JAXA「宇宙をもっと身近に。」宇宙体験・交流コンテンツの充実化へ
JAXA「宇宙をもっと身近に。」宇宙体験・交流コンテンツの充実化へ

寄付総額

7,285,000

目標金額 5,000,000円

寄付者
429人
募集終了日
2022年9月26日

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2022年08月26日 14:00

体験型コンテンツとは(「はやぶさ2」大冒険の追体験☆)

 

宇宙科学・探査に関わる者が感じているワクワクを共有するのに、体験型コンテンツを作り込んでいきたいと考えています。

 

これまでは、関係者が自分たちにはわかるように作ったけど初見のひとにとっては「わけのわからないグラフ」としか見えないものを、そのまま提示するようなこともしてきたように反省しています。これでは、ワクワクの共有が進みませんよね。

 

体験型コンテンツとは、関係者が「頭の中に描いている絵」をデジタル技術で表現することで、興味を持ってくださる多くの方とワクワクを共有する仕組みであると言えます。

 

ここでの検討では、特にヴァーチャル・リアリティ(VR)プロジェクション・マッピング(PM)に注目しています。

 

VRでは、天体表面着陸や表面ロ―ヴァー走行の場面を、実データを活用することで、実ミッションを精密に没入感を持って体験し、さらには、新しいミッションを仮想実行することを可能にします。

 

PMでは、実際の部屋全体に小惑星リュウグウの世界を映し出し、お子様やご家族複数人で体感していただきます。天井には星々が光り、地面にはリュウグウの表面が広がる中を自由に歩き回っていただきます。

 

これまでJAXA宇宙科学研究所にて運用されてきたミッションからは大量のデータが得られています。これらを活用すれば、例えば「はやぶさ2 」の小惑星リュウグウでの着陸運用を、VRやPMで再現することができるでしょう。

 

「はやぶさ2」運用の参考イメージ(画像):「はやぶさ2」ミッションCG(小惑星リュウグウ到着から出発まで)

 

「はやぶさ2」運用の参考イメージ(動画):「はやぶさ2」ミッションCG(小惑星リュウグウ到着から出発まで)

 

また、体験型コンテンツ等を通じて触れて、感じていただいたデータの活用手法としては、オープンサイエンスとして、アートへの展開も含めて色々とあり得ると考えており、ここはフレンズの皆様のアイデアに期待しちゃっています!

 

【検討例①:ヴァーチャル・リアリティ(VR)】 

 

VRを使った体験型コンテンツでは、圧倒的な没入感と共に、宇宙空間に浮かんだリュウグウと、そこに徐々に近づいて来る「はやぶさ2」を、今実際に起こっている出来事のように体験することができるでしょう。

 

光学航法カメラONC-W1によって撮影されたリュウグウ。
画像クレジット:JAXA, 東京大, 高知大, 立教大, 名古屋大, 千葉工大, 明治大, 会津大, 産総研

 

光学航法カメラONC-Tによって距離約20kmから撮影されたリュウグウ。
画像クレジット:JAXA, 東京大, 高知大, 立教大, 名古屋大, 千葉工大, 明治大, 会津大, 産総研

 

小惑星探査機「はやぶさ2」の実際の大きさ、それよりもはるかに大きい天体、リュウグウ。タッチダウンのとき、科学者たちを悩ませた、地表を覆いつくす無数の岩や、南極の不思議な巨石、オトヒメ岩塊。

 

図1 光学航法カメラONC-Tによって撮影されたリュウグウ表面の様子。高度約42mからの撮影となる。
(画像クレジット:JAXA, 東京大, 高知大, 立教大, 名古屋大, 千葉工大, 明治大, 会津大, 産総研)

 

図2 高度約49mにおいて光学航法カメラONC-W1で撮影されたリュウグウ表面。黄色い四角が図1の撮影領域を示す。
(画像クレジット:JAXA, 東京大, 高知大, 立教大, 名古屋大, 千葉工大, 明治大, 会津大, 産総研)

 

実際に行って、見てみたくはありませんか?「はやぶさ2」がここでどんな大冒険をしたのか、科学者たちはこの探査機を通じて何を見たのか、実際のデータを最大限に使い、「はやぶさ2」ミッション全容を追体験できるようなコンテンツになるよう、案を練っています。

