Culmony(カルモニー)サポーターのNinaと申します。

アメリカと日本のハーフで、5才の娘と3才の息子のいるワーキングママーーという視点から、「ダイバーシティー」と「子どもの異文化経験」についての経験を共有させていただきたいと思います。

 

 

多様性、多文化、ダイバーシティなど、最近よく耳にする流行のbuzzwordになりつつありますが、今の日本の社会にどれだけ実際に浸透しているでしょうか?これらについての理解も人によってまちまちかも知れません。

 

最近はグローバル化が何かにつけて謳われるようになり、文科省の政策、大学の取り組み、企業の目標など、トップダウンで求められる傾向が目立っているようです。その前に一人一人が「多様性・多文化」についてもっと肌で触れる機会があってもいいように感じます。自分とは違う文化や知らなかった習慣に触れて興味を持つことで、お互いを受け入れることの喜びを通して世界観が広がり、豊かな心が育つと感じてやみません。その過程で、言語も習得できたら尚プラスです。

  

 

Culmonyとの出会い

私はアメリカと日本のハーフで、5才の娘と3才の息子のいるワーキングママです。インターナショナルスクールを出て大学では比較文化を専攻し、卒業後は外資系企業、日本企業の両方で勤めました。日常的に様々なレベルで感じている「もっと社会に多様性を浸透させたい!」という強い気持ちを何か形にしたいと思っていたところ、Culmonyとの出会いがありました。Culmonyのビジョン「人種や言語、ジェンダー、年齢、地域、考え方などの差異や障害の有無など、一人一人の個性や特徴が受け入れ、尊重され、誰もが自分の可能性を最大限に発揮出来るような多様性社会の実現」に共感し、このプラットホームを通して一人でも多くの人に様々な文化に触れて学べる機会をサポートしたいと思っています。

 

金子みすゞさんのうたわれた、「みんな違ってみんないい」のように、違うから楽しいし、おもしろい。このブログを通して私からは、小さいことから少しマクロな視点にわたって、自分の体験談や子供達の成長を見ながら、主に母親そして働く一社会人の目線で多様性について紹介していきたいと思っています。また、そういった視点から、多文化に触れることによる多くのメリットを共有できれば嬉しいです。

 

 

十人十色の融合する環境

私の通っていたインターナショナルスクールでは、その名のとおり多国籍の子供達が英語で勉強していましたから、見た目や持っているものがみんな違うことが当たり前の社会でした。毎年開催されるフードフェアは食を通して世界を感じられる催しで、子供達や卒業生が集まりそれぞれの国の食べ物を振るまっています。学校のイベントも、ハロウィンやクリスマスだけではなくお正月やhanukah(ユダヤ教のお祭り)など、同じ地球人としてお祝いできる国際色豊かなものでした。今自分たちがいる場所で、お友達を通して遠い国のことが当たり前の感覚となって学ぶことができたことは、世界をいつもぐっと近く感じられ、お互いを尊重する力を身につけました。

 

また、給食がなかったのでみんな毎日お弁当でしたが、ママ達が持たせるランチを見るとみんなバラバラで個性豊かでした。日本人のお友達は見た目もかわいらしいおむすびや、栄養バランス満点なお弁当を持ってきているのに対し、ほかのお友達は簡単なピーナツバターのサンドイッチやオーストラリアのVegemite(パンに塗るペースト)を持ってきていたり、バラエティ豊かでした。みんなが違うランチを持ってくることが当たり前でしたし、話題も多くワイワイ楽しかった思い出があります。学生時代に働いていたプリスクールではフランスから来た子供のランチがジップロックに野菜スティック、それからヨーグルトとミキプルーンの瓶という、とてもシンプルなものだったのでそれはさすがに印象的でした。でも、違うから良さがあるんだという教えがこういった幼少期の環境と体験から根付いたように思います。今思えば、まさしく "it’s a small world" だったのかと思います。

 

海外で暮らさなくても、インターに行かなくても、国際感覚を養う基盤づくりが大事だと実感します。

  

  

 

子供の吸収力

私が小さいころは電車で通学途中、外見が目立っていたのでよく指を差されたりヒソヒソと内緒話されたりしたものですが、学校についてしまえばインターナショナルなので自分の居心地の良い居場所があり、いじめも経験しませんでした。多感な年ごろのときはジロジロ見られた知らないおじさんに向かって「なんですか」と対抗したものですが(笑)、今はそういうことはなくなり、あまり珍しくなくなったようです。

 

私の子供達は地元にある幼稚園と保育園に通っています。上の娘の年長クラスになると、みんなの成長に驚いています。年長ぐらいになると何でも気になることはダイレクトに聞いてくるので、「○○ちゃんのママ、どこの国の人~?」などと純粋な笑顔で聞いてきます。

 

そのかわいいこと!年少・年中のころは全く気にも留まらなかったことが、年長になると色々と「違い」に気づいてくるんですね。娘の場合、年長のクラスで世界の国旗を勉強してきて、どこまで理解しているかは別として、塗り絵などを通してアルゼンチンの旗などを覚えてきていました。

 

観察しているとまさにこのぐらいの時期(幼少期)から多文化に触れていると世界観の広い人間に育つような気がします。インドから来た家族と挨拶するときに、赤ちゃんの額についているbindi(ヒンドゥー 教で額にはる装備)をみて子供達が「かわいいね」と言っていたり、お母さんのsari(インドの民族服)を見て「きれいだね~」と子供たちが話しているところを見ては、私の限られた知識でその国のすばらしさを伝えています。そして、我が家の子供達も日本、アメリカ、中国のルーツなので少しずつ多文化が当たり前の日常になるよう説明しています。子供達にも自分達の個性を楽しみながら、周りの人たちとも多様性を尊重しお互いに学びあえるように成長してくれたら嬉しいです。Life is celebrating diversity!という想いが広がりますように。

 

日本に住む外国人が増えているから、もしくは外国語を話せたらいいな、という入り方だけではなくて、同じ地球人として、自分と違う文化について目を向け世界を受け入れることの喜びをもっと早い段階で、多くの人に感じてほしいです!そもそも色んな人がいる社会においてあらゆるシチュエーションで柔軟に対応できる器がある人の方が、人生を楽しめると思いませんか?実は、みんなどこか自分の中で多様性を感じる部分があると思うのです。意外と身近にあるdiversityについても取り上げたいと思っています。

  

  

MulCul Academyでは、幼稚園生から中学生を対象に多文化にふれあい、多文化を学べる教育プログラムを始めました。保護者の方も一緒に多文化を体験して楽しめる企画もあります。ご興味のある方は、ぜひ参加してみてください!

 

 

 

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