みなさん、こんにちは!

スポンサー募集終了まであと5日です。
みなさんの応援の言葉に毎日感動しっぱなしです。
本当にありがとうございます。

そしてあともう少しです。
あともう少しで復興ドームを山田町のみなさんに届けられます。

 
 
今日の更新は昨日に引き続き、2011年に復興ドームをご提供させていただいた方をご紹介します。
 
 
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●2011年6月設置:中村りつさん
 
当時の状況:津波で美容室、家、旦那さん、すべて失った。残ったのは借入金と残った家族。仮設住宅に住んでいる。
使用目的:美容室兼保管場所として
 
中村さんに届けられた復興ドームは、もともと荒屋安男さんという大工さんの道具を入れる小屋として関西建築家ボランティアから寄付されたものでしたが、道具小屋が不要となり、中村さんへあげたいというお話をいただきました。
復興ドームは、素材が丈夫で組み立てが一般の方でも出来ます。さらに再利用することができる特性があるので、解体し移動させてから再度組み立てることになりました。

 

 
▲一番左が荒屋さん。大工小屋として設置したときのもの
関西建築家ボランティアの木村博昭氏、水谷嘉信氏、復興ドームを考案した釘宮正隆氏と。
 
 
震災後、中村さんは旦那さんが亡くなられたことによって、旦那さんの事業の借り入れの返済手続きや清算などに明け暮れ、精神的に疲弊していました。
荒屋さんは、中村さんが美容室を再開することで元気を出してほしいという想いがあったようです。
 
 
▲設置にはNPO法人オンザロードからにご協力をいただきました
 
 
私たちは設置してから何度か、彼女に会いに行きました。
設置後すぐ、きれいにペンキで塗装されていたのですが
「なかなか店を開く気になれなくて、知り合いに頼まれたら切る程度よ」と、復興ドームは空っぽのままでした。


▲風で飛ばないよう砂利を入れて重し代わりにしている
 
 
次に会いに行くと、中には寄付された美容室用の椅子が置いてありました。
「こないだは成人式だったから、ちょっとだけ開けたのよ」と嬉しい言葉が!
いよいよリコー美容室の復活ですね!と聞くと
「まあいつかね。」
と、またもや煮え切らない返事がかえってきました。

▲寄付された美容室用の椅子
 
 
そして、2012年7月。再度、中村さんの所へ訪れました。
すると、なんと復興ドームが増築されていたのでした。「リコー美容室」の看板まで!
 
▲復興ドームを前に、中村さん。看板や花も飾られています。
 
「やるなら、ちゃんとやろうと思ってさ。」
ついに心を決めたらしく、その声、目には気合いが感じられました。
 

中村さんは、いつも精一杯のもてなしをしてくれます。
「私は海賊の友達がいるから食べるものはたくさんあるんだ」と言って
食べきれないくらいにたくさん料理をつくって待っていてくれます。

元気がよくて、世話好きで、仲間がたくさんいる
弱音を人に吐かない中村さん。

復興ドーム、あってよかった?と聞くと
「なかったら腐ってたよ。これは一生使う」
という中村さんの言葉が、本当にうれしかった。

 

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