プロジェクト概要

プロジェクトの終了が報告されました

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おかげさまをもちまして、第1次の目標額を達成させていただくことができました。

ご支援をくださいました皆様には心より、厚く御礼申し上げます。

受領することになりますご支援額については2016年のフランス茶会において有効に活用させていただきますとともに、印刷費用などの予算の全額を目指しまして80万円を目標に、引き続き継続したご支援をお願いいたしてまいります。

 

よろしくお願い申し上げます。

 

森宗勇  木内史子

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1900年のパリ万博以来となる、800年の歴史を持つ鎌倉彫をパリで広めたい!

12月、鎌倉彫を茶道具に取り入れた茶会をパリで開催します!

 

鎌倉彫と言う、日本でも著名な伝統工芸がこれまでヨーロッパで紹介がされたという記録は1900年にパリで行われた万国博覧会以来、ほとんどありません。

 

私たちは6月にパリへ行き有識者の方々とお話をする機会を持ち、そこで鎌倉彫の存在がほとんど知られていないという事実に接し、これは大変大きな機会だと改めて感じました。周知するためには、現物を見てもらうことはもちろんですが、イベントが終わった後も手元において眺めていただける資料の作成が不可欠です。
たとえば、図録や絵葉書です。伝統工芸品という性質上、量産ができないことと、安易な価格で手に入るものではありませんので、鎌倉彫、というものを記憶にとどめていただくツールが必要なのです。

こうした製作費用はすべて自己負担という形で行っている事業であり、また作品の販売などは一切行わない非営利の企画としていますので、こうした費用や、作品を現地に持ち込むための通関費用に充てる資金としてのご支援を必要としています。

 

鎌倉彫の作品

 


初めまして、裏千家茶道の茶人をしている森と申します。

茶道といえば、日本家屋のお茶室で行うものと言うイメージが付きまといますが、そのお茶室を飛び出して、富士山の山頂や、青函トンネルの海底など、様々な場所でお茶を楽しみます。2006年に始めてフランスで茶会を催し、08年には韓国で、13年にはカンボジアでと、海外でもお茶を楽しむ企画を実施してきました。
 

 

今、フランスで茶道が熱い。

 

私が初めてフランスを訪れた1998年は、まだ茶道といっても一部の在留邦人の方が個人的に楽しまれるというレベルの物でしたが、20年近くを経た今、パリのお菓子屋さんに行けば抹茶のケーキやマカロンが並び、美容にもよいなどのふれこみで抹茶の輸出量は爆増し、同時に日本の茶道についても注目が寄せられています。

 

私は2006年から、フランスで裏千家茶道を紹介するボランティアを行っています。

2013年からは毎年定期的にフランスの大学を訪れ、2013年と14年はリヨン大学、15年からはグルノーブル大学において茶道の講義を行い、日本をもっと知りたいと望む学生たちに茶道の楽しみを伝えてきました。

 

同時に日本の伝統工芸作家さんとコラボレーションを組んだ茶会や展示を企画し、パリ郊外の古城や国立ギメ美術館等に於いて茶会を行ってまいりました。

2014年は清水焼、2015年は朝日焼、そして今年のテーマは鎌倉彫です。

 

その鎌倉彫作家の木内史子さんとともにフランスに渡り、大学において年に1度の茶道の講義を実施し、フランスにおいては初めての試みとなる「鎌倉彫の紹介」も行います。加えて今年は新しい企画として、パリにて12月14日~15日に忠臣蔵茶会も開催予定です。

 

パリで日本の心である「茶道」と「鎌倉彫」を伝え広めるため、ご支援頂ければ幸いです。どうぞ、宜しくお願い致します。

 

日本の茶道を世界にへ伝えていきます

 

 

継続は力なり。今年は6回目のフランス茶道遠征となります。これまで継続してきたことで、フランスの地にも着実に茶道のファンを増やして参りました。

 

話を先ほどのフランスのお茶ブームに戻します。

私が狙う開催場所は主にパリとリヨン、グルノーブル。主にこの2都市で継続的に行っていますが、目的もそれぞれ違います。

 

たとえば、

パリは「日本の工芸品を広める場所」。 

リヨンやグルノーブルは「茶道を知ってもらう場所」。

 

