アーカイブリレー10 ~多久聖廟釈菜（春季）~

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NPO法人無形民俗文化財アーカイブズ理事長 池松卓成です。




10こ目の紹介は、多久聖廟釈菜（春季）です



どうぞ引き続きよろしくお願いします。

説明

多久聖廟釈菜は１７０８年の創建以来、約３００年間続けられている、春と秋の年２回開かれる儒学の祖・孔子とその弟子を祀る式典です。雅楽の音が響き渡る厳かな雰囲気の中、孔子と４人の弟子「四配」の像に栗や甘酒などの供え物をささげます。供え物を像の前に置く「献官」の市長を筆頭に、教育関係者が供え物を運ぶ「祭官」を務めます。式典後には孔子祭があり、市内の中高生による「釈菜の舞」や中国にちなんだ腰鼓（ようこ）などが披露されます。