インドネシアの子ども達に貧困を乗り越えるまちづくり体験を届けたい!

インドネシアの子ども達に貧困を乗り越えるまちづくり体験を届けたい!

支援総額

916,000

目標金額 800,000円

支援者
75人
募集終了日
2014年6月5日

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2014年05月27日 02:11

KKCCを行う理由その2



KKCCをはじめるにいたったストーリーその2です。

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話を戻して、インドネシアにたどりついた私は、
空港でさっそくタクシーにぼられかけます。

そこで、さっそうとかけつけてくれた
Romyはインドネシア語でタクシー運転手に
文句をいったのか 交渉をしたのか
分かりませんが、自分の車で私をホテルまで送ってくれました。

明日からバンドンのオルタナティブスクールなどを
見せるから、朝早めに起きたら高速道路が混まないから
4時間ぐらいでつくはず。

そのような声かけをしてくれて、
そこから私は約1年間インドネシアの
教育事情やマーケットを調べていくことになります。

細かい情報は、また個別にビジネスの中で
聞いてもらえたらと思うのですが(笑)

ざっくり説明すると、
人口2億4千万人に対して、
若者人口0-15歳が6000万人いる。

そして、日本の人口平均年齢が44歳に対して
インドネシアが約30歳。

国の若者度を比較して14年も違う。
公立の学校での学びは
まだまだレベルが低い。
(先生がきちんと来ない、授業が一方的など

しかし、独自の発展を遂げている
イスラミックスクールや私立の学校では、
色々な取り組みが生まれています。

施設全部が竹で作られていることで
有名なグリーンスクールもインドネシアのバリにあります。http://greenz.jp/2009/07/04/bali_greenschool_report1/

とても面白かった事例が、
バンドンにあるイスラミックスクール
SD HIKMAH TELADAN です。

https://www.youtube.com/watch?v=VDvm8rV79h4

ここでは、佐賀のがばいばあちゃんの
インドネシア語訳を小学校4年生の授業の
教科書に使っています。

イスラム教の学校で、なぜ佐賀のがばいばあちゃん?!
私もとても不思議に思い、聞いてみました。
そうすると出てきた答えに納得。
日本や韓国などは儒教の国。
そこでは、目上の人をきちんと尊敬したり、
その歴史を大事にする文化がある。

しかし、イスラム教はそこが少し弱い。
だから、小学校4年生に自分史を書いてもらうと同時に、
自分の親の親にまで目を向けて、
自分をきちんと知ってもらうことを大事にしたいと
伝えてくれました。

また、ある授業では豚がヒーローになる童話を
みんなで読んだそうです。

これ、豚を食べることが禁止されている
イスラム教を教えている学校では、
とても画期的というか、前衛的な教育です。
なぜかというと、イスラム教としての
ルールは大切だけども、
当たり前を疑うことの重要性も
小学校時期に大事だから、
もっとそういうことを進んで
おこなったほうが良いという考え方です。

その人の机には、マルチプルインテリジェンスや
ホリスティック教育などの文献がたくさん。

ある意味で、日本より進んでいる教育が
インドネシアにはたくさんあるのです。

そうして、Romyの友達である
この小学校の教育コンサルタントの息子さん
(インドネシア人です)は、
塾にも通わず現役で大阪大学に入ったそうです。

こうして、インドネシアを教育という切り口で
見ていくと新しい側面が見えてくるのです。
しかし、調査ばかりで、なかなか事業が進まない自分が
いることも実際気付いていました。

魅力的な国であることは間違いない。

しかし、色々な旅行代理店や企業に
研修などの提案をしても、
イスラム教は危ないようだし、
時々、テロも起きているし(本当)
そのうち考えてみるよ という反応がほとんど。

一方で2012年にAIESEC日本の大学生と話をしたところ、
インドネシアに行く学生は全体の中でも
一番か二番に多いぐらいの水準のようです。

理由としては、受け入れ大学が多いこと。
比較的物価が安めであること。
日本に対して親日であることなどを挙げていました。

つまり、インドネシアの魅力を感じてもらい、
この国と日本の未来を創りだす人材を育成するためには、
私が学んだようなこのラーニングプロセスを一緒に
歩んでもらうことが重要であると考えたわけです。

