今週のTNR報告　～しっぽ、痛かったね、もう大丈夫だよ

※下記にケガ・手術後の少し生々しい写真があります。苦手な方はご注意ください。

 

今週は飼い主のいない猫4匹に避妊去勢手術を実施しました。

4匹の猫たちを捕獲したあと、埼玉県にあるいながき動物病院に連れて行きました。

 

うち1匹は、とても痛々しいしっぽ・・・

餌やりさんから、「しっぽがちぎれている猫がいる」との連絡を受けて、急ぎ捕獲しました。

常に出血していた状態で、とても痛かったと思います。

病院にて手術を受け、断尾となりましたが、これでやっと痛みから解放されると思います。

もう痛くないよ、大丈夫だよ。

 

 

いながき動物病院が、院内の募金箱から断尾費用の半額を出してくださいました。本当にありがたいです。

 

また、うち1匹はとても人馴れしていたため、保護に切り替えました。保護猫として手術を実施、元いた場所には戻さず、里親さんを探すことになります。

名前は「しじみ」くん！次の譲渡会にデビューできるかな？

 

 

断尾した子含め、しじみくん以外の３匹はどうぶつ基金行政枠を利用させていただきました。

 

埼玉のいながき動物病院までは車で片道1時間かかります。

手術のために捕獲された猫たちの一時的な居場所でもある、ねこ友会のシェルター「ガーデン」。

ガーデンから病院まで車で往復２時間かかります。朝連れて行き、そして夜迎えに行く、2往復です。

その距離を搬送してくれる搬送ボランティアさんたちもねこ友会の頼もしいスタッフさんたちです！

 

 

手術後は体が冷えるため、猫たちは屋内のシェルターに電気カーペットの上で一晩ゆっくり過ごします。カーペットの温度は低め設定で、新しいシーツに取り換え、清潔な状態で術後の体を休めます。

 

どうか、保護された子も、元の場所に戻る子も、その子のその後の猫生に幸がありますように。