支援総額
目標金額 400,000円
- 支援者
- 52人
- 募集終了日
- 2023年9月22日
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- 643,000円
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プロジェクト本文
終了報告を読む
■はじめに
『ローカル線プロレス』は市民有志による実行委員会で企画し、世界で初めて走行中の鉄道車両内で試合を行うプロレスイベントとして、2015年7月4日に第1回大会を開催しました。以降年1回開催してきて、2019年9月には第5回大会を開催するに至りました。毎回、山形県南部の置賜地方を走る山形鉄道フラワー長井線の車両をお借りして“プロレス列車”を運行し、『みちのくプロレス』所属選手を中心とした複数のプロレスラーがバトルロイヤル形式の試合を行い、その日の午後に駅前特設リングで“駅前プロレス”を行う構成でイベントを開催しています。“駅前プロレス”については無料開放し、全国から集まったプロレスファンと沿線住民が一緒になって熱狂する空間を生み出してきました。
[2019年大会/荒砥駅にて]
[2019年大会/駅前プロレス]
その後新型コロナの流行によって3年間開催出来ずにいましたが、長井線の全線開通100周年にあたる本年、再開することとなりました。長く辛かったコロナ禍での生活を笑い飛ばすような仕掛けを用意して、楽しく盛大に、通算6回目の『ローカル線プロレス』を開催したいと思います。
■代表者自己紹介と『ローカル線プロレス』開催への思い
実行委員長の喜早 洋介(きそう ようすけ)です。
日常はフラワー長井線が走る置賜地方の高校3校に美術の非常勤講師として勤務しながら、イベントの企画や美大進学希望者への専門指導、デザイン業などを行って生活しています。
10年ほど前、雑談のなかで知人が思いついた「ローカル線の車両内でプロレスを」というアイデアを、なかば無茶ブリされるようなかたちで実現の可能性を探るように託されました。そこで、当時長井市の地域おこし協力隊を務めていた建築家の渋谷達郎氏に相談。渋谷氏が賛同してくれたことで、まさかのトンデモアイデアが実現に向けて動き出しました。渋谷氏と私の2人で共同代表となって第1回大会を開催。全国のプロレスファンからの問い合わせが殺到し、マスコミの取材依頼は20社を超え、沿線地域に生活する方たちからも大変喜んで頂くことができました。
第1回終了後、渋谷氏は建築家としての活動に専念するとのことで、第2回大会以降は私が実行委員長を務めて、毎回少しずつブラッシュアップしながら第5回大会までを開催してきました。
実は私自身、第1回大会を準備している段階においては、沿線住民の方から怒られるのではないかと心配していました。しかし「こんな面白い話題を長井線に持ち込んでくれてありがとう!」と感謝の言葉で迎え入れていただき、驚くとともに、ひとつの理解を得たのでした。
少子化、過疎化が進むなか、鉄道の利用者が少なくなれば運賃を上げたり運行本数を減らさざるを得ず、そうなればますます利用者が減りかねない。出口の見えない悪循環、それでも交通弱者の足である鉄道を失うわけにはいかない。こんな、重苦しい空気を地方都市はまとっています。
一方で、高校で教えている生徒たちのなかには、私が自己紹介のなかで横浜市で育った人間だというと、「センセー・なんでこんな何もないトコに来たの?」などと言う子が少なからずいます。勉強ができないというレッテルを貼られたりして、自己肯定感が低い子はたいてい住んでいる土地に対しても肯定感を持てないように感じます。彼らが身のまわりのさまざまなことに自信を持てないでいることと、地方都市がまとっている重苦しい空気が重なっているという理解でした。
そんな思いから、存続に困難を抱えた鉄道だとしても、全国から人が集まる楽しい機会をつくることができるということを実践をもって見せていくことが、『ローカル線プロレス』を継続開催する私のモチベーションとなったのです。
■今回のプロジェクトの内容
『ローカル線プロレス2023』は10月1日(日)に開催を予定しています。イベント構成は、7選手ずつがバトルロイヤル形式の試合を行う、A・Bブロック2本の“プロレス列車”を運行し、その午後に、長井駅前で3試合の“駅前プロレス”を行う、3部構成となります。“駅前プロレス”3試合目のメインイベントは、Aブロック列車とBブロック列車の勝者同士が第4代PWLLチャンピオンの座をかけて闘う決勝戦となります。 台風の直撃や大きな地震などの天災や感染症の流行等で、万が一10月1日(日)に大会を開催できない場合には、山形鉄道や長井市役所等との協議のうえ、来春以降に延期します。
