昨日の新着情報で歌詞をご紹介したのは、「朝市センター保育園」の園歌「朝市っ子が街をゆく」です。

 

この園歌は、保育園の10周年を記念して作られたものです。
保護者と職員で「10周年を祝う会」実行委員会を立ち上げ、その中に「園歌チーム」ができました。

 

生まれたばかりの小さな保育園は、公的な助成が全くなく、「安い給料と高い保育料」という2重苦と向き合う年月でした。
保護者と職員が痛みを分かち合いながら、存続の危機と闘い続けていたのです。

 

「認可保育園であれば子ども1人十数万の公的なお金が掛けられているのに、
無認可保育園の朝市の子どもには1円も掛けられていない。同じ仙台市民の子どもなのにこの差は何だ?」と声を上げたのが保育園のお父さんたちでした。

 

保育制度の仕組み、助成金の仕組みを調べ、話し合いを積み重ねていくうちに「おやじの会」が誕生し、保育園全体を引っ張りながら助成金獲得運動が展開していきました。

 

仙台市に最初の要望書を提出してから5年が経っていましたが、朝市センター保育園にも仙台市の助成金が出されることが決まったのが、ちょうど10周年の年だったのです。

保育園10歳の誕生日は、達成感と明るい希望に満ちたものになりました。

 

こうした高揚感の中で、「園歌チーム」は、職員、保護者全てに「保育園のイメージを出し合いましょう」と呼びかけました。
たくさんのフレーズが集まりました。

 

「園歌チーム」が頭を寄せ合い、楽しい話し合いの末、四季折々の大好きな風景の中を「朝市っ子」が嬉々として闊歩する姿が浮かび上がりました。
春、夏、秋、冬、仙台の街を、手をつなぎ足を振り上げ元気に歩く子どもたちの姿が1番から4番までの歌詞になりました。

 

そして、最後のフレーズは風の中をぐんぐん進む子どものたくましいエネルギーをうたっていますが、困難なことがあっても、顔を上げて未来を切り拓こうという決意と願いが込められています。

 

「朝市センター保育園」は、今新たな壁に立ち向かっています。

しかし、どんな困難な状況でも、しっかりと顔を上げて、未来を切り拓きたいと思います。

「朝市っ子」に負けないパワーを、今こそ大人たちが発揮し、「朝市っ子」の居場所とふるさとを守ります。

 

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