歴史的大水害を受けたアマゾンで農民と森を守る農業を復活！

みなさま、こんにちは。いつもご支援ありがとうございます！なんと、本日時点で支援者数70人、904,000円ものご支援を頂いています・・・。改めて、多くの方からの応援があって、私たちの活動は進んでいることを感じました。本当にありがとうございます！

さて、みなさまはバナナは苗から育つことをご存知ですか？その苗は根っこから増やすことができるのです。

下は、農村部農業指導中のひとコマ。左のバナナの苗を持っているのが農民、右の青いシャツで平べったい里芋のようなものを持っているのは、マニコレ市担当の農業技術者です。

この芋、バナナの根っこです。以前はこれを丸ごと植えていたのですが、今はこれからたくさんの苗を作る技術を広めています。この技術で、根っこ1個=バナナ1本でしたが、今では1個＝30数本の苗ができます。

下の写真は根っこから生えた芽です。これを苗にして植えると・・・

下の写真のように育ちます。

農業技術者の多くは、「大体1個の根芋から十数本位の苗ができる」と農民に説明しており、そういう方法があると理屈では知っていたのですが、実際にやったことがほとんどなく、プロジェクトで実施した技術者向けトレーニングからその技術を習得しました。

それ以来、農業技術者もどんどん慣れてきて、今は1個＝30数本の苗ができるようになったのです。根っこ1個＝バナナ1本と比べると大きな違いですよね。

今は、水害でバナナが全滅に近い被害を受けたので、とても必要な技術になりました。プロジェクトの大きな成果として自慢です！

今後もどんどんこの方式を広めて水害後の復興にすこしでも貢献できればと思います。

みなさまのおかげで、目標達成まであと一歩です！引き続き、よろしくお願い致します！