プロジェクト概要

様々な社会問題の集積するコンゴ民主共和国で教育は手つかずのまま放置されてきました。

 

現地の小学校で、協働でWSを実践し"現状にチェンジをもたらすきっかけ"を作り、コンゴの将来を担う子どもたちに「自国の抱える課題を見つけ・解決まで取り組める力」をつけてもらいたい!

 

はじめまして、町田優樹と申します。
2008年より、私達コンゴプロジェクトはコンゴ民主共和国の首都キンシャサ市に"Acadex"という名の私立小学校を建設・運営しながら、子どもたちに対して様々なワークショップ(WS)を提供してきました。WSの目的は、子どもたちの「自分で問題を解決出来る力 (=自分たちで課題を見つけ、解決に向けて行動を起こす力)」を育むことです。

 

「母国の教育をより良くしたい」この想いは、私が在籍する大学の英語科教員でコンゴ出身のサイモン=ベデロ先生のものです。この熱い想いに端を発し、2008年に「慶應義塾大学 コンゴAcadex小学校プロジェクト」を設立したのです。

 

教育は人を作り、国を作る根幹です。


しかし、現在コンゴは国の経済状況も厳しく、教育の改善・改革には手が回っていません。また、公立小学校はカリキュラム改変や外国の民間機関の新規参入等に関する規制が強く、自由な発想でプロジェクトを進めることが難しい状態です。
そこで、私達は私立小学校の建設・運営を現地の方々と協働で進めてきました。協働とは「同じ目標の達成に向かって、価値観の異なる者同士が働き合うこと」です。日本式の運営と現地の教育のあり方という互いの価値観を融合し、真に現地に根付く教育を作る為に毎年2回の渡航を重ねて関係性を築いてきました。

 

今夏もコンゴへ渡りWSを実施するための渡航費をご支援頂きたく、今回皆様にお願いをする次第です。

 

 

(意欲的に学ぶAcadex小学校の子どもたちの姿です)

 


現地の方(先生方や父兄等)と”協働”で変えていく、子どもたちの意識
「自分達の手とアイデアで問題を解決出来るんだ!」を体感するワークショップを実施

 

2008年のプロジェクト設立当初から、現地への渡航を通じ常々感じてきたことがあります。それは、発展途上国の一つであるコンゴでは、”誰か”から支援を受けることが当り前になっているのではないかということです。
「課題の溢れる現状に慣れ、課題を課題と思わなくなってきた」現地の人々の意識を感じたことから、こうした意識を少しでも変え、自律的な国の成長への第一歩に繋げられるようにWS(ワークショップ)という形で現地の方と”協働”で教育環境作りに取り組んできました。

 

(実際にワークショップを行っている様子です)

 

(自分たちが毎日学ぶ黒板を一緒に修理しています)

 

今回は、8月22日から約一ヶ月ほどのフィールドワークで①「キンボンド地区の地図作り」や②「チョークの販売システム構築」を中心に実施します。

 

① では初めて校外に出て”社会科見学”を行います。地域の市場や個人商店を子どもたちと共に回りながら、その店の特色や店主の話などを伺って地図に落とし込み地域経済の流れを知ってもらいます。
日頃の「インプット一方通行型」の授業のみでは補い切れないアウトプットに子どもたちに取り組んでもらうことが大きな目的です。社会科見学と地図作りに"決まりきった答え"はありません。自由な発想で歩き回り、情報を収集し、自分たちの班でしか作れないオリジナルな地図を作る...その経験を通じ、自発的に学び表現する力を身につけて欲しいと考えています。

 

② では昨年度実施したチョーク作りWSをさらに拡大させ、Acadex小学校で作られたチョークを地域の市場や小学校の購買部で販売することを目指しています。
販売に先だって、子どもたちにパッケージデザインや販売先などを地図作りで得たアイデアも活用しながら考えてもらいます。また、販売の収益を学内奨学金や設備投資に回すことで継続的に学校に通える子どもを増やし、学校運営の持続可能性を担保する狙いもあります。

 

(子どもたちと一緒にWSを行っている様子です)

 

「もっと作ってみよう、次はこうしてみよう」

...子どもたちの中に「自分で課題を解決する面白さ」が生まれた瞬間!

