さて、皆さん、

クラスター爆弾禁止条約が2008年に調印され、2010年8月1日に発効してから、

もうクラスター爆弾は、過去のものになったと思っていませんか?

クラスター爆弾は、今も紛争や戦争で使われている兵器です。

 

最も最近では、シリアでの紛争で使われています。
今まででも最も”記録された紛争"になっていると言われるシリア紛争。


スマートフォンなどで誰でも気軽に動画が撮れるようになり、
紛争の状況を一般市民の人たちがyoutubeなどの動画サイトへアップしているのです。
これらの映像からだけでも、クラスター爆弾の使用が確認されています。

しかもこのシリアのアサド政権がクラスター爆弾を使用していることを
最初に世界中に知らせたのは、
ロンドンの北160kmにしむHiggins氏でした。
彼は、プロのジャーナリストではありませんが、
プロ顔負けの情報をブログで公表しています。

 

シリアの内戦で使われている武器について
動画サイトにアップされる動画を分析して、
ブログで公表しているのです。

 

(情報元:Higgins氏ブログ BROWN MOSES BLOG)
クラスター爆弾に関する記事
http://brown-moses.blogspot.ca/search?updated-max=2014-04-07T01:22:00-07:00&max-results=7&start=14&by-date=false#uds-search-results
http://brown-moses.blogspot.com/2012/08/new-evidence-of-cluster-bombs-used-in.html

 

昨年、アメリカが
シリアをクラスター爆弾を搭載した

海上発射型のトマホーク巡航ミサイルを使って

攻撃する準備をしていましたが、
ぎりぎろのところで回避されました。

最近でもアメリカは、
イエメンで、2009年12月17日にクラスター爆弾を使用しています。
BLU-97個爆弾を積載したTLAM-D巡航ミサイルが、
南アビヤン州アルマジャラの村落を攻撃。

少なくとも41人の一般市民が死亡、
その後、不発弾の爆発によって少なくとも4人が死亡し、
13人が傷害を負っています。

それから4年経ってからも、
攻撃を受けた場所はまだ不発弾に汚染されたままです。

(情報元:JCBLホームページ)
http://www.jcbl-ngo.org/joqyu0uf3-24/

 

もちろんアメリカもシリアも、クラスター爆弾禁止条約を批准していません。

 

だからこそ、

もっと多くの人にクラスター爆弾が使われると、

どうなるか知ってもらわなければなりません。

今回製作する『ラオスからのメッセージ』で伝えたいことは、

決してラオスだけの問題ではないのです。

ラオスは、戦後40年。
未だにこれだけの不発弾で汚染されているということは、
今クラスター爆弾が使用されている国、
これから使用される国の将来も、
今のラオスのようになる
と思って間違いありません。

(写真:2013年2月シエンクアン県立病院 不発弾被害にあって治療をうける男性)

そこには、戦争が終わっても不発弾に汚染された大地が残り、
撤去しない限り、永久に平和が訪れることはないのです。

その撤去作業は、簡単なことではありません。

 

『ラオスからのメッセージ』に込められたメッセージを世界中の人に知ってほしいと思います。

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