応援者の方々、たくさんのご支援ありがとうございます!

 

今回は、MulCul AcademyサポーターのMariが留学中に海外の高校で経験した異国での葛藤と、自国の文化紹介を通して得た価値観を共有したいと思います。

 

 

 

初めまして!

私は新潟で生まれ育った、笑顔は誰にも負けない19歳です!

 

私は中学生の頃から、「将来は世界で活躍する女性になる」という、なんとも漠然とした、自分の未来像を持っていました。そして、将来世界で活躍するために、まず私は世界の共通語である英語をマスターするのだ、と心に決めていました。

 

2012年当時、新潟県内の公立高校に進学し、高校1年生だった私は、勉強して、部活して、遊んで、という ”THE高校生” な毎日を過ごしていました。クラスメイト達とふざけて笑いあう日々はとても楽しかったのですが、「こんな感じで高校3年間あっという間に終わっちゃうのか」と心の隅で思っていたのを鮮明に覚えています。そして、中学生の時から憧れていた、”留学”にチャレンジするなら今しかない!と決意し、自分で留学エージェンシーを調べあげて、連絡し、国、住む地域、学校を決めて、両親に「行かせてください」と懇願しました。この時GOサインを出してくれた両親には感謝しきれません。

 

2013年8月、通っていた高校に退学届けを出し、カナダBC州の公立高校に高校2年生として編入しました。その時は、単身で異国に飛び立つということへのドキドキと、私を待っている、キラッキラの留学生活への憧れで胸がいっぱいでした。

 

ところが、カナダで過ごした2年間は、私が描いていた理想の留学生活とは、全く程遠いものでした。まず、英語がまるで聞き取れない。自分の思いが伝えられない。ホストファミリーと思うようにコミュニケーションがとれない。高校の授業がわからない。成績が上がらない。友達ができない。

 

カナダでの日々が過ぎて行くほどに、私の中で膨れ上がっていた根拠ない自信は、音を立てて崩れていきました。まるで頬に平手打ちをくらったような衝撃でした。毎日心の奥底から湧き出る悔しさと、自分に対しての怒りを感じ、私はここで何をしているのだろう。私には留学に来る資格などなかったのだーーと考えるようにもなりました。でもこのままでは、私を笑顔で送り出してくれた、日本にいる両親に顔向けができないと思い、自分が作り上げてしまった殻を打ち砕き、再スタートを切る決心をしました。

 

いろいろと悩んだ末、まずは環境を変えるために、最初の6ヶ月を共に過ごしたホストファミリーに別れを告げ、新しいファミリーにお世話になることにしました。これが、私の人生を180度変えることになります。まだ小学生だったホストブラザーとシスターは私の専属英語教師となり、私が間違えるたびに「マリ、それ言ってる意味わかんないよ!正しい言い方はこうだよ」と、真正面から向き合いながらサポートをしてくれました。間違うことは恥ずかしことじゃない。大切なのは、「あなたにこれを伝えたい!」という気持ちである、ということを彼らに教えてもらいました。

 

(ホストシスターブラザーの二人と)

 

 

1年と半年を同じ屋根の下で過ごし、苦楽を共にし、彼らは私の人生の一部になりました。2015年7月に公立高校を卒業して、彼らに別れを告げるときには、胸に溢れる感謝の気持ちで涙が止まりませんでした。

 

 2015年7月に帰国し、11月に都内の大学に合格して、今年4月に入学することが決まりました。大学受験が終わり、4月に上京するまでに、何に挑戦するか、どのように私が社会に貢献できるか考えたとき、真っ先に浮かんだのが、生まれ育った地元新潟で、英会話力向上を目指す人たちの力になりたい、ということでした。そして、2015年11月に、"好きな場所で、好きな時に、英会話を"というコンセプトのもと、WINGS Englishを設立しました。上京後もWINGSの活動を続けて、レベルアップしていこうと思っています。


(卒業式に、ホストファミリーと)

 

 

カナダでのJapan Study

2年間のカナダ滞在期間中は、父母兄妹のカナダ人4人家族と一つ屋根の下、ともに暮らしていました。当時、ホストシスターと、家の向かいに住む11歳の女の子と、毎日一緒に遊んでいました。ある日、その子が通っていたミドルスクールで、社会科授業の一環として、日本のことを学ぶ”Japan Study”が行われていることを聞きました。そして、幸運なことに、私はそこにゲストスピーカーとして招待され、現地の生徒と話す機会をいただきました。「ゲストスピーカーだなんて、一体何を話せばいいのだろう…」と、不安に思っていた私の緊張を、一瞬にして溶かしてくれたのは、現地の子ども達でした。

 

教室に入った途端、私は大きな歓声に包まれ、彼らの笑顔と、折り紙で飾られたウェルカムボードに出迎えられました。質問タイムでは、無限に出てくる子どもたちのハテナに、必死になって答えました。彼らの、新しい文化に対する好奇心、違いを理解し、受け入れようとする姿勢に、私は非常に感銘を受けました。質問タイムの後は、欧米で大人気の、カリフォルニアロールとアボカドロールを、彼らと一緒に作りました。授業がすべて終わった後に、子ども達が、「最高の授業だったよ!」「マリのおかげで日本がもっと好きになった!ありがとう!また来てね」と声をかけに来てくれて、最後にハグをしてくれたことは、決して忘れることのない、今でも胸が熱くなる大切な思い出です。

 

(Japan Studyでお寿司を一緒に作っている様子)

 

 

この時、子どもの頃に、自分が慣れ親しんだ文化とは異なる文化を持つ人に実際に触れ、考えを共有しあうことがいかに重要か、そして、その経験が将来、世界市民として生きていく上で必要不可欠だと感じました。私自身が、この価値観にすごく救われ、人がいかに平和に共生していくことができるかを学ぶことができたからです。

 

このような経験もあり、私は、より多くの日本の子どもたちに多文化理解のチャンス、多様性社会を愛すチャンスを提供する場をどんどん増やしていきたいと思っています。

 

 

MulCul Academyでは、日本にいながら、世界各国から訪れている留学生や、海外経験のあるお兄さん・お姉さんと出会うことができます。このような交流を通して、異文化への偏見や抵抗をなくして、留学したいと思う子どもたちを増やしていけたらいいなと感じています。

 

実現のためには、まだまだ支援が必要です。

どうかご協力お願いいたします!

 

 

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