【太陽光を待ってます!】パームアベニュー副保健センター長

 ラゴスでは、保健センター長と副センター長は、経験の長い看護師が就くことになっています。今日は、パームアベニュー保健センターにおける夜勤の責任を担っているラヒーム副センター長にインタビューしました。小柄ですが、元気で明るく、とてもしっかりした笑顔の素敵な看護師さんです。

 

左からセンター長、副センター長、そして若手看護師

 

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 私は、今年の3月に配置換えでこのセンターにやってきました。まだ、着任したばかりです。夜勤の最初の日は、停電で、発電機用燃料もなく、まさしく真っ暗でした。センター内を動くときは、携帯電話の電灯を使っていましたが、バッテリーも切れ、リチャージできる懐中電灯を使い、それも切れてしまいました。幸い、その日は産婦や急患もありませんでした。

 普段でも、出産が無い限りは、停電でも発電機は動かしません。燃料の節約のためです。でも、明かりがないと、駐車場も含めて辺りは真っ暗になるので、怖いです。

 つい最近も、こんな経験をしました。早朝4時ぐらいに産婦が夫を連れ添ってセンターにやってきました。真っ暗な中、「看護婦さん、看護婦さん、どこ?いますか?」と大きな声が聞こえました。その日は、停電でかつ燃料も切らしていた日でした。「居ますよ!どうしました?」「生まれそうなんです。助けて!」産婦さんの夫の携帯電話の明かりで、分娩室に直行。懐中電灯での出産介助でした。一方、夫には、燃料の調達をお願いしました。赤ちゃんは無事生まれ、胎盤も問題なく出てきましたが、出産時に起こる会陰の傷を縫う作業は、懐中電灯ではできません。燃料を待つしかありませんでした。

 太陽光発電がくると、そんな心配をする必要がなくなります。日本のみなさんの支援をありがたく思います。

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