 

また、VRゴーグルといったヘッドマウントディスプレイにより体験者個人の没入感を高める方法や、体験者個人のみならず周囲も見ることができる3Dディスプレイを活用した方法等、実装手法も様々検討しています。

 

【検討例②:プロジェクション・マッピング(PM)】

 

PMを活用したアイデアとして、「来場者の皆さんがドアをくぐったら、そこに小惑星リュウグウが広がっている空間」を作りたいと考えています。

 

この空間で来場者の方にはまるでリュウグウに旅に来たような感覚を味わって欲しいと考えています。

 

部屋に一歩入るとそこはリュウグウの世界。

 

タッチダウン直前に光学航法カメラONC-W1とONC-W2で撮影した画像を合成したもの。
(画像のクレジット:JAXA、千葉工大、東京大、高知大、立教大、名古屋大、明治大、会津大、産総研)

 

天井を見上げるとリュウグウから見える星たちが広がり、「はやぶさ2」も宇宙に浮かんでいます。地面には「はやぶさ2」から得られたデータを用いて、リアルなリュウグウの地面の様子が広がっており、自由に歩いていただけます。

 

これらはPMを用いて空間に投影された映像です。来場者の動きに合わせて表示の内容が変化し、この空間でゲームのように遊べるようなさまざまなアイデアも出ています。

 

他にも、PMを用いて既存の展示物をさらに深く理解できるようにする事も考えています。このように、遠い小惑星を新しい形により五感で体験できるコンテンツを作りたいと考えています。

 

 

 

ここまでが我々が今考えている体験型コンテンツのイメージですがいかがでしょうか。

 

今回の活動をきっかけとしてJAXA内でも部署間の壁を跨いだ議論が活発化して、新しい形でよいものを作っていこうという空気でいっぱいになっています。

 

と同時に、この検討をJAXA内に留めるのはもったいない!このようなある種一つの「プロジェクト」を、検討する、作り上げるワクワクをフレンズの皆様と共有したい!という思いもよりいっそう強くなってきています。これこそが新しい「交流」のチャンス!と改めて実感しています。

 

クラウドファンディングもまさに双方向、参加型の「交流」の場と考えており、こういう体験型コンテンツを期待したいといったご意見もいただきながら具体化を図っていきます。ぜひ応援コメントでもご意見をいただければ幸いです。

 

今後、フレンズの皆様からのご意見もアンケート等を通じてお伺いしたいと考えていますので、その際にもよろしくお願いします!

 

さらに、今回だけで終わるのではなく、こういった取組みを継続的に進めていきたいと考えておりますので、そこでもフレンズの皆様からのインプットをぜひいただけると幸いです。

 

ワクワクする体験型コンテンツを一緒に作っていきましょう!

 

応援のほど何卒よろしくお願いいたします!

 

 

 

ギフト

3,000+システム利用料


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お気持ちコース

■感謝状(紙)
■寄附金受領書
■公式HPにお名前掲載(希望者)

*ご寄附にあたっては、必ずページ下部の「ご留意事項」をご確認ください。

申込数
90
在庫数
289
発送完了予定月
2022年12月

10,000+システム利用料


限定ピンバッチ・ステッカー(クラウドファンディング実施記念)

限定ピンバッチ・ステッカー(クラウドファンディング実施記念)

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■限定ステッカー
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■寄附金受領書
■公式HPにお名前掲載(希望者)

*ご寄附にあたっては、必ずページ下部の「ご留意事項」をご確認ください。
*ギフト(グッズ等の送付)をご希望でない方は、ご寄附時のアンケートでお答えください。感謝状と寄附金受領書のみ送付させていただきます。
*本限定ピンバッチを付けて宇宙科学探査交流棟へ入館いただきますとスペシャル特典(限定スタンプを押せる(予定))がございます。

申込数
118
在庫数
228
発送完了予定月
2022年12月

3,000+システム利用料


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*本限定ピンバッチを付けて宇宙科学探査交流棟へ入館いただきますとスペシャル特典(限定スタンプを押せる(予定))がございます。

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1 ~ 1/ 12


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