5年で生息数が1/5になった島根のアユが生きれる魚道を作ります！

河川担当としのぶさんからのレポートです。

(※10月14日実施)

 

 

静間川の下流で、アユが産卵しやすくするために、

石ころを踏んでごしごしして均しました。

 

アユは石ころの隙間に卵を産み落とすため、

土砂で隙間が埋まると、産卵しにくくなってしまうのです。

 

卵は、２週間ほどすると孵化し、能動的に下流に流されます。

そして、一冬を海で過ごし、春になると遡上します。

 

今回の取り組みは、アユの専門家高橋先生の指導のもと行いました。

 

これまで、夏季の生息状況調査は行ってきましたが、秋季は初めてでした。

 

が、残念ながら、とにかく、数か少ないようです。

 

しばらく辛抱の年が続きそうですが、資源の回復を願って、地道に活動を続けて行きます。

 

 

少し楽しいことも…、ということで、生き物観察会も同時開催です。

 

中学生男子が、張り切って、とってくれました。

エビ類がたくさんですが、フナも取れたのがうれしかったですね。

 

モロコが何匹も取れました、静間川で繁殖しているようです。

在来種ではありますが、静間川には居なかったような気がします。

どこかから、来たのかな。

 

 

（島根県へ各手続きを行った上で、実施しています。）

 

 

https://blogs.yahoo.co.jp/moriyamatoshinobu/48157910.html