さて、“プロレス列車”は一席1万円余りのチケットを販売しての有料興行です。一般的なプロレス興行のリングサイド最前列よりもはるかに近い距離でレスラーの闘いが観戦できるということに価値を感じていただける方たちに、チケットを購入して頂きます。
[非日常のフラワー長井線]
一方で、“駅前プロレス”は無料開放しています。これは、この特色あるイベントを観に全国から集まるプロレスファンとともに、プロレスの試合を生で観慣れない沿線地域の人たち、なかでも子どもたちに負担なく観戦してもらいたい、と意図してのことです。
“プロレス列車”は、体育館等で行われる通常のプロレス興行と違い、席数が決まっています。増席することができない、つまりは売上の上限がはっきりと決まっています。そして“駅前プロレス”の方では基本的に収入がありません。
地域の企業さんから協賛金・広告料を頂いたり、助成金をもらったり、グッズを販売したりして毎回なんとか運営していますが、実行委員、当日の会場スタッフが手弁当で協力してくれていることに頼った、常に余裕のない運営をしています。
そこで、今回のプロジェクトとしましては、長井線の全線開通100周年を機に4年ぶりに再開する『ローカル線プロレス2023』を、少しでも安定した状態で開催したいというのがまず第一。その上で、これまで5回の大会では成し得ていない、沿線市町で生活する高校生に、“プロレス列車”の試合を観てもらうという目標を掲げたいと思います。
「こんな何もないトコ」などという言葉をつかってしまう高校生に、“駅前プロレス”を観てもらうだけでももちろん楽しい機会である印象を与えることは出来るのですが、『ローカル線プロレス』で第1回から一貫して掲げてきたテーマ「日常にあらわれる非日常」の「非日常」であることを最も実感できるのは、日常、通学にフラワー長井線を利用している高校生です。
そこで、このプロジェクトに賛同してくださるみなさまのご支援によって、A・Bブロック列車それぞれに2席ずつ計4席の、「高校生招待枠」を確保させて下さい。沿線2市2町在住、もしくは、他路線との乗り継ぎを含め通学にフラワー長井線を利用している高校生のなかから、“プロレス列車”への乗車希望者を募り、公開抽選会などによって招待する高校生を選びたいと考えています。
■ご支援いただいた資金の具体的な用途
・イベント運営経費
・高校生招待企画の広報物印刷費
・招待する高校生のチケット代金
・リターン品購入費用
・クラウドファンディング手数料ほか諸経費
■プロジェクトの展望・ビジョン
これまで、午後の“駅前プロレス”を長井市の長井駅で行う大会と、白鷹町の四季の郷駅前の『AYu:M』中庭で行う大会とを開催してきましたが、残る川西町の西大塚駅や、南陽市内のいずれかの駅でも大会を行い、沿線の市町の枠を超えて、公共交通を守る意識の醸成を図っていきたいと思います。
[川西町の西大塚駅]
また、2015年に世界で初めて鉄道車両内でのプロレスイベントとして『ローカル線プロレス』を開催して以来、千葉県の銚子電鉄、小湊鉄道、福島県と新潟県をまたがるJR只見線、香川県の琴平電鉄、静岡県の天竜浜名湖鉄道など、さまざまな路線で類似したイベントが行われています。これは、東京一極集中がなかなか是正されないなか、地方都市はどこも公共交通機関の維持や存続に困難を抱えていて、その状況に関心を持ってもらう策のひとつとして、“プロレス列車”は非常に魅力的なコンテンツであるということだと思います。
広がれば広がるほど、フラワー長井線には鉄道車両プロレスイベントの「元祖」の路線としての箔がつくことになりますので、ますます全国に波及していって欲しいと思っています。
ただ、あちこちでそれぞれ小さな花火が上がるだけ、となってしまうと面白みに欠けるとも考えます。そこで、せっかく2017年の第3回大会の際に列車プロレス最強の証としてPWLL無差別級王座のチャンピオンベルトを制定しているので、全国各地の鉄道車両プロレスイベントの優勝者を集めた全国大会的な仕組みも考えていきたいところです。
[PWLLチャンピオンベルト]
そして、今回のプロジェクトの「高校生招待企画」によって、「非日常」のフラワー長井線を楽しんだ高校生のなかから、『ローカル線プロレス』の将来的なビジョンをともに思い描いてくれる仲間が現れることを期待したいと思います。
みなさま、ご支援のほど、何卒よろしくお願い致します!
