プロジェクトは、10月9日無事に終了いたしました。
プロジェクト終了報告
1.映像を組み込んだ・映像インスタレーション
インスタレーションは、農具と大小数十台のモニターにメディアからの映像とリアルタイムで映し出される映像とで構成した。
メディアから映し出される映像は、農具の部分拡大をビジュアル処理した映像。農具が大量に置いてある場でのダンサーの動き。大車輪を通して見る小さなモニターに映し出される馬の走る姿。種蒔きの農具に組込まれた小さなモニターに映し出される魚だったりする。そしてある程度ビエンナーレが経過したときに稲田で踊るダンサーの映像を追加した。
会場にいて感じたことは、観客がリアルタイムで映し出される本人の姿に興味を持っていたことだった。
2.映像フィードバック体験コーナー
映像フィードバック体験コーナーを設置した。映像のフィードバックとは、自身の胸に画用紙を当て、その映像がモニターに映し出される。体験者はモニターの映像を見ながら「農具」と書く。簡単にいうと、鏡を使った合わせ鏡のようなシステムですが、鏡と違って時間差でねじれが起きる事で、左右・上下が予測つかなくなり、その事で筆運びの予想がつかない事態になり、「農具」という文字が象形文字みたいな現象をおこす。体験者は楽しんでいた。50ページの画用紙が32冊、両面書いていたので、ざっと3200人以上が体感したと思われる。
3.農具×映像×ダンス×音楽のパフォーマンス
農具×映像×ダンス×音楽のパフォーマンスは、だいたい一日置きのペースで17回実現した。最初の目的である一人の若いダンサーが一日置きで行うことはクリーアできた。
◎リターンDVDは、ビエンナーレが終わり編集作業に入っています。
10月末にはお手元に届くと思います。もうしばらくお待ちください。
ご支援誠に有難うございました。