【今日限り!!】戻ってきたマルミミゾウを密猟者の手から護りたい!!
【ジャングルこぼれ話】本当は怖い野生動物!?
日本ではとても穏やかな動物として知られるゴリラやゾウ。しかし、身近に暮らしている人びとは、ちょっと違った感覚を持っています。森での生活は、油断の出来ない真剣勝負です!
ページをご覧いただきありがとうございます。UAPACAA国際保全パートナーズの若手アシスタント、山口です。これまで、プロジェクトの陰の主役である地域住民を取り上げた記事を書いてきましたが、今回は彼らがゴリラやマルミミゾウに対して抱く感情について紹介しようと思います。
12月7日と8日の新着情報で紹介したように、アフリカの熱帯林地域に暮らす人びとは、日々の生活の糧のほとんどを森から得ています。動物性タンパク質は森の動物や川で獲れる魚から、主食となる調理用のバナナやキャッサバも森の一角を切り開いて作る畑から得られます。その他には、家を建てるための建材なども同様です。柱には森に生える特定の樹種を使いますし、屋根を葺くのはやはり森に自生するヤシの一種です。衣食住のうちの食と住は、大きく森に頼っているのです。
さて、そんな彼らの生活は、文字通り森の動物と隣り合わせに営まれています。家の建ち並ぶ集落の中に森の野生動物が出てくることはまずありませんが、村の周辺に広がる畑や、そのすぐそばの森を歩くと、動物の痕跡がチラホラと見つかります。例えば、フンや足跡、それから畑の場合は作物についた食痕などです。ちなみに、現地の人びとは、そういった動物の痕跡を頼りにどういう動物が通ったのかを推測し、罠を仕掛けます。
私も、畑の裏手の森を現地の人と歩いていると、ゴリラの痕跡とおぼしき、砕かれた蟻塚をよく目にしました。一度などは、同行していた現地の人が急に立ち止まって鼻を鳴らし始め、「ゴリラの匂いがする。危ないから引き返そう」ということもありました。日本では、動物園で飼育されている個体を気軽に観察できたり、テレビ番組や書籍などでゴリラの生態に関する最新の知見が紹介されてきました。そのため、ゴリラたちは見た目に反して穏やかな気性の動物であることが知られています。しかし、カメルーンの森の住民たちは、ゴリラのことをとても危険な動物であると恐れています。彼らにゴリラの姿や行動を説明してもらうと、非常に鋭く長い爪と巨大な牙を持った動物であり、森で出くわした人間に襲いかかってくるといいます。ホントに?と思いますが、まれにゴリラに襲われて大けがをする人物がいるんです。私が実際に病院で見た人物の場合は、森で狩猟中にオスのゴリラに遭遇し、もみ合いになった末に腕と足を噛まれたと言っていました。
マルミミゾウに至っては、もはや怪獣扱いです。森でうっかり出会ってしまったが最後、恐ろしい鳴き声と共に、逃げても逃げても木々をなぎ倒しながら真っ直ぐに追いかけてきて、その巨体で踏み潰されたり、長い牙でなぎ払われたり、果てはウネウネと自在に動く長い鼻に絡みとられ、天高く放り投げられてしまう…これらは、全て現地の人びとが語るマルミミゾウの描写ですが、われわれが日本の動物園やテレビで見るゾウの様子からは想像もつかないかもしれません。マルミミゾウの場合は、畑に出てきて農作物を食べてしまうこともあります。彼らは、その巨体に見合うように大食漢で、一日に100kg以上の餌を食べます。そんな彼らにかかれば、人間の作った畑などあっという間に丸裸になってしまいます。ゾウによる食害にあった人にインタビューしたことがありますが、何をやっても逃げないので、ただただ呆然と眺めているより他なかったとのことでした。
このように、カメルーンの森の住民たちにとってゴリラやマルミミゾウは、恐ろしい生き物です。むやみやたらと近づいたり、ましてや触れあう対象ではありません。それと同時に、ゴリラやマルミミゾウは様々な説話や伝承を生み出す想像力の源泉でもあります。現地の人びとにとっても、関心を惹きつけられる、魅力的な動物なのです。畏れ敬いながら、適切な距離を保って生きていく。それが、森に暮らす人びとの知恵であるといえます。それは、野生動物との接触が命の危機にも繋がるという、森の生活に根ざしているのです。
(つづく)
ギフト
10,000円+システム利用料
【野生動物を守る仲間!】密着フォローコース
・ガードポストに詰めるチームは、見回りやゴリラ観察路調査をしながら、30日間ジャングルにこもります。10,000円あれば、彼ら4人の1日分の食費と日当をまかなうことができます。
・予算に10,000円の余裕があれば、密猟の痕跡を見つけるなど緊急事態が発生した場合に、臨時部隊を派遣することが可能になります。
<ギフト>活動報告
◆ メルマガ配信(1年間:不定期ではありますが、野生動物の保護活動の様子を今後も追っていただけるよう、UAPACAA会員様に配信しているメルマガをお送りします)
◆ 寄附領収書(2023年1月末までにお送りする予定です)
※ こちらから寄附領収書以外のギフトなしの「全力応援コース」もお選びいただけます!
