多摩総合医療センター放射線科治療部門より、応援コメントをいただきました！

私たち、多摩総合医療センター放射線治療部門は、小児総合医療センターと連携して、小児がんと闘うお子さんへの治療を担っています。

放射線治療では、専用の医療機器「リニアック」を用いた治療を行いますが、治療中は医療者や保護者が部屋に入ることができず、子どもたちは一人で治療に臨まなければなりません。治療中に体を動かすことができないため、緊張や不安が強い場合は、薬で鎮静する必要がありました。このような状況は、子どもたちにとって大きな負担となっていました。

そこで活躍しているのが、ファシリティドッグの「アイビー」です。アイビーが治療に寄り添うようになってから、子どもたちの表情は大きく変わりました。「アイビーがいるから頑張れる！」という声が聞かれ、薬を使わなくても我慢できる子どもが増えています。医療従事者がカバーしきれない、子どもたちの心理的なケアを担うアイビーは、治療において欠かせない存在となっています。

今後は２チーム目の導入により、より多くの子どもたちにファシリティドッグが寄り添うことが出来るよう、今回のクラウドファンディングの成功を願っています。

多摩総合医療センター放射線治療部門