ALS患者による最後の挑戦　オリジナルブルースCD製作　魂の叫び

 

親愛なる皆様

 

寒い折、またコロナ過再燃の最中いかがお過ごしでしょうか？

まだまだ気の抜けない状況が続くと思われます。

皆様におかれましては大切なご家族共々、感染予防対策をしっかりと続けて下さいます様お願い申し上げます。

 

さて、先ずはオリジナルCDの完成予定日の変更についてですが、先だってお送り致しましたメールに記載した通り、コロナ過再燃に伴う故郷島根県西部地方のクラスター多発という異常事態、単純に楽曲のクオリティを求める私の思い【我儘とは違う気がします(-_-;)】等が重なり大変心苦しいのですが下記の様に改めさせて頂きました。

 

オリジナルアルバム「Angels love supreme」のリリース

２０２２/３/３１（木）

 

２０２２/４/究機関への寄付「あくまでも第一回目の寄付」

２０２２/４/２８（木）

＊GWによる先方の都合によっては5/9月曜日の可能性あり

 

親愛なる皆様へ私の魂の込もった作品を届けるためとはいえCD完成の期日再設定、何卒ご容赦下さいます様宜しくお願い申し上げます。

誠に申し訳ございません。

 

CDの進捗状況ですが、私の病状進行がことのほか早く通常のレコーディングとは真逆のリズムセクションを後回しにして私のギターパートと歌を先に録音するという方法で進めました。

それでも日によっては手の麻痺で、或いは極端に呂律が酷かったりして難航しましたが何とか私のパートを録り終え、今はドラムとベースギターの録音がどんどん進んでいる状況です。

 

ベースギターは共同実行者で実弟の伊藤　淳が務めます。

 

レコーディングディレクター兼エンジニアのapas澄川　明氏

私のギターの師匠であり本CDのリードギタリストでもあります。

彼の許容ゲートは非常に狭くw「虎の穴」と呼ばれ恐れられています。

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完成まで今しばらくといった所です。

誠に申し訳なく存じますがどうか楽しみにお待ち頂ければ幸いです。

重ね重ね宜しくお願い申し上げます。

 

御支援下さった皆様へのリターンも3月から一斉にお送りさせて頂きますのでお楽しみに。

 

私の近況ですが、先ず病状については下肢の麻痺が進み立つことは何とか可能なのですが歩くとなるとほぼ無理な状態です。

歩こうとすれば間違いなく転倒します。

右手の痺れは相変わらずですが、これまでは何ともなかった左手に右手より酷い痺れや麻痺が起こるようになりました。

呂律は最早壊滅的です。

唾液の分泌が物凄くて、うまく吐き出せない、誤嚥が怖くて呑み込めない私は真面目に溺れそうになる事があります。

ここ最近急激な病状進行を感じます。

やはりALS発症5年目というのは一つの大きなターニングポイントなんだと思います。

 

本当にレコーディングが間に合って良かった！！

心底そう思います。

 

明るい話題…？wwwとしましては山陰中央新報社様に取り上げて頂いた事。

そこから波及してTSK山陰中央テレビジョン放送様に取材して頂いた事です。

当初は2/20まで取材を続けて頂く予定でしたがコロナ過再燃により短縮、先だっての2/10木曜日のFNSニュースイットで放送して頂きました。

FNNプライムニュースやヤフートピックスから全国で視聴可能だそうです。

この放送の反響は凄まじく(;^_^A暫くの間は対応に追われました。

新たな取材申し込みも御座いましたので確定すればまたお知らせ致します。

 

放送を通じて少しでもALSや他の神経性難病への関心が高まり、それが最先端現場（患者、病院、看護、介護、研究）への理解や援助に繋がって行く事を切に願います。

 

寒い日が続き中々愛車WHILL（電動車椅子）の出番がありませんが、しばらく前に写した故郷島根浜田港からの夕陽をお届けして次回へ

 

つづきます。

 

有難う御座いました！！