
プロジェクト本文
沖縄県北部やんばる地方の耕作放棄地を活用した、オーナー制のコーヒー農園を整備し、「コーヒーの自給自足」という新しい食文化を広めていきたい。
こんにちは!「DONABE-COFFEE」店主の船田弘と申します。もともとは長く福祉関係の仕事をしていた私ですが、コーヒー好きが高じて、喫茶店でのアルバイト、豆屋での焙煎修行、ついには栽培にまでさかのぼり、妻の故郷であり、コーヒー栽培が可能な沖縄にやってきました。
現在はコーヒー豆店を営みながら、沖縄県北部やんばる地方にて400坪ほどの農地をお借りし、整備し始めています。さらに今後、耕作放棄地などをお借りして拡大を図っていきます。現在は私一人の活動ですが、ゆくゆくは働きに出してしまっている妻や、農業研修生、就農希望者、障害者等を巻き込みながら、雇用を視野に増員していきたいと考えています。
新しい農地の入手、整備、耕起、土壌改良、肥料等にかかる費用、オーナー制度、体験イベント、ツアー等の広告費が不足しております。ご支援お願い致します。
コーヒーの自給自足という新しい食文化を広めたい
現在、定植3年目にしてようやく、わずかながらコーヒーの実を収穫できるまでになりました!今後、1500坪を当面の目標にさらなる拡大を考えています。私は「本当のスペシャルティコーヒーは自分自身で作った豆だ」という発想のもと、「コーヒーの自給自足」という新しい食文化を広めたいと思っています!
つるはしで抜いた根っこ! 雑木を抜いたスペースに苗を定植、栽培中!
コーヒーの販売と同時に、木のオーナーを募りたい
コーヒーの販売はもちろん、農業体験、収穫、精製、焙煎体験なども実施し、木のオーナーを募っていきます。その際、途上国からの搾取的産物でもある「スペシャルティコーヒー」の実情についても触れながら、「プライベートコーヒー」「コーヒーの自給自足」の普及、フェアトレード的啓蒙活動も合わせて行います。
土なべ焙煎デモンストレーションの様子
自らで育て、抽出するまでが本物のスペシャルティーコーヒー
嗜好品とされるコーヒー市場は、日々拡大しています。一方で、途上国から搾取する形の、経済的構図も続いています。私は「本当のスペシャルティコーヒー」とは「産地から搾取するもの」などではなく、自分自身で育て、精製し、焙煎し、抽出したものではないかと考えました。そして、この「コーヒーの自給自足」という新しい食文化を広めることこそが、私の使命ではないかと思うようになりました。コーヒー愛好家の思いを満たすことができ、世界経済にも貢献でき、倫理的にも正しいことではないか。私自身がそう気づいたことが、この事業を始めるきっかけとなりました。そして、たまたま妻が国内でも希少なコーヒー栽培に適した場所、沖縄県出身者であったこともきっかけの一つとなりました。
当農園で初めて収穫したコーヒーチェリーです。
コーヒーの自給自足という新たな食文化の創造のために
この事業によって、まずコーヒー愛好家の方々に、希少な国産無農薬の「プライベートコーヒー」を味わうという貴重な体験を味わっていただけます。そして高齢化の進む沖縄の地元農家に、耕作放棄地が有効活用することで喜んでいただけます。
その一方で、世界の産地で起きているように、今後ブランド化による価格の高騰化が予想されています。もしそうなった場合、たとえ経済的に潤ったとしても、産地である地元の方々が飲めなくなるという「ブランド化によるねじれ現象」も懸念されるのです。
しかしこの「コーヒーの自給自足」という新たな食文化の創造を目指す事業なら、地域へ波及することにより、それらの現象を緩和する効果も期待されます。なぜなら「ブランド化した価値ある豆を自分で栽培できる」のですから、味わえなくなるという心配がまずないわけです!
他にも学生や修学旅行生への農園体験、フェアトレード教育を深めることもできます。さらに地元陶芸家との器や焙煎器の開発、精製施設、飲食分野との協同等により、新たな観光資源、産業の種ともなり得ます。もちろん就農希望者への研修先として、高齢者や障害者の雇用先としての可能性も高まると思われます。このプロジェクトが成功した暁には、以上のような地域活性化への寄与を念頭に着実に事業を進めていくつもりです!
当農園のチェリーが熟している様子
<引換券について>
■サンクスレター
■土なべ焙煎コーヒードリップバッグ
■コーヒーの木のオーナー権
金額に応じてオーナー期間等が変わります。
契約期間を延長すれば、期間終了後も同じ木での継続が可能です。
例)3年契約54000〜、1年契約24000〜、1カ月契約3000〜となっております。
プロフィール
沖縄県名護市にある「DONABE-COFFEE」店主。コーヒー栽培にも着手している。震災を機に、妻の故郷である沖縄に転居。現在一児の父。
リターン
3,000円
サンクスレター
土なべ焙煎コーヒードリップバッグ1P
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 制限なし
10,000円
サンクスレター
土なべ焙煎コーヒードリップバッグ3Pセット
苗から育てるコーヒーの木のオーナー権(半年間の契約)※12000円相当
→契約期間を延長すれば、期間終了後も同じ木での継続が可能です。
- 支援者
- 4人
- 在庫数
- 制限なし
30,000円
サンクスレター
土なべ焙煎コーヒードリップバッグ5Pセット
コーヒーの木のオーナー権(1年間の契約)※24000円相当
→契約期間を延長すれば、期間終了後も同じ木での継続が可能です。
- 支援者
- 2人
- 在庫数
- 制限なし
100,000円
サンクスレター
土なべ焙煎ドリップバッグ 5P
実つきのコーヒーの木のオーナー権(2本×半年間の契約)※36000円相当
→収量はごくわずかですが、期間内に国産コーヒーが味わえます!
→契約期間を延長すれば、期間終了後も同じ木での継続が可能です。
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 4
プロフィール
沖縄県名護市にある「DONABE-COFFEE」店主。コーヒー栽培にも着手している。震災を機に、妻の故郷である沖縄に転居。現在一児の父。