ラゴスはナイジェリアの商業首都で、アフリカ最大の人口を抱える巨大都市です。人口は、1300万とされていますが、2006年の国勢調査からの推定人口ですので、実際にはもっと膨れ上がっており、1500万人、または2000万人を超えると推定している資料もあります。東京都の人口は約1400万人ですので、これよりも大きいことが予想されます。


ラゴス州は57の地方行政区に分かれており、パームアベニュー保健センターは、そのうちのムシン行政区の中心にあります。ムシン行政区の人口は、187万人とされています。

 


下の表はラゴス州、ナイジェリア国全体、日本におけるいくつかの母子保健指標を比べるためにつくりました。

 


妊産婦さん約200人に1人が妊娠中や出産中や出産直後に亡くなり、赤ちゃんに至っては25人に1人が1歳の誕生日を迎えることできないような状況です。日本では考えられないことです。

 

ラゴスでの妊産婦さんは、日本の100倍以上も「死」のリスクに直面していることになります。亡くなっている妊産婦さんの4人に1人が出血が原因になっています。

 

なぜ出血で亡くなってしまうか?緊急輸送を含む緊急対応の遅れ、貧血状態で出産を迎えるお母さんの多さ、伝統医学を信じるお母さんの多さ、貧困層におけるお母さんの教育レベルの低さ、経済的理由で病院に行きたがらないお母さんの多さなどいろいろと原因があるようです。

 

 

 

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