安らぎと教育の場として。3x6mの授乳室をラオスの病院に作りたい！

赤尾和美（認定NPO法人フレンズJAPAN代表）

寄付総額

3,114,000円

目標金額 2,500,000円

寄付者: 164人

募集終了日: 2021年9月21日

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2021年09月14日 18:00

赤ちゃんに優しい病院づくり

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残り7日、1週間となりました。今日からトップ画像にカウントダウンが表示されるようになったこと、皆さん気づいていましたか？こうしてカウントダウンが始まると、終わりが近づいてきたんだな、と実感しますね。

さて、今日は、横田俊一郎先生との話の中に出てきた「赤ちゃんに優しい病院」についてお届けできたらと思います。

ユニセフ・WHOは母乳育児を推奨する一環として、1989年3月に世界中の産科施設に対して「母乳育児を成功させるための10か条」という共同宣言を出し、また適切な新生児ケア推進のために、1991年7月からこの10か条を実践する産科施設を「赤ちゃんに優しい病院」（BFH：Baby Friendly Hospital）として認定し、適切な新生児ケアを推進してきました。現在、134カ国15000の病院が「赤ちゃんにやさしい病院」に認定されているそうです。https://www.unicef.or.jp/about_unicef/about_hospital.html

10か条は、単に母乳に関する指導をするのではなく、病院が丸ごと一つのチームとなって新生児ケアの充実のために取り組むプロジェクトを推進しています。もちろん母乳だけではなく、人工乳での授乳も含め、すべてのお母さんと子どもが優しく豊かな有意義な時間を過ごせるような病院づくりを目指している内容だと思いました。

日本など施設での出産が主な国では、産科医院、もしくは産科を持つ病院で取り組むことが多いかと思いますが、まだ自宅出産も多くみられるラオスでは、ラオ・フレンズ小児病院（LFHC）のような小児科での取り組みも視野にはいると思います。またそのことに大きな意義があると思います。

LFHCにある新生児病棟は、常時20名前後の新生児が入院しています。また一般病棟には30名以上の新生児以降の子どもたちが入院しています。その中には授乳をしている患者さんももちろん含まれていますが、妊婦検診を経験せず出産に至るお母さんが多い状況において、出産後に子どもが病気になり初めて病院にかかっているということもあります。

初めての出産、初めての子育て、初めての病院、初めての村以外の環境と初めて尽くしで戸惑いもあるでしょう。ただでさえ病院は緊張しますし、怖いところかもしれないです。

LFHCでは授乳に限らず、子どもに優しい病院（Child Friendly Hospital）を目指しています。例えば、チャイルド・ライフ・セラピストを雇用し、治療に伴う不安や痛みを軽減するサポートをしたり、院内の壁に動物の絵を描き親しみのある環境作りや、待合所脇には遊戯を置いたプレイルームを建築したり、待合所ではアニメ動画を流したり。そして、何よりも患者さんの治療とケアに当たるスタッフが"自分の子どもを診る(看る)”ように接することができるような教育を提供しています。

今回のこの授乳室を「ちょっとあそこへ行ってゆっくりしようかな」とみんなが思えるような、そんな場所にしたいと思っています。

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・ラオスからの感謝のフォトレター
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・支援者限定イベントへのご招待（2021年10月開催予定。ご案内をクラウドファンディング終了後に別途お送りします。）

※いただいたご寄付は授乳室建設費用等に大切に活用させていただきます。
※リターン送付先にご記入いただいたお名前が領収証の宛て名となります。

寄付者: 65人
在庫数: 制限なし
発送完了予定月: 2021年12月

10,000円