なぜ井手はもう一度クラウドファンディングに挑むのか～退屈なのは、世界か、自分か～

お騒がせしております、井手雅敏です。

 

ついに始まりました、昨年に続きローイング競技新種目『コースタルローイング・ビーチスプリント』日本チームへの強化支援プロジェクト！

ただでさえ達成が難しくなるといわれている(らしい)2回目のクラウドファンディングに加え、目標支援額が前回の倍額『４００万円』という設定…しかしこれには、井手なりの理由があるんです。

 

①昨年の取組と結果から、改善すべき方向や内容が見えたから(再挑戦理由)

②井手勝敏勇退による国内Jr.カテゴリー挑戦の受け皿消失の回避(倍額理由)

 

特に今回はJr.カテゴリーで挑戦したいと考えている選手たちが、練習や準備条件が整わないことから挑戦をあきらめてしまうケースを防ぎたいという部分が狙いとして強いです。

 

ひとつには、2026年ユースオリンピック(確定)や2028年LAオリンピック(今夏可否発表)の主役になってくるであろうJr.カテゴリーに早い段階から世界の競技パフォーマンスや経験値を培ってほしいということもあります。

 

しかし一番の想いとしては、この種目で感じやすい『スポーツの素晴らしい特性』を若いうちに直接感じてほしいということです。

 

 

この種目は、決勝トーナメント(ベスト８)から１対１でのレースとなります。

国内・国外問わず、ほとんどのレースでゴール後にお互いの選手たちが握手やハグをし、お互いを称えあう場面に出会います。

大会、レースなので必ず「勝者と敗者」が生まれますが、それ以上に『同じスポーツを楽しみ、同じレースを闘った者同士』という感情が、この競技に関わる選手やスタッフの言葉や人種、国境を越えていきます。

 

 

 

壮大すぎる話かもしれませんが、この種目・スポーツを通じて世界中に「言葉や人種、国境を越えた友人」がたくさんいる未来につながる一歩になれば、と思っています。

 

by

小学生の時初めて聴いたLet it beに心打ちぬかれたまま大人になった井手