【ご支援から1年】1on1 collegeはどうなったのか?
1on1 collegeでメンターを務める、長谷川 亮祐と申します。
ここまでこのクラウドファンディングプロジェクトのすべてを担ってきた学生有志5名に代わり、今日は私からご報告いたします。
ちなみに5名はみな元気にしております。5名とも1年前と住んでいる場所が異なり、誰も東京におらず、4名が海外に留学中です。
改めまして、この度はクラウドファンディングを通じてご支援いただき、本当にありがとうございました。あれから1年、このクラウドファンディングが学生たち(と私たち)に何をもたらしたのか、ぜひご覧ください。
1. 1on1 collegeの継続
2021年度も引き続き、高校生・大学生が自分自身をデザインするためのオンラインツールとして、月1回・1時間、社会人メンターとの1on1ミーティングを無償で提供することができました。
■ 2021年度は、年間で600回の1on1を実施し、前年比+7.5%でした
■ 最長参加者の参加期間は3年半を超えました(高1→大2)
2. 1on1 collegeの拡大
学校で紹介してもらう機会や、参加者からの紹介、webからの流入など、新たに33名の新規参加者と出会うことができました。また、初めて高専生、大学院生も参加し、参加地域・在籍校にも幅が生まれています。
※2022.3.31現在、( )は前年比
■ 現在の参加者数:72名(+11名)
■ 累計の参加者数:162名(+33名)※うち66.7%が女性
■ 参加者の在籍校:43校(+13校)
■ 国内の参加者の住んでいる都道府県:23
■ 海外の参加者の住んでいる国・地域:11
3. さらなる発展に向けたレポート制作
より多くの方に活動を知っていただくために、これまでの活動をまとめたレポートを作成することができました。1on1 collegeを主催するOtonatachiの公式webサイト内から、web上でご覧いただけます(レポートはこちら、PC・タブレット推奨)。
まずはクラウドファンディングの支援者にと思い、この場にて初公開させていただきます。
特に学生の姿に注目した2つの特集は、皆様のご支援が何を学生たちにもたらしたのかをわかりやすく伝えています。ぜひご覧ください。
<主なコンテンツ>
■ 特集1:3年半、1on1を続けている学生たちの対談
■ 特集2:社会人になった卒業生たちの姿
■ 2021年度収支実績 etc
ここからは、今後のことについてご案内させてください。
◉【支援者限定】非公開イベント開催決定!
前述のレポートを制作してくれたデザイナーの高橋 真美さんが、制作過程でたくさんのことを感じ、「レポートに書ききれなかったことをもっと知ってもらいたい」と、この度支援者向けにオンラインイベントを開催していただくことになりました。私も、僭越ながらゲストとして参加させていただきます。
学生たちが企画・実施してくれたクラウドファンディングに引き続き、ありがたいことです。
主催者に代わり、以下にご案内いたします。ご参加いただければとても嬉しいです。
<イベント概要>
■ 日時:2022.6.23(木) 20:00-21:00
■ 場所:オンライン(zoom)
■ 対象:本クラウドファンディング支援者
■ 申込方法:非公開イベントにつき、このあと別途メールでご案内いたします
<イベント内容> ※予定
■ 実際、1on1 collegeではどんな対話が行われているのか
■ メンターはどんな人で、なぜ1on1をしているのか
■ 今の高校生・大学生に何が起きているのか etc
<主催者について>
高橋 真美さん
大学でコミュニケーションデザインを学び、書店員を経て英国留学、帰国後は英照明ブランドの日本事業設立および市場展開に従事。2018年より、Impact HUB Tokyo(IHT)のコミュニティビルダーとして、イベント企画、空間づくり、またグラフィックデザインや写真撮影などのヴィジュアル制作を担当、2022年よりフリー。起業家伴走の経験を活かし、小規模チームのクリエイティブサポートを主に、受発注の関係にとどまらないあり方を模索中。
◉Otonatachiをぜひフォローください
1on1 collegeを主催する「Otonatachi」は、今後も高校生・大学生の自己実現を支援するために活動していきます。この度、各種SNSを開設しました。ぜひフォローしてください!
■ ニュースレター登録(公式webより)
◉寄付のお願い
学生たちが、ここでしか体験できない、自分本位の対話を継続するためには、そしてより多くの学生が新たにこの機会を得るためには、ご理解あるみなさまからの継続的な寄付が必要です。
学校・地域を超えて届ける、学生と未来の社会のための活動に、ぜひご協力ください。
寄付は公式webサイトにて承っております。
※よくある質問をweb上に掲載しております。
そもそもなぜ非営利で、学生向けには無償で実施する必要があるのか。詳しくは前述のレポート(p15)に記載いたしました。ぜひご覧ください。
※これまでの活動はすべてボランティアによって賄われており、 私たちは本業・副業で所得を獲得していたため、人件費は発生していませんでした。クラウドファンディングで集まった資金につきましても、当初の予定とは異なり、21年度も人件費にはあてず、代わりに今後の発展のための基盤整備に投資しています。
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今回のご支援なしには、この1年の、そして明日の学生との対話は継続できません。
改めまして、心より御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
また、今回のクラウドファンディングは、参加者の高校生・大学生有志が自ら企画し、プロジェクトを進めてくれました。とんでもないことでした。
この場を借りて改めて御礼を。本当にありがとう。
私たちは誰一人のことも忘れることなく、これからも学生個人と社会全体のために、より良い対話の機会をより多くの学生に提供していきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。