メンバー紹介！

初めまして！ブルーミングネットワークTo The World プロジェクトの大学生ボランティア吉田有里です。

高校時代
　高校は限られた空間の中で様々な刺激があるところだと思います。教室に一歩踏み込めば、人がグループ化されていてそれぞれが自分の居場所を見出そうとしています。その中でもちろん、人間ですから居場所のために本音を言わないようにしたり、他者を悪く判断することもあります。当時の私はそういった教室の中の押し込められた雰囲気に漠然と恐怖感を抱いてしまって、学校を休むことが増えました。そんな日は近所の公園で落ち葉の上に座って絵を描いていました。植物がゆっくりと呼吸をし生きていく生命感が私をいつも安心させてくれたのです。そこから一旦日本社会を離れることを決意し、自然大国コスタリカへ1年留学をしました。そこで新しい世界に触れることができ、たとえ自分自身が弱くてわがままな存在に見えても、そこに存在してるだけで価値があることを知りました。

現在
　留学は時間的にも空間的にも限られていて、帰国するとまた変わらず日本の競争社会が私を待ち受けていました。その中でどう生きていくのがよいのか模索するために現在、大学で哲学を専攻しています。また、環境保護·平和活動を行っている農家さんの元でのファームステイを通してストレスフリーで安心できる居場所はどういう風にできていくのか旅をしながら学んでいます。

思い
高校生は好奇心旺盛な存在であり、内向的になる存在だと思います。どちらも大切な瞬間で、自己形成していくものです。それらを本人や周りの人がただ素直に受けとることが難しくなっている現状があります。そこでこのプロジェクトが自分自身が何を感じているのか、外の環境には何があるのか知る兆しになるのではないかと考えています。