取手市の搾油所ですが、これは閉校になった施設を活用しています。

 

10年以上前に閉校になったものですが、本校舎とは別棟で建てられていた2階建て建屋の家庭科教室(調理室)部分を、バイオライフ会員のボランティアによって改修しました。搾油作業部分のフローリング床に、ビニールクロスを敷いて水が流せるようにしたり、壁を防水塗装したりなどし、保健所の許可をいただきました。

 

 

この施設の本来の使用目的は、取手市のブランド製品を作ることですので、搾油するのは、取手市で生産されたナタネやひまわり種などということになっています。

ただし、現在その生産量がまだ少ないので、他から搾油依頼も受けています。

それは、少ロットからでも、またどんなものでも搾油をしてくれる搾油所が生産地の近くにないので、取手市のご理解をいただき、そのような他所からの搾油もしているということです。

 

茨城県内の搾油所は、取手市のほかには、龍ケ崎市を挟んでその隣の牛久市に、それから行方市にもあります。この2つの搾油機は、バイオライフが使っていものと同じメーカーの同じ機種です(ドイツ製のスクリュー式低温圧搾機)。

牛久市の施設は、市の補助金によって作られたもので、搾油するものは、牛久市産の生産物に限定されています。行方市の施設は、民間企業によって運営されているので、どこからのものでも搾油しています。

それと、古くからの施設ですが、下妻市に兼吉製油所があります。

 

茨城県内以外では、千葉県からの搾油依頼が多いです。また群馬県には搾油所がないようで、8年前に新規就農したという方ですが、今回100kgのナタネを、直接持参して、施設見学もされていきました。

 

取手市の搾油所のような施設をもっと増やしていきたいので、バイオライフとしては、全てオープンにしています。ご希望があれば見学できますし、今年の12月から来年2月の間に、搾油体験のイベントも実施予定です。

牛久市の施設は、同じ搾油機であり、油充填までの製造方法は、取手市でのやり方を全部コピーしたものです。

 

取手市のナタネやひまわり種の生産量は、現在せいぜい3トン程度ですが、今後この10倍以上にしていくことを当面の目標としており、それが実現すると、今のままの製造規模では、 他からの搾油委託は受けられなくなります。

 

ですから、各地域でナタネやひまわり種の生産量を増やしながら、このような地元の搾油所をそれぞれが作っていくことを期待しています。

そのようなことにつながっていかないかと思って、今回のプロジェクトを実施しています。

 

現在少子化等で、閉校になるところが増えています。閉校施設を活用した取手市の搾油所をモデル・参考として、同様な取り組みをご検討されてはどうかと思います。

 

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