プロジェクト概要

震災から一年たって
もうすぐ、人々が集う図書室ができます。

 

はじめまして、吉田晃子(あきこ)と申します。震災が起きてから、私は陸前高田市モビリア仮設住宅の中に住んでいます。そして今、この仮設住宅の中に図書室の建設を行っています。私たちはそこに図書室を作るために活動しています。

 

 

ただ中に入れる本棚や本がまだありません。
空っぽの図書室を本でいっぱいにするお手伝いをしていただけませんか。

 

撮影:高橋智史

(震災後、図書館がなくなってしまった子どもたちは、移動図書館が巡回に来るたびに熱心に本を読んでいました。)

 

(建設途中の写真です、現在はかなり完成に近づいています。)

 

 

 

私たちの街の図書館は津波に飲まこまれてしまいました。

 

私は岩手県陸前高田市で育ち子供の頃から本が好きで図書館によく通っていました。

しかし3.11 東日本大震災が起こり、図書館の建物は全壊、図書館員はすべて死亡もしくは行方不明、蔵書も流出しました。

(津波の被害にあった陸前高田市立図書館)

 

 

今回のプロジェクトを支援して下さった方には、皆様の大好きな本、ちょっとはげまされた本、ためになった本・・・そんな皆様の思いがいっぱい詰まった本を一冊蔵書として、空っぽの図書室に加えさせて頂きます。

皆様の思いの分だけ、少しずつ図書室に本が加わっていきます。

皆様の温かいご支援によって、空っぽの図書室を本でいっぱいにして下さい。どうか宜しくお願いいたします。

 

 

 

 

図書館は「心の診療所」

3.11 東日本大震災が起こり、私の目の前では建物が黒い波に呑まれていき、電柱が轟音と共に折れていく様を近くに居た小学生を抱しめながら高台に避難しました。津波で自宅のあった広田半島は孤立してしまい、娘や主人とも離れ離れになり会えたのは津波から三日後でした。

避難所生活は個人のプライバシーがない代わりに皆で助け合いながらの生活でしたが、 仮設に入居後はプライバシーが持てる分他の方との関わり合いがなくなりました。

仮設住宅の狭い部屋の中だけにいると、無力感や孤独感に襲われることがあります。そんな時に気分転換や散歩しながら気軽に行ける場所が必要です。そのためにコミュニティー図書室が活用されれば、と思います。

私が目指している図書活動は、人との触れ合いの場を作ること。本を読むだけでなく、コーヒーを飲むだけ、雑誌を読むだけ、受付の人と話をするだけでもかまわないのです。人と接することで安心感が生まれ、こころのケアにもつながるのではないかと考えています。

 

古代エジプトにテバイという図書館がありました。

その図書館の入り口には「心の診療所」と書かれていたそうです。東日本大震災を受けて図書館が「心の診療所」になってほしいと願って活動をしています。

 

(現在図書館がなくなってしまった子どもたちへ紙芝居をおこなったりしています。)

 

 

 

こんなときだから、

今出会う本が、子どもたちの一生の支えになる。

 

下の写真は陸前高田市と同様に津波の被害にあった岩手県大槌町に2月5日にオープンした「かねざわ図書室」です。

 

 

昨年4月に被災地の図書館員の方とお話をする機会がありました。炊き出しの話をしていた時に、その図書館員の方が、「食べ物は食べたらなくなるけど、本は読んだ記憶が残ります。だから本を子どもたちに届けたいんです。」と静かに、でも力強くおっしゃっていました。

また続けて「こんなときだから、今出会う本が、子どもたちの一生の支えになります」ともおっしゃっていました。

震災の被害で苦しい環境に身を置いている子どもたちが自由に本を読める図書室を作るために、どうぞ皆様のご支援宜しくお願いいたします。

 

 

 

 

--  図書室の詳細  -- 

 

【建設地】陸前高田市の小友地区にある陸前高田オートキャンプ場モビリア仮設住宅(168戸)の敷地内

【竣工予定日】2012年 4月上旬

仮設住宅の住民の方でも、その外からやってこられたかたでも、誰でもが使える図書室にしたいと考えております。

 

 

 

  引換券

 

・皆様の好きな本を一冊蔵書として寄贈させて頂きます。

皆様の好きな本を一冊応援コメント欄にお書き下さい。その本をこちらでご用意し、本は皆様のお名前とともに空の図書室の蔵書として、そこを訪れる方々に読んでいただきたいと思います。

*高い画集などの本をお選び頂いた場合、なるべく多くの本を蔵書にするため予算の都合上、再度別の本をお伺いする場合がございます。どうぞご了承下さい。

 

 

・支援者様からのメッセージノート

アルバムに皆さまのメッセージを入れてディスプレーします。

常に開いている状態にしておくのでメッセージボードに近い形になります。本を読みに来た方がゆっくりとメッセージを見ていただけるようにいたします。

 

 

・ステッカー

こちらの本をデザインした可愛いロゴのスッテカーを送らせていただきます。

※上図はイメージ図です。実際のステッカーのデザインや色身は異なります。ご了承下さい。

 

 

・岩手の裂織の栞

岩手の伝統工芸品である栞を皆様の日々の読書に是非役立てて下さい。

※上図はイメージ図です。実際の栞のデザインや色身は異なります。ご了承下さい。

 

 

 

-- 協力 --

シャンティ国際ボランティア会(SVA)は、戦争や貧困に苦しむしむ子どもたちに絵本
を届け、楽しく集える場所である図書館や図書室をタイ、カンボジア、ラオス、ミャンマー(ビルマ)難民キャンプ、アフガニスタンに作ってきました。また1995年に起こった阪神・淡路大震災の際には、神戸市に事務所を構え緊急救援から復興までの活動を行ってきました。東日本大震災発生直後の3月から炊き出しや物資配布の活動を行い、6月には岩手県に事務所を設置。震災で図書館や書店が壊滅的な被害を受けた岩手県沿岸部で「いわてを走る移動図書館プロジェクト」を実施しています。

 

「いわてを走る移動図書館プロジェクト」http://sva.or.jp/iwate/


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