「ぶんぶんの時間」でこどもたちがつくってくれたおはなしを

ご紹介しています。

 

今回は、「三角関係に悩むあなたに」 贈ります!

 

すばらしい解決方法ですよ!

 

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「二人の王子さま」            

                            小林桜(7才)

 

 

 

むかしむかし あるところに、おひめさまがいました。

 

ちかくのいえに、二人のわかものがいました。

 

おひめさまはいつも、
いろんなわかものに
「けっこんしてください」と言われるので、
となり村からひっこしてきたのです。

 


ある日、二人は考えました。
「ひめはだれとけっこんするのだろう」


考えていて、やっと思いつきました。
「そうだ!」
二人はどうじにさけびました。


一人は、

「国じゅうから、ひめとけっこんしたい人をおしろにあつまらせて、

 ひめにきめてもらうのだ」

と言い、
もう一人は、

「ぼくたちどちらとけっこんするか、

 ひめにきめてもらうんだ」
と、いったぐあいです。

 

二人は考えて、はなしあいをして、ジャンケンをして、

「ぼくたちどちらとけっこんするか、ひめにきめてもらうんだ」

と言ったほうのていあんになりました。

 

 

つぎの日、二人はおしろにいって、

王さまに言いました。


「おひめさまをつれてきてくださいませんか」
すると、王さまが聞きました。
「なぜじゃ」
「ぼくたち二人、どちらとけっこんするか、きめてほしいのです」


すると、王さまは、にっこりわらって言いました。
「いいぞ。ちょっとまっていておくれ」
と、言ってくれました。


しばらくすると、王さまが、おひめさまをつれてきてくれました。
「この子は、シーターひめという名前じゃ。

 あとはまかせるぞ」
と、言ってくれました。

 

「何のごよう?」
と、シーターひめがききました。


二人ははっきりこたえました。
「ぼくたち二人、どちらとけっこんしたい?」


「え!?」
と言ったので、


「ねぇ」
と言ったら、


「うーん」
と言ってから、言いました。

 

「考えておくわ」
と言ってくれたので、二人は言いました。


「またあしたくるよ、シーターひめ」

 

 

つぎの日、二人はまたおしろに行くと、

どうじにおひめさまもきてくれました。


二人は
「わっ!」
と言ってしまいました。


そして、気をとりなおして
「きめた?」
と聞きました。

 

この村では、二人とけっこんしてもいいので、

おひめさまはこう言いました。


「二人とけっこんするわ」


 二人は言いました。


「やった!」
 
そのこえで、王さまがきました。
「きまったかね?」


二人は言いました。
「きまりました!」


王さまは、
「よし。では、けっこんしきをはじめよう!」
と言って、けらいに言いに行きました。


もちろん、
「けっこんしきのじゅんびをするのだ」
とね。

 

 

そして、

二人のわかものは、

おひめさまとすえながく

しあわせにくらしましたとさ。

 

 

このおはなしは、「ぶんぶんの時間」で、絵本にしました。

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