- 寄付者
- 80人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年12月
3,000円+システム利用料
【お気持ちコース】ポン・カッセまでのランクル2往復分の燃料がまかなえます!
・1カ月交代でポン・カッセのガードポストに詰めるレンジャーチーム。彼らの足として欠かせない、ランドクルーザーの往復分のディーゼルをまかなうことができます。
・3,000円あれば、1カ月分のエンジンオイルや倒木切断用のチェーンソーの燃料費など、他にも支援できることはさまざまです!
<ギフト>
◆ 寄附金領収書(2023年1月末までにお送りする予定です)
- 寄付者
- 43人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年1月
5,000円+システム利用料
【お気持ちコース】ガードポスト用救急箱1カ月分が補充できます!
・ガードポストに詰めるのは、レンジャーと地元コミュニティメンバー総勢4人のチーム。5,000円あれば、出発前に彼らの救急箱の中身を補充することができます。
・他にもキャンプで必要な、細かな消耗品1カ月分など、さまざまなことに役立てられます。
<ギフト>
◆ 寄附金領収書(2023年1月末までにお送りする予定です)
- 寄付者
- 32人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年1月
15,000円+システム利用料
【野生動物を守る仲間!】ランドクルーザー派遣経費支援コース
・レンジャー送迎の際、悪路での安全確保のため、運転手以外に助手とチェーンソー担当者が同乗します。彼ら3人の日当と燃料等、ポン・カッセのガードポストまでの往復に必要な経費全体をまかなうことができます。
<ギフト>「お宝写真」
◆ 今回の出張で入手した「お宝写真」から、お好きなものをPC壁紙として配布します
◆ 10,000円コースのギフト
・(UAPACAA会員向け)活動報告メルマガ配信(1年間)
◆ 寄附領収書(2023年1月末までにお送りする予定です)
※ こちらから寄附領収書以外のギフトなしの「全力応援コース」もお選びいただけます!
- 寄付者
- 7人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年12月
30,000円+システム利用料
【野生動物を守る仲間!】密猟を許さない!緊急対応支援コース
・30,000円あれば、通常のチーム交代のためのランドクルーザー派遣に加え、緊急事態に駆けつける応援部隊の足の確保にもつながります。
<ギフト>「お宝映像」
◆ 今回の出張で受け取ったドローンやカメラトラップの「お宝映像」をUAPACAA YouTubeから配信します
◆ 15,000円コースのギフト
・(UAPACAA会員向け)活動報告メルマガ配信(1年間)
・ロベケ野生動物「お宝写真」PC壁紙配布
◆ 寄附領収書(2023年1月末までにお送りする予定です)
※ こちらから寄附領収書以外のギフトなしの「全力応援コース」もお選びいただけます!
- 寄付者
- 11人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年12月
50,000円+システム利用料
【野生動物を守る仲間!】縁の下の力持ちコース
・現場で50,000円あれば、3,0000円や10,000円などでできる支援を、状況に応じて臨機応変に組み合わせることが可能になります。
・さらに、密猟対策最前線を支えるランクル運転手や自動車整備士、ロジ担当や経理担当など、基幹チームの給料1カ月分を支えることもできます。
<ギフト>個人様向けHPお名前掲出
◆ 感謝を込めてお好きなお名前を掲載します(1年間;感謝状にリスト形式でアップ;希望者のみ)
◆ 30,000円コースのギフト
・(UAPACAA会員向け)活動報告メルマガ配信(1年間)
・ロベケ野生動物「お宝写真」PC壁紙配布
・ロベケ野生動物「お宝映像」(ドローン・カメラトラップ)YouTube配信
◆ 寄附領収書(2023年1月末までにお送りする予定です)
※ こちらから寄附領収書以外のギフトなしの「全力応援コース」もお選びいただけます!
- 寄付者
- 14人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年12月
80,000円+システム利用料
【野生動物を守る仲間!】地域コミュニティとの協働コース
・現場で80,000円あれば、30,000円や50,000円コースの密猟対策に加え、地元コミュニティの若手人材を1人か2人、アシスタントとしてポン・カッセの生物多様性モニタリングやゴリラ・トランゼクトに派遣し、育成するとともに収入の道を確保することができます。
・このような地元の若手人材の存在は、ジャングルに入り込もうとする密猟者を摘発する上でも重要な役割を担います。
<ギフト>
◆ UAPACAAパートナーズ代表理事の岡安も寄稿した、ユリイカ2021年9月号「立花隆追悼号」をお届け
◆ 30,000円コースのギフト
・(UAPACAA会員向け)活動報告メルマガ配信(1年間)
・ロベケ野生動物「お宝写真」PC壁紙配布
・ロベケ野生動物「お宝映像」(ドローン・カメラトラップ)YouTube配信
◆ 寄附領収書(2023年1月末までにお送りする予定です)
※ こちらから寄附領収書以外のギフトなしの「全力応援コース」もお選びいただけます!
