【働く父母のために】神奈川県大和市で病児保育を続けていきたい!

【働く父母のために】神奈川県大和市で病児保育を続けていきたい!

寄付総額

1,590,000

目標金額 1,000,000円

寄付者
94人
募集終了日
2021年4月9日

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プロジェクト本文

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<目標金額達成のお礼&ネクストゴールについて>

皆さま、本当にありがとうございます!

これで来年度も子ども達に医師の回診を届ける目途がつきました。

 

さて、コロナ禍以前から十六山病児保育室の運営資金の約7割は理事長の寄付金で賄われてきました。平時でも市からの補助金は1,000万円以下。厚生労働省の調査によれば、10名以上定員施設に必要な運営費は、2,500万円です。

 

 

令和2年度は利用者が9割減りました。利用数に応じて補助金が決まる仕組みのなかで、現時点の状況では、新年度の補助金は半減する見込みです。

 

利用者が減れば運営費用は減らせると勘違いをされることもあるのですが、病児保育室はコロナ禍のなかでも感染対策を講じながら、いつでもお預かりできる体制を用意するよう行政から依頼をうけています。このため、適正な職員配置をいつも確保しておく必要があり、人件費や施設維持費を削減することが難しいのです。

 

頂く応援を励みに、ネクストゴール150万円に挑戦させてください。

引き続き皆さまのご支援、お待ちしております。

 

西田恵美

 

 

寄付と善意に支えられている病児保育をめぐる環境。

運営資金のサポートを!

 

ページをご覧いただきありがとうございます。神奈川県大和市にある「十六山病児保育室Bambini 」施設長の西田恵美と申します。

突然ですが、子育てをしていて1番困ることはなんだと思われますか?
山梨県が実施した大規模アンケートによれば、1位は「子どもが病気のとき」でした共働きであれば、夫婦のどちらが休むのか、仕事の調整、預け先はどうするか、などなど決めなくてはいけないことがたくさんでてきます。

 

 

欧米のように看護休暇を堂々ととれる社会もありますが、残念ながら日本ではなかなか職場の理解を得づらい場面が残っています。ここを補完するべく子育て世代の支援機能を担うのが、私どものような病児保育施設です。

 

病児保育室では、保育園などに通っているお子さんが病気をした際、親御さんの就労継続をサポートするために、病児保育室の看護師、保育士が親御さんに代わってお子さんの看護と保育を行います。

 

核家族化の進んだ日本では、社会のセーフティネット、究極の子育て支援施設、とも言われている場所です。

 

十六山病児保育室は2018年の立上げからはじまり、今までその運営費のほとんどを理事長の寄付で賄ってきましたが、長引く赤字運営の解決のため、今回プロジェクトを立ち上げ、クラウドファンディングに挑戦することとなりました。

 

私自身、3人の子どもを育てるワーキングマザーなので、病児保育の必要性を痛感しているひとりでもあります。子育てする親御さんたちを孤独にさせない。母親も、自分のキャリアをあきらめずに働き続けることできる社会を作るための一助を担い、誰にとっても優しい社会の実現に貢献できればと考えています。

 

子育て支援を通じて、次の世代により良いバトンを渡していくために、みなさま、応援、よろしくお願いいたします!

 

 

 

まずは、病児保育のおかれた現状を多くの方に知ってほしい

 

もともとは、理事長である父から、病児保育室の立ち上げを依頼されたことが、私の十六山病児保育室とのかかわりの始まりでした。当時は大使館に勤務中で、迷いもありましたが、私自身子育ての真っ最中で、幼い子供を抱えながら働くことの大変さは身に染みてわかっていたこともあり、引き受けることにしました。

 

長女が2歳半になるまで過ごしたイギリスでは、ワンオペ育児を経験。帰国をしてみると今度は、幼子と暮らす女性の働きにくさという現実に直面しました。

 

時短勤務のマミートラック、子どもが病気の時にどちらが休むかで生じる夫婦の不協和音。仕事の途上で、保育園からの発熱によるお迎え要請コールを受け、周囲に頭を下げながらの早退の連続、昇進を諦めて、融通の利く職場への転職、などなど。

