【働く父母のために】神奈川県大和市で病児保育を続けていきたい！

２児のママであり、産婦人科医として活躍される田近様から応援メッセージをいただきました。利用者目線の直球コメント、ありがとうございます！

私は９歳と３歳の子育てをしながら働いている産婦人科医です。３歳児の妹は保育園に通っていますが、保育園からの電話が一番と言っていいほどの心配要因です。共働きで簡単に仕事を抜けれないし、かといってそのまま放置するわけにはいかないし。実家も遠く、すぐには対応してもらえないし。ファミリーサポートも誰か対応してくれるか分からないし。
しかし、忘れた頃にやってくるのが、体調不良を知らせる電話。まるでロシアンルーレットのような日々。子育て世代であれば、この状況に共感していただけると思います。

十六山病児保育室は病児保育のみでなく、保育園の引き取りや、親としてとてもありがたい、小児科医の回診もされています。素晴らしい取り組みだと思います。子育てにはなくてはならない病児保育なのに、なかなかその重要性が伝わらないようで、交付金の仕組みも不十分なようです。

もともと、このような福祉を担う事業に資本主義的な要素を持ち込むこと自体無理があると思います。職員の配置、施設費だけでも固定費がかかるし、コロナや季節によって病児が来ないこともあるし。ただでさえ病児保育の手厚さに対して料金も低く抑えられているし。

社会の徳となることを身を切って実践されている十六山病児保育室を応援しますし、地域がこのような施設を存続させていかなければと痛感しています。
皆さまの応援をどうぞよろしくお願いいたします：）

産婦人科医 　田近映子