誰もが希望を持てる未来へ｜挑戦するNGO新人スタッフをともに応援

40日間にわたって実施したアーユスのクラウドファンディング「誰もが希望を持てる未来へ─挑戦するNGO新人スタッフをともに応援」は、昨日10月10日をもちまして、無事に目標を達成して終了しました。

いただいたご寄付は目標の80万円を大きく上回る1,021,000円となり、のべ88名の方にご参加をいただきました。

おかげさまで、本年も3名の方に「NGO新人賞」（副賞20万円）を授与できることになりました！

ご寄付をくださった皆さまはもとより、実施にあたって「NGO新人賞」の意義が伝わる応援メッセージ・インタビューに応じてくださった皆さま、口コミやSNSでの共有などを通じて盛り上げ、また見守ってくださった全ての皆さまに、心より感謝申し上げます。

世界の厳しい現実に直に向き合い続けるNGOの「菩薩行」に出会ったお坊さんたちが、NGOを応援しようとアーユスを立ち上げて30年。多くの賛同を得て、今年もこの賞を皆さんとともに贈るための準備が整い、本当に嬉しく思います。

悲しいことに、このクラウドファンディングの実施中にも、大きな地震や新たな武力衝突が起こりました。自然災害や紛争の復興の過程を想像するとき、衝突の原因となった構造的な問題を考えるとき、「誰もが希望を持てる未来」の遠さに私たちは呆然とします。

しかし、NGOが地道に活動を進めたり問題を訴え続けてくれるおかげで、光の当たらなかった人たちの権利が認められるようになり、私たちの意識が変化して社会の空気全体が「今まで見過ごしていたけれど変えなくちゃ」と変わってもいます。希望の種は確実に蒔かれているのです。

アーユスの「NGO新人賞」は、これから希望の種を蒔こう・育てようとする人たちを応援するものですが、この「希望を持てる未来」を諦めない仲間、一緒に育てて花を咲かせる人たちと出会う機会をもっと作っていくために、皆さまからのご寄付、ご協力を大切に活かして参ります。

このあと、募集と選考を経て12月中旬に発表、3月には授賞式を予定しています。

「新人賞」はこれからが本番です。今後もぜひご注目いただくとともに、引き続きアーユスをどうぞよろしくお願い申し上げます。

2023年10月11日

特定非営利活動法人アーユス仏教国際協力ネットワーク 一同