ちょうど、その時期に、留職やグローバル人材育成が
盛んになり、越境学習などの言葉が生まれていきました。

結果として生まれたのが、株式会社doorz主催との
協働によるGlobal Learning Journey in Indonesiaでした。
実は、このプログラムはとても難産でした。

先ほどのラーニングプロセスを入れていくことが
重要であるとしても、松浦がすでに体験していることは
リアルではない。つまり、主催者側も同じように
課題に真剣に取り組みつつ、同時に参加者側を
ファシリテートしていくことが重要であるということ。

そのためには、参加者側より、主催者の現地コーディネーターである
私自身の覚悟が求められるわけです。

これまでは、インドネシアの教育事情を第3者的に調べていく立場でした。
ここからどうやって、自分ごとに変えていくのか。

それが自分と向き合うプロセスの中で生まれていきました。
インドネシアという国に惹かれて、
来た自分は、なぜここにいるのか。

この国とどのような関係性を創り、
どのような未来を望んでいるのか。

それらの考えと向き合う日々がはじまりました。

またその前後で私はインドネシアに向き合うため、
1年間ジャカルタの家を借りることになります。

1年間で、約100万円かかりました。
(今思うと、もっと少ない金額で借りれる場所がたくさんあったのですが、
当時はそれしか紹介されず、良い勉強代になりました。。)

しかし、自分で覚悟を決めて、自分の金銭と時間を投じていくと
自分自身の在り方も決まる。そのように思い込んでいました。

ただ、考えと現実は思ったとおりに進まないものです笑
45階建てのマンションの30階部分に住み、
日々変わるジャカルタの景色をベランダから覗いても
なにも変わりません。色々調べている。

色々動いている。企業にも提案しているし、
日本の大学の就職課の海外志向動向も調べている。
各企業の類似プログラムのメリット・デメリットも調べている。

結局のところ、自分が生み出している価値観で
インドネシアを見ても、本気になるわけではなかったのです。

そこで、
日本でのcobonの事業立ち上げ時を考えてみました。

(つづく)

リターン

3,000


alt

3000円:活動報告メールを送付します。
支援者様用情報ツールへの登録(facebook)と定期的な進捗情報の更新を届けます。

支援者
40人
在庫数
制限なし

10,000


alt

10000円:3000円券にプラスして、
*現地より、子どもたちのサンクスレターを送付。
*現地のオリジナルスターバックスマグカップを送付。

支援者
27人
在庫数
制限なし

30,000


alt

30000円:10000円券にプラスして、
子どもたちの『未来への手紙(宣言)集』(冊子にまとめたもの)をお送りします。また、上記『未来への手紙(宣言冊子)』に、お名前とあなたの『未来への手紙(宣言)』を載せます。(希望者の方のみ)
※『未来への手紙』後述

支援者
7人
在庫数
制限なし

50,000


alt

50000円:上記3点にプラスして、
関係者限定の本事業の報告会(東京で開催)にご招待いたします。

支援者
0人
在庫数
制限なし

200,000


alt

200000円:上記4点にプラスして、
約1週間、NPO法人cobon松浦およびインターン生、現地大学生、パートナーと共に、社会課題を解決する協働はどのように行っているのか。kapuk 地域でKKCCイベントを作る状況に参画していただけます。(ただし、この引換券にはスカイプ上での面接があります。) 宿泊費はこちらで負担します。(食費、諸経費は別)

支援者
0人
在庫数
制限なし

300,000


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300000円:50000円券にプラスして、kapuk での2日間の開催日+KKCCに関わるインドネシアの関係者をご紹介します。(こちらは面接がありません。)
2泊3日の宿泊費、航空券はcobonで負担致します。(食費、諸経費は別)
※航空券はLCCを予定しております。

支援者
1人
在庫数
制限なし

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