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◆留意事項
リターン品の一部に酒類が含まれておりますので、以下内容を参考情報として記載させていただきます。
20歳未満の方の飲酒は法律で禁止されています。日本酒・ワインのリターンは20歳以上の方に限りご支援いただけます。
■『My Vineyard Delaware』のリターンの履行は、必要な許認可をすでに取得している(有)大浦葡萄酒様より発送して行います。
(酒類販売管理者標識)
販売場名称及び所在地:有限会社大浦葡萄酒 山形県南陽市赤湯312
酒類販売管理者の氏名:大浦 宏夫
研修受講年月日:2022年3月10日
次回研修の受講期限:2025年3月9日
研修実施団体名:赤湯酒販小売組合
■純米大吟醸酒『蔵人考』のリターンの履行は、必要な許認可をすでに取得しているヤマシチ商店様より発送して行います。
(酒類販売管理者標識)
販売場名称及び所在地:ヤマシチ商店 白鷹町鮎貝3286
酒類販売管理者の氏名:鈴木 広貴
研修受講年月日:平成29年6月6日
次回研修の受講期限:令和2年6月5日
※コロナ禍の影響で講習会の開催を見送ってきたので受講年月日が更新されていません。次回令和5年度中の開催見込みです。
研修実施団体名:全国小売酒販組合中央会
■純米吟醸酒『甦る』のリターンの履行は、必要な許認可をすでに取得している(株)鈴木酒造店長井蔵様より発送して行います。
(酒類販売管理者標識)
販売場名称及び所在地:(株)鈴木酒造店長井蔵 山形県長井市四ツ谷1丁目863番
酒類販売管理者の氏名:鈴木 康子
研修受講年月日:2022年2月8日
次回研修の受講期限:2025年2月7日
研修実施団体名:長井小売酒販組合
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- プロジェクト実行責任者:
- 喜早 洋介(ローカル線プロレス実行委員会)
- プロジェクト実施完了日:
- 2023年12月31日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
ローカル線プロレス実行委員会が『ローカル線プロレス2023』を開催します。集まった資金は、イベント運営経費・高校生招待企画の広報物印刷費・招待する高校生のチケット代金・リターン品購入費用・クラウドファンディング手数料ほか諸経費に使用します。
リスク&チャレンジ
- プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
- 差額は、“プロレス列車”チケットとグッズの売上金、助成金で補填します。
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プロフィール
横浜市でハタチまで育ち、東北芸術工科大学 美術科 日本画コースへの入学を機に山形に移住。大学院を修了、2000年4月に美術系大学受験指導予備校『やまがた芸術倶楽部』を開所。2017年夏で閉所するまでに156人の美術系大学への合格をあと押ししてきた。 2005年度からは県立高校の美術科非常勤講師も兼任。現在は3高校で勤めながら、イベント企画・美大受験指導・デザイン業などを行う。イベントは、年1回の美術系大学合同進学相談会『びだびだ山形』(https://bidabida-yamagata.com)と、走行中鉄道車両内で試合を行うプロレスイベントを世界で初めて開催した『ローカル線プロレス』。毎月山形県内の美味しい蕎麦を食べるだけに集まる『月イチ山形蕎麦っ喰い』も主宰。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
リターン
1,500円+システム利用料
【アート&プロダクト】鉄印風ファイティングもっちぃ印譜
全国の第3セクター鉄道会社40社共通で販売している「鉄印(てついん)」。人気商品の鉄印のように、ローカル線プロレスキャラクターの「ファイティングもっちぃ」を印刷しました。使用している紙は、Bブロック列車が走る白鷹町の深山地区で、遅くとも江戸時代から、一説には鎌倉時代から受け継がれているという『深山(みやま)和紙』です。「鉄印」としてはニセモノですが、公式のものより紙が上質です!
- 申込数
- 2
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年10月
4,000円+システム利用料
【オリジナルグッズ】ファイティングもっちいラグランTシャツ+鉄印風ファイティングもっちぃ印譜
2019年の第5回大会から販売し、好評を頂いている「ファイティングもっちぃ」七分袖Tシャツです。
S・M・L・XLからサイズをお選び頂けます。
なお、鉄印風ファイティングもっちぃ印譜も1枚お付けします。
- 申込数
- 2
- 在庫数
- 21
- 発送完了予定月
- 2023年10月
1,500円+システム利用料
【アート&プロダクト】鉄印風ファイティングもっちぃ印譜
全国の第3セクター鉄道会社40社共通で販売している「鉄印(てついん)」。人気商品の鉄印のように、ローカル線プロレスキャラクターの「ファイティングもっちぃ」を印刷しました。使用している紙は、Bブロック列車が走る白鷹町の深山地区で、遅くとも江戸時代から、一説には鎌倉時代から受け継がれているという『深山(みやま)和紙』です。「鉄印」としてはニセモノですが、公式のものより紙が上質です!
- 申込数
- 2
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年10月
4,000円+システム利用料
【オリジナルグッズ】ファイティングもっちいラグランTシャツ+鉄印風ファイティングもっちぃ印譜
2019年の第5回大会から販売し、好評を頂いている「ファイティングもっちぃ」七分袖Tシャツです。
S・M・L・XLからサイズをお選び頂けます。
なお、鉄印風ファイティングもっちぃ印譜も1枚お付けします。
- 申込数
- 2
- 在庫数
- 21
- 発送完了予定月
- 2023年10月
プロフィール
横浜市でハタチまで育ち、東北芸術工科大学 美術科 日本画コースへの入学を機に山形に移住。大学院を修了、2000年4月に美術系大学受験指導予備校『やまがた芸術倶楽部』を開所。2017年夏で閉所するまでに156人の美術系大学への合格をあと押ししてきた。 2005年度からは県立高校の美術科非常勤講師も兼任。現在は3高校で勤めながら、イベント企画・美大受験指導・デザイン業などを行う。イベントは、年1回の美術系大学合同進学相談会『びだびだ山形』(https://bidabida-yamagata.com)と、走行中鉄道車両内で試合を行うプロレスイベントを世界で初めて開催した『ローカル線プロレス』。毎月山形県内の美味しい蕎麦を食べるだけに集まる『月イチ山形蕎麦っ喰い』も主宰。