ハハプロジェクトのメンバーも子どもたちと一緒に参加し、週3日、1日5時間ほどを過ごしています。
「子どもと大人が心地良く共存する“ワークスペース”をつくるには、どうしたら良いのか?」
少し言い換えると、
「子どもと大人の「良い関係」がうまれる「環境」ってなんだろう?」
この答えをここで、探っています。
長くなりましたが、ここで本題です。
前述の大きな問い
「子どもと大人が心地良く共存する“ワークスペース”をつくるには?」
に対するアプローチは、空間設計からルール、マインド設定まで、様々な角度が考えられると思います。
その第一歩として、今回は、空間作り、その中でも「プロダクト」に焦点を絞って、皆様に実験に参加してもらいたいと思っています。
「子どもと大人が心地よく共存するワークスペース」には、どんなプロダクトが必要だと思いますか?
私たちは、今回のプロジェクトで私たちが考える環境のアイデアとして
下記3つのプロダクトを考えてみました。
皆さんには、この3つのうち、良いと思うものに、投票をお願いしたいのです。
まずは、ご紹介させてください。
① Physical language
② Spatial language
③ Illustrative language
※すべてイメージ図です。
これら3つのプロダクト案に、わたしたちは「Language」という名前を付けました。Languageというと、日本語や英語などを思い浮かべると思いますが、自己表現するものはそれだけではないですよね。身体表現、絵、音楽など、表す方法は実は沢山あって、それもまた言語。既成概念にとらわれることなく、自己表現をしてほしい…というメッセージを込めて名付けました。
また、子ども用のプロダクトではありますが、大人目線のデザイン性を取り入れ、オフィスの素敵なインテリアとしても調和するように…私たちが目指す「子どもと大人の共存空間」をイメージしてデザインしています。
子どもと大人の「良い関係」がうまれる「環境」
一人ひとりが自分らしく自己表現でき、それぞれが尊重されながらも、ストレスなくごく自然に共存できている。そんな環境をつくる手助けになるプロダクト。
皆さんは、「子どもと大人が心地よく共存するワークスペース」を実現するために、3つのうち、どのプロダクトが一番、必要だと思いますか?
皆さんには、もう1つ、お願いがあります。
各プロダクトに投票していただく際に、お選びいただいたプロダクトに対する意見をコメントしていただきたいのです。
最終的に、一番票が多かったプロダクト(※)のサンプルを制作することが、このクラウドファンディングのゴールですが、皆さんの意見を受けて、期間終了までに、改良して行きたいと思っています。
「子どもと大人が心地良く共存する“ワークスペース”をつくるには、どうしたら良いのか?」
そんなことを、皆さんにも一緒に考えてみて欲しいのです。
※一番票が多かったプロダクト
・支援「数」が最多なものを制作する予定です。
・「数」が同数の場合は、「金額」が多い方を選ばせていただだきます。
・制作を進めていく過程の都合上、必ずしも投票数最多のものがプロダクト化しない場合もありますこと、予めご理解いただけますようお願い申し上げます。
ここまでお話ししてきた、子どもと大人が心地良く共存する“ワークスペース”ですが、
ここで少しだけ、将来の話をさせてください。
私たちは、この環境を実験開発したその先に、もっとたくさんの母たちが、たくさんの選択肢を選べるような世界が待っていると信じています。
私たちが追求している、大人と子どもが、仕事と育児が、心地よく共存する未来には、今子育てを経験している私たちが感じている不安や辛さ、寂しさが、少しでも軽減されていたらいいな、と思っています。
ハハプロジェクトのオフィスから、日本全国へ。
もしかしたら、世界中のお母さんたちへ。
「今までとちょっと違う、こんな未来があるよ」と、そっと提案できたら、と思っています。
私たちは、壮大な実験の最中ですが、この楽しい実験に、ぜひ皆さんも、参加してみてください。
【Product Designed By Ken Tsuchida】
Rhode Island School of Design (RISD) で工業デザインやコンピューター&テクノロジを専攻。Brown Universityにて心理学を勉強中。デザインとアート、教育の繋がりに興味を持っている。RISD Member of the Board of Trustees’ Academic & Student Affairs Committeeのメンバーとして校内活動にも精力的に取り組む。哲学的な作品を作ることが好きで、作品を通して違う角度から世界を見つめる機会をオーディエンスと共に探索することを重要視して制作に挑んでいる。今夏、スプツニ子!とAnyProjectsのもと、インターンとしてアートディレクションの仕事を行っている。
ここまででお話した3つのLanguageのうち、1つを実際に開発し、オフィスにて実験してみたい。その開発費に60万円を活用させてください。どのプロダクトを開発するかは投票制!賛同いただける方には、3案のうちどの案が良いか選択して購入をしていただき、もっとも購入が多かった案を実際に開発していきたいと思います。
投票、開発の過程はブログにて配信予定です!
■リターンについて
①3,000円
キッズアートポストカード&ステッカー
子どもたちが描いたアートがデザインされた、ポストカードやステッカーのアソートセット。こちらも、制作の過程はブログにて発信予定!
