教育現場におけるコミュニケーションをシンカさせる「ココロのイロ」

支援総額

2,013,000

目標金額 1,000,000円

支援者
234人
募集終了日
2022年2月6日

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2022年02月03日 08:00

あるがままの自分で生徒と向き合うことがこわくなくなった

Yes,Andに出逢った2003年春。
これはいい!Yes,Andは地球を救う!
そう思って、猛烈に学び、学んだことを周りとやってみる、、そのうち研修に取り入れてみる、、、とちょっとづつシンカしてきたのですが、その頃のわたしはYes,Andは万能だ!と思い込んで突っ走っていた2ー3年。

が・・・ ある、生きずらさを感じてひきこもってしまった方々のための合宿の初日の関係性づくりで90分ほどの枠を頂いたときに、まったくといっていいほぼ場をうまくつくることができず・・

その場に集まる人たちの心境・背景・感情・・・ そんなものにちゃんと寄り添えないと場は創れない、とガッツんと打ちのめされた瞬間でした。
 

それからの場づくりは、まずそこを意識して、参加者の方々の前に立った瞬間の空気を一気に吸う感じで、まずは研修や授業の提供者であるわたし自身が自分がYESするを意識するように。

今日のストーリーは、大阪にあります大学附属の高校で社会科の教諭をされているひーやんです。

高校での出前授業はちょこちょこおよび頂いていましたが、がっつり2週間朝から夕方まで張り付いてのお仕事はこちらのお仕事がはじめてだった2013年か14年くらい。


ひーやんのストーリーにもありますが、わたしに対してはとても丁寧な先生方が、生徒のみんなに対して大きな声を張り上げて「座らせる」「静かにさせる」という姿に心がざわざわしたのを覚えています。

校長になるまでの6年ほど毎年関わらせていただいたのですが、なによりも関わってくださる先生方が変わっていかれる様子が心を熱くしました。

どんな心境で変わっていかれたのでしょうか・・
ぜひ、ひーやんのストーリーを楽しみにお読みください。
 

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大学附属高等学校 社会科教諭 平田健夫さん

インタビュアー:AIFAで学ぶきっかけとなったことを教えてください。

 

平田健夫さん:今から7〜8年前です。本校は推薦で内部進学する生徒が400名ほどいるんですが、その生徒たちは3年生の3学期で大学進学に向けて、受験勉強ではなく、何か付加価値をつけるために講座で勉強しています。その講座をひかるちゃんに持ってもらったのが最初です。2日間講座を持ってもらいました。

 

講座の前にひかるちゃんから「講座中、先生方は何もしなくていいので。」と伝えられていました。しかし、「進学先も決まった高校3年生が人の話をまともに聞くわけないやん。どうせ僕ら教員が注意をしてまわることになるやろ。」と思っていました。

でも、いざ講座が始まると、びっくりするくらい生徒がひかるちゃんの話を聞くし、世界観にのめり込んでいるというか…知らん間にひかるちゃんの手のひらで転がされている感がすごくあって。初めてひかるちゃんの講座を受けている生徒たちを見て手品か何かかと思いました。怒鳴るわけでも強制するわけでもないのに、生徒は話を聞いているし、楽しそうに講座に参加している姿を見て、すげー!と思いました。

 

これまでの自分の教育は、自分の話術で楽しませるというものでした。日本史が専門なんですが、歴史の面白い話や今使える話を自分の話術で面白く伝えて、なんとか生徒に聞かせているというスタイルだったんですけど、そうじゃないよなとそこで思って、何かこの人持ってるな、この人のこともっと知りたいな、この人のもとで学びたいなと思ったのがきっかけです。

 

インタビュアー:ひーやんはインプロも積極的に学ばれていますよね?インプロをしていく中で感じることが何かありますか?

 

平田健夫さん:インプロってみんな1つのストーリーを紡ぐものじゃないですか。授業もそうだなって。50分の中で生徒主体でYes,Andしながら1つのものにむかっていく。これが教育だな、と思いました。今までは自分が演者、生徒がオーディエンス、という感覚でしたが、インプロを学んでからは生徒も含めて全員が演者だ、という意識を持っています。

 

インタビュアー:授業のスタイルも変わりましたか?

