活動完了のご報告
「SOS!ポスターで世界の難民キャンプをコロナ禍から守ろう」に対し、READYFORを通じて温かいご寄付を賜り、心より御礼申し上げます。事務局を担当しております髙木卓美です。
また、皆さまのご協力によって、本プログラムは2020年度内に無事完了することができました。重ねて御礼申し上げます。
以下、完了にあたってのご報告をさせていただきます。
AAR Japan[難民を助ける会]は、2020年8月から10月にかけて、難民・避難民の居住地に掲示する新型コロナウイルス対策への衛生啓発用のポスターデザインを公募し、国内外6カ国より156名の皆さまにご応募いただきました。厳選なる審査を経て入賞した作品の中から、ウガンダ、バングラデシュではポスターを現地の学校や難民居住地域に掲示したり、作品を表紙に印刷したノートを作成・配付したりいたしました。
バングラデシュの民家でボランティアによる月経衛生啓発セッション後に啓発デザインを印刷したノートを配付(右端は駐在員の町村美沙)
100人を超える現地職員が働くトルコでは、事務所職員の啓発にも活用
ウガンダでポスターを受け取った学校関係者からは「政府や国連機関から予防のためのリーフレットが届いているが、難民の方々は英語が読めない人も多い。だからこそ文字が読めなくても絵を見ただけで直観的に何が言いたいのか伝わるポスターのような視覚教材(Visual Aid)は役に立ちます。」という声が届いています。
ウガンダでは難民居住地域内の小学校などで作品を掲示
また、12月1日から26日まで、本プロジェクトにご協力いただいたエフケイ株式会社様の運営するギャラリーで、応募作品すべてを展示し、106名の方にご来場いただきました。
展示会場では入賞者の表彰式も開催。ライブ動画配信プラットフォーム「Mildom(ミルダム)」(htps://www.mildom.com)を活用し、表彰式や作品紹介の様子を生配信
会場の様子は現在もVR(バーチャル・リアリティ)で見ることができます。
詳しくはこちらから:https://www.aarjapan.gr.jp/join/event/2020/1012_3058.html
12月1日、5日に実施した受賞者表彰式の様子も以下からご覧いただけます。
https://www.mildom.com/playback/11579326/11579326-1608188146
皆さまからご支援頂いた資金は、全額を難民居住区などに掲示したポスターの印刷費、デザイン公募および展示会の開催費用として使用させて頂きました。ポスターを見た難民の方々の声から、当企画の目的が果たせたのではないかと思います。皆さまのご支援に改めて御礼申し上げます。
リターンにつきまして
ご寄付の領収書をご希望された方へ、2020年12月中に全てお届けいたしました。
御礼メールも同時期に、ご寄付いただいた皆さまへ送信させていただきました。
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■2021年度も継続して新型コロナ対策活動を実施しております。引き続き、応援いただけますと幸いです。クレジットカードで今すぐご寄付いただけます(郵便振替なども可能です)
https://www.aarjapan.gr.jp/support/donate