②150,000円(交通費別)
88PROJECT代表林とメンバーによるトークセッション
「これからの社会デザイン」
「子育て」にまつわるすべてのことがポジティブに循環する社会への一歩のために。ぜひ、このプロジェクトを多くの方々に届け、ご支援をお願いいたします!
■林理永
88PROJECT代表
フリーランス 編集ライター
大学3年時、2011年より雑誌『VOGUE girl』のアシスタントとしてファッション誌に携わり、2014年、独立してフリーランスに。女性誌や女性向けブランドを中心に、紙、WEB問わず「編集」「ライティング」に携わる。イベントプロデュースも経験。2017年、女児を出産。2018年、「88PROJECT」を立ち上げ、現在は、子連れで仕事をすることに挑戦している。
■小倉 有可里
幼稚園教諭 モンテッソーリ国際教師
自身も幼少期にモンテッソーリ教育で育つ。学生の頃よりモンテッソーリ教育の勉強をはじめ、現在もさまざまな教育法について学んでいる。
■栗田多加
社会福祉士
大阪の児童養護施設、児童心理治療施設で児童指導員として勤務。
横浜では放課後等デイサービスで勤務。
「じぶんらしさとは」「じぶんを生きる」をテーマに、女性に向けたセッションを行っている。
■遠藤 彩香
理学療法士
理学療法士国家試験取得後、整形外科病院に6年間勤務したのち、イタリアにて理学療法の治療手技の国際コースを修了。
現在は、児童発達支援施設にて発達の気になるお子さんに対しサポートを行う児童指導員として勤務。
■坂栄鷹子
弁護士
大学で教育・生涯学習について学び、農林水産省勤務の後、自分の関わった一人一人に寄り添いたいとの思いから弁護士に。
結婚を機に夫の住む山形へ移住し、東京と山形の二拠点で仕事を続けている。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
プロフィール
1988年生まれ。北海道出身。実家は寺院で、アイヌ民族の血を1/8受け継いでいる。 大学3年時、2011年より雑誌『VOGUE girl』のアシスタントとしてファッション誌に携わり、2014年、独立してフリーランスに。女性誌や女性向けブランドを中心に、紙、WEB問わず「編集」「ライティング」に携わる。 2017年、女児を出産。2018年、「88PROJECT」を立ち上げ、現在は、子連れで仕事をすることに挑戦している。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
リターン
3,000円
キッズアート ポストカード&ステッカー
・子どもたちが描いたアートがデザインされた、ポストカードやステッカーのアソートセット。こちらも、制作の過程はブログにて発信予定!
・お礼のメール
・活動報告書
- 申込数
- 41
- 在庫数
- 57
- 発送完了予定月
- 2019年12月
20,000円
PIPIN(G)× HAHA PROJECT キッズエプロン
・HAHA PROJECTがPIPIN(G)と共同開発した、子どもたちの「やってみたい!」を応援するエプロンです。
ご家庭でできる、年齢別お手伝いアドバイスが記載された小冊子付き!ベース部分はコットン100%。海外で買い付けられたカラフルな生地をパイピングに使用し、丁寧な手仕事で作られています。バッククロス型でお子様が1人でも着脱しやすい仕様です。
対象年齢:1歳~5歳前後
サイズ:総丈53㎝/身丈47㎝/腰回り53㎝
・お礼のメール
・活動報告書
・子どもたちが描いたアートがデザインされたポストカードやステッカーのアソートセット付き。
- 申込数
- 5
- 在庫数
- 15
- 発送完了予定月
- 2020年2月
3,000円
キッズアート ポストカード&ステッカー
・子どもたちが描いたアートがデザインされた、ポストカードやステッカーのアソートセット。こちらも、制作の過程はブログにて発信予定!
・お礼のメール
・活動報告書
- 申込数
- 41
- 在庫数
- 57
- 発送完了予定月
- 2019年12月
20,000円
PIPIN(G)× HAHA PROJECT キッズエプロン
・HAHA PROJECTがPIPIN(G)と共同開発した、子どもたちの「やってみたい!」を応援するエプロンです。
ご家庭でできる、年齢別お手伝いアドバイスが記載された小冊子付き!ベース部分はコットン100%。海外で買い付けられたカラフルな生地をパイピングに使用し、丁寧な手仕事で作られています。バッククロス型でお子様が1人でも着脱しやすい仕様です。
対象年齢:1歳~5歳前後
サイズ:総丈53㎝/身丈47㎝/腰回り53㎝
・お礼のメール
・活動報告書
・子どもたちが描いたアートがデザインされたポストカードやステッカーのアソートセット付き。
- 申込数
- 5
- 在庫数
- 15
- 発送完了予定月
- 2020年2月
プロフィール
1988年生まれ。北海道出身。実家は寺院で、アイヌ民族の血を1/8受け継いでいる。 大学3年時、2011年より雑誌『VOGUE girl』のアシスタントとしてファッション誌に携わり、2014年、独立してフリーランスに。女性誌や女性向けブランドを中心に、紙、WEB問わず「編集」「ライティング」に携わる。 2017年、女児を出産。2018年、「88PROJECT」を立ち上げ、現在は、子連れで仕事をすることに挑戦している。