 

立ちはだかる壁は一つではありません。

 

自分の周囲を見回しただけでも、子育てとの両立を理由にキャリアをあきらめる決断をした方は少なくありません。

 

「働く母親達にもっと堂々と仕事を続けてほしい。そのためのサポートになる場を作りたい。」と、心から願ったことが、病児保育室を運営する上での自分の原点になっています。

 

主治医だったインド人医師。出産と育児を通じて、様々な国の人との出会いがあった。

 

病児保育室は、ニーズは非常に高くあるものの、利用が病気の流行に影響されたり、回復などを理由とした当日キャンセルも多く、採算性の低い事業です。そして、病児保育室を開設、運営することは簡単ではありません。

 

国が定めた基準があり、その基準を満たす広さを確保することや、通常の保育室だけでなく感染症の子どものための隔離室、調乳室の設置など細かな指定があります。利用者数が日によって大きく変わるなか、子ども3人に対して保育士1人、子ども10人に対して看護師1人の配置が必要なるため、人件費などの固定費を抑えることがとても難しい運営形態です。

 

結果、多くの病児保育室は市区町村の委託事業として契約し、利用料金は抑える代わりに交付金などで賄うこととなりますが、その予算額や支払い条件は市区町村により異なるほか、すぐに支払われるわけではないため、不安定な経営に陥りやすい構造になっています。

 

実際、数多くの病児保育室が赤字経営を余儀なくされていますが、社会的に必要なものであるという意識と善意により支えられているというのが現状なのです。そんな状況下にあるところを、新型コロナウイルスの感染拡大によるステイホームなどの一連の出来事により、病児保育の利用者が全国的に激減する事態となりました

 

中には、利用者が減ったことを理由に、自治体から補助金の減額や返還を求められた施設もあると聞き及んでいます。自治体の姿勢によって運営の安定性が左右されるという脆弱性もさらに浮き彫りになり、取り組むべき課題が山積みの状況です。

 

三原じゅん子厚生労働副大臣を訪問し、病児保育制度設計の見直しを陳情

 

十六山保育園   園長 古木英子

 

平成17年4月に十六山保育園(同法人が運営する保育園)を開園しました。保育園は働く親を支援することが目的で、0歳から就学前のお児たちをお預かりしています。しかし、もともと乳幼児は突然の発熱に見舞われやすいものです。お児が37.5℃を超えて発熱いたしますと、出勤して間もない職場から再び保育園に「病児引き取り」に来なくてはなりません。

 

例えば、都区内に通勤する方々には大変なご負担をお願いせざるを得ず、忍びない気持ちがつのることも度々でした。また、例えば保育士の職務も同様な事態のとき保育現場の逼迫事態に至り、予備なき対応を迫られることになります。

 

そこで、病児保育室を作りたいと理事長に申し出ておりました。理事長は「かかる事態はいわば保育制度の欠如状態であり本来は行政が一義的に認可保育所と同次元で臨まなければならないことなのではなかろうか」との認識に至りました。

 

その結果、中央林間駅近くに開設をすることが叶いました。多くの親御の皆様に十六山病児保育室に預けられ、安心して働くことができる体制がまがりなりにも準備できました。しかし安定して継続しうるためには課題は人事面、資金面にわたり山積しています。どうぞ健全な国民経済の発展並びに民生生活の安定という広い視野に立ち、ご支援、ご協力を賜りますよう宜しくお願いします。

 

 

 

安心してお子さんをお預けいただくために。

安定的な運営のため、もっと多くのサポートを必要としています。

 

十六山病児保育室を構える中央林間は、二つの路線の主要駅となる神奈川県央の交通の要所です。都内へのアクセスが良く、大型マンションの建設が相次ぎ、子育て世帯が増え続けています。共働き世帯の多くは核家族で、ひとり親の方もめずらしくないため、この地域で病児保育が果たす役割は大きいと考えています。

 

利用者の方々からは、

 

「中央林間に病児保育室があって良かった」

「仕事を続けるためになくてはならない施設」

 

など励みになる数多くの声をこれまでにもいただいており、そんな親御さんのためにも、病児保育の灯を絶やすことなく、末永く運営をしていきたいと考えています。

 