パリはすでにご紹介の通り、爆発的な茶道ブームにより、多くの茶道教室があるなど、もはや日本から茶道を知ってもらうために行く必要はには十分足りた土地となっています。パリ在留の先生方と同じことをやっても意味がありません。


一方でリヨンはフランス第二の都市であるとともに、ヨーロッパ全土においては7番目の経済都市として確立しています。首都であるルクセンブルクやアムステルダムをも上回る大都市ですが、パリからは遠く、茶道の芽はまだまだ小さいものです。

しかし、リヨンやグルノーブル大学の日本語学科は国内でも有数の先進科目として知られ、日本からも多くの交換留学生が派遣されている著名な大学でもあります。

日本が好きでたまらない学生たちがたくさんいる街、地方でもあるのです。

同じ場所で毎年継続して続けることには意味があります。

最初の1年目は、興味本位の方がふらっと寄ってくださることから始まりました。

2年目になると、その中から興味を持ってくれたリピーターさんが来て下さいます。3年目になると、「次はいつ来るの?」と聞いてくださいます。

そして、4年目、5年目。今回の茶会にあわせて実施する大学での講義も5年前は30人から始まりましたが、今では150人を超える聴講者が集まるようになりました。

たとえば漆器は1度でなく、何度も漆を塗ります。たった1度では、あっという間に地が見えて痛んでしまいます。だから何度も何度も塗り重ねて、強靭で立派な漆器が出来上がります。これと同じように、継続的に行っていくことは、茶道のファンを確実に増やしていくことになるという事を私たちは学びました。

 

2013年・リヨン大学の講義にて

 

 

2015年・グルノーブル大学の講義にて

 

 

2015年ブルトウイユ城の茶会にて・地元の掲載紙

 

 

もうひとつのテーマは「忠臣蔵」。

 

鎌倉彫を紹介するとともに構えるもう一つのテーマは、赤穂義士が討ち入りを実行したのと同じ12月14日に、ヨーロッパで初公開となる赤穂義士ゆかりの歴史的な品をパリに持ち込み、茶会を成功させたいというもの。

 

1702年12月14日、吉良上野介の屋敷に討ち入った赤穂義士たちは、彼らはその前日に上野介が自宅で茶会を催すことを知り、彼の在宅を確認していました。茶道と忠臣蔵もまた、切っても切れないストーリーがあります。

 

これらは、日本文化に触れて頂く1つのきっかけに過ぎませんが、忠臣蔵はフランス人の中でもよく知られたストーリーですので、それらを肌で感じていただく良い機会でもあります。

 

多くのフランス人の来場者に喜んで頂き、このイベントを将来にわたって記憶に残してもらうためにも、形になる配布物を作成し、来場される皆様にお配りしたいと考えています。

 

 

茶道と鎌倉彫という日本の伝統をパリに広め、日本の心を楽しんでもらうきっかけにしてもらいたい。


お茶道具といえば、京焼や京蒔絵に代表されるように、京都で作られるものがよく知られていますが、鎌倉彫は関東を代表する伝統工芸品でもあります。鎌倉時代の仏師たちが、中国から渡来した漆の作品を参考に作り始めたことで始まる鎌倉彫は、江戸時代には茶道具としても大いに普及し、京焼や京蒔絵にも負けない歴史を持っています。

 

ただ、2013年のプロジェクト開始以来、かかる経費はすべて私自身とコラボしてくださる作家さんの自費、また同行いただくスタッフさんの協賛金によって行ってまいりました。更に、パリで行うイベントは、会場については公共性の高い場所で行い、自治体や公益団体様のご後援をいただいて実施するイベントのため、営業行為は行わないと言う事を旨としているため資金不足が否めません。

 

今回、茶道と共に鎌倉彫をパリで紹介することができる事は大変貴重な機会であり、これをきっかけにフランス人の間にも鎌倉彫と言うものの存在を意識して頂いただき、このイベントを通して興味を持っていただけるような場になってもらえればと考えております。どうぞ、応援宜しくお願い致します。

 

鎌倉彫作家・木内史子

 

 

<資金使途内訳>

図録作成費、チラシ作成費、招待状作成費、封筒印刷費、関税資料申請費用、作品郵送費等に使用させて頂きます。

 


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