チョウは自然を守るバロメーター。絶滅の危機にあるチョウを守る
チョウは自然を守るバロメーター。絶滅の危機にあるチョウを守る

寄付総額

2,827,000

目標金額 2,500,000円

寄付者
270人
募集終了日
2021年5月14日

    https://readyfor.jp/projects/butterfly-conservation?sns_share_token=&utm_source=pj_share_url&utm_medium=social
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note
2021年04月11日 23:27

ヒメチャマダラセセリの特殊な産卵習性―③

 ヒメチャマダラセセリは蛹になるまでに、餌としてキンロバイの葉を食べます。
 幼虫は、天敵を避けるために葉を綴って巣をつくり、餌を食べる以外は中に潜んでいます。そして、蛹になるまでにはある程度の葉を食べるので、前回紹介したような産卵に好まれるキンロバイの小さな株の場合には、葉が不足することが考えられます。
 餌が少なくなった場合には、別のキンロバイへと移動しなければならなくなりますが、その際には巣から出ますので、天敵から襲われる危険性も上がります。


幼虫巣から頭を出して餌を食べるヒメチャマダラセセリの幼虫


 一方、ヒメチャマダラセセリが減少する要因として、ハイマツが旺盛に生長し、地表を覆ってきたことを紹介してきました。
 ハイマツが生育範囲を拡大することによって、多くの高山植物が光を受けることができなくなり、減少してきました。しかし、キンロバイは、写真のように大きな株に生長して、ハイマツの群落が拡大してしまった場所でも、一部がしぶとく生き残っています。広く全体を見れば、ハイマツの低木林の中にも、キンロバイは点々と残っています。

 

ハイマツの中に残るキンロバイ(赤線内の、黄色い花が咲いている植物)


ハイマツの低木林の中には、点々とキンロバイ(黄色い花が咲いている植物)が生育する
  
 このキンロバイを、ヒメチャマダラセセリが利用することができれば、ヒメチャマダラセセリは十分に生息できそうに思えます。
 しかし、ヒメチャマダラセセリはこうしたキンロバイの大きな株を、利用していません。それはなぜでしょうか。

ギフト

3,000


【お気持ちコース】

【お気持ちコース】

・寄付受領書
・お礼のメール
・活動報告書(PDF)
・今後も密着:メーリングリストへご招待(希望制)

申込数
109
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年11月

10,000


【1万円:応援コース】チョウを守り、自然を守る。

【1万円:応援コース】チョウを守り、自然を守る。

・寄付受領書
・お礼のメール
・活動報告書(PDF)
・今後も密着:メーリングリストへご招待(希望制)
・ニュースレター(年2回)*期限:1年間
・オンライン報告会:11月開催予定。詳細は、10月までにご連絡いたします。
・ポストカード
・チョウ/アポイの美しい高山植物のデスクトップ画像:各3種類ずつ

申込数
148
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年11月

3,000


【お気持ちコース】

【お気持ちコース】

・寄付受領書
・お礼のメール
・活動報告書(PDF)
・今後も密着:メーリングリストへご招待(希望制)

申込数
109
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年11月

10,000


【1万円:応援コース】チョウを守り、自然を守る。

【1万円:応援コース】チョウを守り、自然を守る。

・寄付受領書
・お礼のメール
・活動報告書(PDF)
・今後も密着:メーリングリストへご招待(希望制)
・ニュースレター(年2回)*期限:1年間
・オンライン報告会:11月開催予定。詳細は、10月までにご連絡いたします。
・ポストカード
・チョウ/アポイの美しい高山植物のデスクトップ画像:各3種類ずつ

申込数
148
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年11月
1 ~ 1/ 6


最近見たプロジェクト

もっと見る

あなたにおすすめのプロジェクト

注目のプロジェクト

もっと見る

新着のプロジェクト

もっと見る