皆さまからのご支援は、医師の回診手当を中心に、令和3年度運営費に充てさせていただく予定です。

※2021年4月1日~2022年3月31日に、十六山病児保育室Bambiniの運営を行ったことを以って、本プロジェクトを実施完了とします。

 

十六山病児保育室に限らず、病児保育施設の約7割は赤字といわれています。共働き、女性の活躍がますます進むこれからの社会の中で、赤字運営ありきの病児保育制度設計は見直されるべき課題です。

 

今回のプロジェクトを通じて、病児保育事業の安定的な継続可能性について一人でも多くの方に関心を持っていただければ幸いに思います。

 

 

子どもは社会のたからもの。

次の世代を守り育てていくことは、先に生まれた者の使命であると感じており、また日本が社会全体で子どもを育てることのできる優しい国になってほしいといつも願っています

 

これからも、子育てに奮闘する親御さんたちに十分かつ惜しみない支援が行き届くよう、模索を続けながら、発信も続けていくつもりです。

 

そのためには、今ある病児保育室をしっかり安定的に運営していくことが私たちの大切な役目であると考えています。どうぞ一人でも多くの方からのご支援を、よろしくお願いいたします。
 

     

応援メッセージのご紹介

  

仙田 満:環境建築家・東京工業大学名誉教授(専門/こども環境学)  

 

 

病児保育施設は地域に絶対に必要です。

しかし、設置者の負担は大変なものがあります。

十六山病児保育室Bambiniをぜひ応援して下さい。

こどもは未来です。

未来はこども達がつくります。そのこども達への投資は私達自身への投資なのです。

 

藤 夫 : 大和市議会議員 

 

当初、病児保育開設の話をお伺いした時、病児保育室の必要性は、十分理解するもののその運営には幾つもの難題がありました。そんな中でも十六山病児保育室Bambiniは果敢に運営を続けています。実際、働くお父さんお母さん方が安心して、お子様を保育所に託し、職場で十分パワーを発揮するためには、病児保育室は無くてはなりません。 

私共は議員の立場から、未来を担うお子達が元気に成長出来るよう行政に働きかけてきましたが、まだまだ課題があります。市域を超えた広域連携の取組や最新のIT技術を活用し、誰でも何処からでも安心して利用し易い病児保育室の環境整備を進めなくてはなりません。 

どうぞ、皆さん ご一緒にBambiniを応援しましょう!

 

おさむら敏明:町田市議会議員

 

令和元年12月4日、町田市議会第4回定例会一般質問で「病児保育室の充実を求めて。」と題し一般質問を致しました。病児保育室の充実とは、先ず保育園や幼稚園と一体の組織として就労される親御さんたちの支援が出来る事、と同時に運営に支障がきたさないよう行政が支援をする事、本来病児保育室の運営は市が運営しなければならない。

 

次に利用しやすい環境整備、病児保育室は収益を目的とした事業ではない、保育園や幼稚園と一体の組織この事から行政負担をより軽減しつつ効率の良い施設配置が望まれる。誰もが気軽に利用できる環境でなくてはならない、その為には町田市内、町田市民に限定することなく広域相互利用が求められる。現在、八王子市の病児保育室3ヶ所を利用できるが、町田市民からは相模原市、大和市との連携相互利用を希望される声がある。

 

まず相模原市と大和市の相互利用を要望致しました。町田市で2ヶ所目の病児保育室が長年開院されている稲垣耳鼻咽喉科医院の新築落成に合わせて平成元年10月1日、病児保育室「おおきな樹」が開設されました。病児保育室「おおきな樹」は町田市の中心市街地原町田地区に開設され交通の利便性など利用される側にとって利用しやすい環境です。

 

また、南町田グランベリーパーク駅を中心に転入される方が増加傾向にあり転入される方の多くは都心に通勤、比較的若い世代の方が多い事を取り上げ南町田グランベリーパーク駅周辺に町田市3ヶ所目の病児保育室設置の要望をさせて頂きました。相模原市とは令和2年11月25日病児保育室に係る広域利用協定を締結し相互利用が出来るようになりました。