- 寄付者
- 3人
- 在庫数
- 7
- 発送完了予定月
- 2023年12月
125,000円+システム利用料
【野生動物を守る仲間!】1週間あれば心強い支援コース
・プチ・サバンナ~ポン・カッセラインの確実な保護のため、今回のガードポストへのチーム派遣は、途切れ目なしの30日交代を目指しています。しかし、万一、資金不足に陥ってしまった場合でも、ひと月(CF手数料等を含めて約50万円の経費)に最低1週間の派遣が確保できれば、密猟対策への貢献ははかり知れません。
<ギフト>HPお名前掲出(+ロゴも可)
◆ 感謝を込めてお好きなお名前/ロゴを掲載します(1年間;感謝状形式でお好きなロゴも挿入いただけます;希望者のみ)
◆ 80,000円コースのギフト
・UAPACAAパートナーズ代表理事の岡安も寄稿した、ユリイカ2021年9月号「立花隆追悼号」をお届け(12/16追加。ご希望の有無は後日メールで伺います)
・(UAPACAA会員向け)活動報告メルマガ配信(1年間)
・ロベケ野生動物「お宝写真」PC壁紙配布
・ロベケ野生動物「お宝映像」(ドローン・カメラトラップ)YouTube配信
◆ 寄附領収書(2023年1月末までにお送りする予定です)
※ こちらから寄附領収書以外のギフトなしの「全力応援コース」もお選びいただけます!
- 寄付者
- 5人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年12月
300,000円+システム利用料
【野生動物を守る仲間!】2週間派遣に緊急対応で安全強化支援コース
・プチ・サバンナの入り口ポン・カッセのガードポストは、さらに12キロ奥に入ったジャンギのバイの入り口でもあります。昨年のジャンギのバイの密猟を繰り返さないためにも、ポン・カッセのガードポストの保護を手厚くし、さらに緊急事態に備え応援部隊を素早く送れることが、今後の保護の決め手になります。
<ギフト>現地と繋ぐオンライン報告会
◆ UAPACAAスタッフ現地渡航中に、感謝を込めてオンライン報告会を開催します(時差の関係で、夕方以降になります)
◆ 125,000円のギフト
・代表理事の岡安も寄稿した、ユリイカ2021年9月号「立花隆追悼号」をお届け(12/16追加。ご希望の有無は後日メールにて確認)
・(UAPACAA会員向け)活動報告メルマガ配信(1年間)
・ロベケ野生動物「お宝写真」PC壁紙配布
・ロベケ野生動物「お宝映像」(ドローン・カメラトラップ)YouTube配信
・UAPACAAホームページにお名前掲載(希望者のみ)
◆ 寄附領収書(2023年1月末までにお送りする予定です)
※ こちらから寄附領収書以外のギフトなしの「全力応援コース」もお選びいただけます!
- 寄付者
- 2人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年12月
500,000円+システム利用料
【UAPACAAゴールドサポーター!】1カ月まるっとポン・カッセ保護支援コース
・50万円のご支援で、ポン・カッセのガードポストをひと月の間、維持運営することができます。
<ギフト>現地からの独占報告会または感謝状
◆ UAPACAAパートナーズスタッフ現地渡航中に独占オンライン報告会、またはロベケ国立公園から感謝状をお届けします
◆ 300,000円のギフト
・UAPACAAパートナーズ代表理事の岡安も寄稿した、ユリイカ2021年9月号「立花隆追悼号」をお届け(12/16追加。ご希望の有無は後日メールで伺います)
・(UAPACAA会員向け)活動報告メルマガ配信(1年間)
・ロベケ野生動物「お宝写真」PC壁紙配布
・ロベケ野生動物「お宝映像」(ドローン・カメラトラップ)YouTube配信
・UAPACAAホームページにお名前掲載(希望者のみ)
・オンライン現地報告会
◆ 寄附領収書(2023年1月末までにお送りする予定です)
※ こちらから寄附領収書以外のギフトなしの「全力応援コース」もお選びいただけます!
- 寄付者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年12月
1,000,000円+システム利用料
【UAPACAAプラチナサポーター!】2カ月まるっとポン・カッセ保護支援コース
・100万円のご支援で、ポン・カッセのガードポストを2か月間、維持運営することができます。
<ギフト>現地からの独占報告会と感謝状
◆ UAPACAAパートナーズスタッフ現地渡航中に、ご都合に合わせて独占報告会、そしてロベケ国立公園から感謝状をお届けします
◆ 300,000円のギフト
・UAPACAAパートナーズ代表理事の岡安も寄稿した、ユリイカ2021年9月号「立花隆追悼号」をお届け(12/16追加。ご希望の有無は後日メールで伺います)
・(UAPACAA会員向け)活動報告メルマガ配信(1年間)
・ロベケ野生動物「お宝写真」PC壁紙配布
・ロベケ野生動物「お宝映像」(ドローン・カメラトラップ)YouTube配信
・UAPACAAホームページにお名前掲載(希望者のみ)
・オンライン報告会
◆ 寄附領収書(2023年1月末までにお送りする予定です)
※ ギフト内容は50万円とほぼ同様ですが、その分いただいた資金は大切に使わせていただきます。
※ こちらから寄附領収書以外のギフトなしの「全力応援コース」もお選びいただけます!
- 寄付者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年12月