 

昨年度実施したチョーク作りWSでは、「学用品の不足」という問題に取り組みました。
はじめ先生方・子どもたちは「お金もないし、どうせ問題解決なんて無理だよ」と代替案を考えようとはしませんでした。
しかし「チョークの作り方」というちょっとしたアイデアと簡単な技を共有し、一緒に取り組んでみると、先生方も子どもたちも「自分で問題を解決する面白さ」を感じてどんどん自発的にアクションを起こして下さるようになりました。先生の一人は「自分達の手で、こんな身近な問題から解決出来るとわかって自信がついた」と語ってくれました。

 

ほんの少しのアイデアの共有を通じて、現地の方々の意識にチェンジを生み、自ら問題発見・解決に取り組んでいけるサイクルを生みだすことが出来たと強く実感しました。

 

(子どもたちや先生方と一緒にチョークを作っている様子です)

 

(一生懸命チョークを作った子どもたち。みんな手は真っ白!)

 

(現地の先生方も一緒にWSを楽しんでいます)

 


長期的な目線で考える、持続可能なWSとプロジェクト運営

 

プロジェクトメンバーのうち数名は現地に半年~1年間長期滞在しているため、夏期WSの継続や効果測定と軌道修正を随時、現地とコンタクトを取りながら進めることが可能になっています。

これにより毎年夏(及び春)のプロジェクト実施期間に限らず持続的な効果を与え、子どもたちの「自分で問題を解決出来る力」を育てています。

 

その場限りの影響しか与えられないWSだけでは、真に現地に根付く持続的な教育を共に作り上げることは出来ません。

「枠や正解のない地図作りへの挑戦」

「自分の足で情報を集め、発表する経験」

「自分達の作ったチョークで地域経済に影響を与える経験」...

これらが、子どもたちが「自分で問題を解決出来る力(=自分たちで課題を見つけ、解決に向けて行動を起こす力)」を身につけるはじめの一歩となって欲しいと考えています。

 

数年後、数十年後…
ワークショップを経験した子どもたちは大人になります。その際に「リーダーシップを持って問題発見・解決に取り組める」マインドを持つ人を一人でも多く育てることが出来たら、と考えています。

 

(Acadex小学校で学ぶ子どもたちです)

 

 

しかし本プロジェクトの継続には、私たち学生だけでは賄いきれない多大な費用がかかります。

 

毎年春夏の渡航には航空チケット代や予防接種代、WS準備費用など非常に多額の費用がかかります。その為に私たち学生は様々な助成金(学内・学外問わず)への応募やアルバイトなどを必死に努力して進めていますが、それでも十分には賄えないのが現状です。

例えば一回の一人当たり渡航費・約30万円を学生として稼ぐ為には、毎日アルバイトに取り組んでも最低4-5ヶ月はかかります。しかし、本プロジェクトの活動や学生の本分である勉強に充てる時間を差し引くと、それでも非常に大きな負担が残ります。

 

「自分で問題を解決出来る力」を育むことによるコンゴの教育の復興に本気で取り組む私達プロジェクトメンバーに、みなさまのご支援を頂けないでしょうか。
どうぞよろしくお願い致します。

 

(ここまでお読み頂きありがとうございました。是非ともご支援・ご協力の程、お願い致します)

 

 

引換券内容

 

・現地の子どもたちからの素敵なメッセージ付きのお礼状と写真が届きます。

子供達からのメッセージと私達からの感謝を込めたメッセージカードを作り、写真を貼付して支援者様のパソコンへ送付する予定です。


・現地での活動の様子を収めたデジタルフォトブックが届きます。

支援者の皆様のパソコンに、現地でのワークショップの様子や子どもたちの姿を収めた写真をお送りします。


・コンゴの伝統工芸品“砂絵”などが入ったミステリースーベニアが届きます。

現地の市場で買える特別なお土産(砂絵や木彫りの像、石のアクセサリーなど)を考えています。

 


(これは街の市場で売られている様々な砂絵です)


・Acadex小学校内の壁面に、あなたのお名前が刻まれたプレートを掲示します。

 

 

 

・Acadex小学校運営に関するリンク先

http://acadexproject.wordpress.com/

 


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