 

南町田グランベリーパーク駅周辺開設に付きましては令和4年4月を目途に開設準備が進められております。安心して子育てが出来、心配なく就労する事が出来る環境を整えつつある町田市の保育行政、携わる担当職員に感謝を申し上げます。

 

寺田弘子:相模原市議会議員

 

 

私は子育てと両親の介護・看取りが終わり、この先は他人のために働かせて頂きたいと考え議員の仕事を選択しました。議員活動の中で、働く母親からお手紙を頂き、「病児・病後児保育」の施設の使い勝手の悪さや利用料金の負担等の現状を知りました。


母親は子どもの具合が悪いと自分が代りたいと思うほど、身を切られるような切ない思いをします。この様な中Bambiniさんや近隣自治体に、相模原市の多くの子ども達が既にお世話になっています。

 

そこで近隣自治体との連携が先ず必要であると考え、行政の窓口で協議を進めていただき、町田市・八王子市との連携が整いました。現状は各自治体や各施設でシステムや利用料金が異なり、利用者にとっても施設運営者にとっても課題の多い状況です。核家族化や女性の社会参画が進み、子どもたちの成長を共に支える「病児・病後児保育」が全ての子育て家庭で必要です。

 

税制上の優遇措置について

十六山病児保育室Bambini(社会福祉法人勇能福祉会)への寄付金は、申告によって、所得税、法人税などについて税制上の優遇措置(寄付金控除)を受けることができます。

 

【個人のご寄付】

所得税の確定申告の際に「所得控除」が認められます。 寄付をなさった翌年の確定申告時(3月15日期限)に、法人が発行した領収証を添えて所轄税務署に申告することにより、所得税の還付を受けることができます。(控除額には一定の上限があります。)

「所得控除」による計算方法

他の寄付先も含めた年間合計寄付金額*-2,000円=控除対象額(所得控除) 

*当該年分の総所得金額等の 40% を限度とする。

 

【法人のご寄付】

所定の計算で算出された一般損金算入限度額のほかに、特別損金算入限度額の範囲内で損金に算入することができます。 

 

☆詳しくは、国税庁のホームページを参照するほか、税理士またはお近くの税務署にお問合せください。

 

<領収書の名義と発送先>

寄付金領収書の名義・発送先は、原則としてご寄付の際に入力いただいたお届け先の宛名と住所となります。

 

<寄付の受領日(領収日)>

寄付金受領後、十六山病児保育室Bambiniより「寄付金受領書」を発行いたします。寄付金受領日は、Readyforから弊法人へ入金があった日となります。

 

<領収書の発送日>

2021年7月末頃を予定しています。発行までお時間をいただきますが予めご了承願います。

                    


 

※本プロジェクトのリターンのうち、【お名前の掲載】に関する条件の詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。

 

※十六山病児保育室は大和市の補助事業です。病児保育事業を実施するための人員(看護師・保育士)はそろっております。日々の利用者と職員配置を市へ月次報告しており、さらに行政による監査も受けております。

 

※大和市病児保育事業のHPに弊施設の情報が記載されております。

http://www.city.yamato.lg.jp/web/katei/ikusei0024.html

 

※小児科医の回診は2019年4月から施設独自で実施しています。回診医と回診の覚書を交わしております。

 

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プロフィール

2018年4月から神奈川県大和市で病児保育室の施設長をしています。使い勝手がイマイチな施設の代表格の病児保育をどうにか使いよくしたい。「病児保育をもっと身近に、もっと使いやすく⭐」をモットーに日々運営しています。趣味はマラソン。フルマラソン自己ベストは4時間26分。2023年3月出走予定の東京マラソンではサブフォーランナーの仲間入りが目標。

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2018年4月から神奈川県大和市で病児保育室の施設長をしています。使い勝手がイマイチな施設の代表格の病児保育をどうにか使いよくしたい。「病児保育をもっと身近に、もっと使いやすく⭐」をモットーに日々運営しています。趣味はマラソン。フルマラソン自己ベストは4時間26分。2023年3月出走予定の東京マラソンではサブフォーランナーの仲間入りが目標。

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