昭和58年頃に料亭をやめ、平成に入ってからは女将さんがお一人住まい、

そしてその女将さんが亡くなってからは長らく空き家となっていた寿ゞ家。

再生プロジェクトに着手した時には、使われなかった水道は当然のように、

メーターが外され、止められていました。

 

画像は、再生プロジェクトを始めた頃の一枚です。

何をしているかというと、

残されていた器物の中から、たらいや鍋を雨垂れが落ちるところに置き、

雨水を溜めているところです。

たらい等に水が溜まったら、

ポリタンクに移して、そこから掃除などに使っていました。

 

その後、ご近所の方のご厚意で、

必要な時には水道を使わせていただけるようになりましたが、

それまでは、雨の日の大切な作業準備でした。

 

現在でも、水道がない状態には変わりはありません。

作業に使う水は、必要な時には水を汲みにご近所さんのところまで往復し、

使わせていただいていますが、

お客様用に使うには支障があります。

また、別に紹介しますが、水道がないということは、

現代風のトイレもなく、寿ゞ家でゆっくり過ごしたいお客様には

ご不便をおかけしています。

また、今後の活用を考える際にも、

水道がないということは、活用の幅がかなり狭くなってしまいます。

 

この水回りの整備が、今回のプロジェクトの大きな趣旨の一つですが、

そこにたどり着くまでには、脆弱な構造や旧式のトイレの配置等、

まず整えなければならない課題が山積みです。

そこで、今回ご支援いただく資金は、

こうした水回りの整備を行うための前提の一つでもある

脆弱な構造部分の撤去に充てさせていただく予定です。

 

皆様と一緒に、これからの寿ゞ家を造っていきたいと思います。

どうぞよろしくお願いします。

 

 

 

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