 

平田健夫さん:めちゃくちゃ変わりました!特に内部進学の生徒たちにはレクチャーを減らし、1つの問いに向かって一緒に考えていく、というスタイルになりました。今はアクティブラーニング、ということも言われているし、遅かれ早かれこのスタイルにたどり着いたかもしれませんが、ひかるちゃんと出会ったことで一気にスタイルを変えることができました

 

アクティブラーニングという言葉が導入されて、最近はうわべだけのアクティブラーニングになっている授業も多く見られます。一見うまくやっているように見えて、あまり生徒がアクティブになっていない、みたいな。Yes,andを学んだおかげで、ファシリテーションの本質がわかったような気がしています。

 

インタビュアー:その授業を通して生徒は変わりましたか?

 

平田健夫さん:変化しています。クラスでも「こんなこと挑戦したい、こんなことを課題に感じている」という生徒が増えました。例えば、生徒が高校1年生の現代社会で学んだ問題に関して、どう解決まで導くか、生徒が考えられるような授業を設計しました。その中でも臓器移植に関して課題意識を持っていたグループは授業が終わっても動き続けています。楽しみながら臓器移植について学んでもらうために大学の医学部と連携して、自分たちが臓器移植について調べて作った絵本を大学の小児科においてもらえるように活動しています。

 

インタビュアー:授業が終わっても自ら探究が進むのはすごいですね。こういう探究の力は今後とても大切になってきますね。次にココロのイロについて伺いたいです。ココロのイロの魅力は?

 

平田健夫さん:自分の中では2つあります。

一つ目は、自分を受け入れられるようになったこと。先生になったときは先生としての自分に自信がなくて、先生ってこうしなきゃ、というイメージで行動していた。無理して赤色を出していく、みたいな。自分では違うな~と思っていたものの、どうしたらいいかわからなかったんですね。本来の自分は黄色7割、残りはみどり、という自己認識。それでは先生は勤まらないと感じていましたが、今は本来の自分のままで接してもいいんだと感じられるようになりました。

 

2つ目は、他者に対して。今、目の前の生徒にとって必要な支援や、生徒が求めているものをココロのイロを通じて考えることで、一人ひとりに合った指導や声掛けができるようになったと感じています。

 

インタビュアー:多くの先生は「先生はこうあるべき」という先生像を持っていて、それでつらくなっている先生も多い気がします。先生こそココロのイロを学んでほしいですね。

 

平田健夫さん:ホントにそうです。先生としてこうあるべき、というのと本当の自分とのギャップに悩んでいる先生は多いと思います。僕もこのまま行ったら心を壊していたかもしれない。そういった先生こそココロのイロを学んでほしいですね。自分のためにも生徒のためにも。

 

インタビュアー:生徒をある種掌握したり統制したりしなくてはいけない、という不安から無理やり自分とは違う自分を出して辛くなってる先生も多そうですね。ココロのイロやファシリテーションを学ぶことで、ホントの自分として生徒とかかわることができそうですね。

 

平田健夫さん:そうだと思います。ココロのイロやファシリテーションを学ぶことは自信につながります。以前は先生としての自分に自信がなかったのですが、今は少し自信がついてきました。

 

インタビュアー:たくさんお話を聞かせていただき、ありがとうございました。

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AIFAの活動はこちらからご覧ください

 

 

優しく熱いみなさまに支えられて、ちょうど2週間でクラファンの第1目標額を達成することができました!

 

心から感謝の気持ちを込めて、厚く御礼申し上げます。
ご支援ほんとうにありがとうございます。

ただいま、次なる目標額の200万円達成に向けて、さらに挑戦を続けています!

最初の100万円という目標は達成しましたが、AIFAを土台とした学び舎のスケールアウトにはまだまだ十分ではありません。

 

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学びの場を創る方々への健全な心の在り方と姿勢づくりを目指し、自信をもって学びの場にのぞめるための知識と技術を提供しています。
ぜひ、こちらから覗いてみてください。
https://www.ai-fa.org/

 

 

リターン

2,000


ココロのイロハンドブック

ココロのイロハンドブック

・完成冊子1冊プレゼント

申込数
86
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年4月

2,000


alt

ココロのイロ研究所ご招待セット

・完成冊子1冊プレゼント
・研究員(仮)としてご招待します(1年間有効)
*毎月1回開催されているココロのイロ研究所の研究会に1回ご招待いたします。
https://www.cocoronoiro.com/researchers/

申込数
23
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年4月

2,000


ココロのイロハンドブック

ココロのイロハンドブック

・完成冊子1冊プレゼント

申込数
86
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年4月

2,000


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ココロのイロ研究所ご招待セット

・完成冊子1冊プレゼント
・研究員(仮)としてご招待します(1年間有効)
*毎月1回開催されているココロのイロ研究所の研究会に1回ご招待いたします。
https://www.cocoronoiro.com/researchers/

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23
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年4月
1 ~ 1/ 15

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