プロジェクトの終了報告
大変ご無沙汰しています、「コーヒー×観光で東ティモールの小規模コーヒー農家の収入向上」プロジェクト実行者の生形優里です。このたびは、「コーヒー×観光で東ティモールの小規模コーヒー農家の収入向上」プロジェクトにご支援いただいて本当にありがとうございました。みなさまのおかげで、無事にプロジェクトを実行し、完了することができましたので、このメールにて、プロジェクトの報告をを行いたいと思います。
今プロジェクトで行ったこととしましては、以下となります。
1.コーヒー生産者のコミュニティを訪問し、現地の方と話をしながら、実際のコーヒー観光業の内容設定、コミュニティへの還元を行うシステムの創設
2.コーヒー工場や、ツアー会社を回り、コーヒー観光業の市場調査を実施
3.2に基づき、コーヒー観光業の金額設定、ターゲット層を設定
4.東ティモールの観光省や各大使館、国際協力機関、コーヒー会社、コーヒー協会、ツアー会社を招待し、自分たちの成果発表を行い、ステークホルダー間の話し合いの場を設置
5.プロジェクト内容を論文にまとめ、各機関や私たちの所属する大学院に提出
その成果としまして、今まで、東ティモール国内であまり注目されていなかったコーヒー観光業の可能性調査を行うことにより、コミュニティを巻き込んだコーヒー観光業が実現可能であること、また地域にとって良いインパクトを与えられることを証明できました。また、各ステークホルダーを一同にワークショップに招待することにより、今まで行われていなかった情報交換が行われ、こちらも今後継続していくことを約束していただくことができました。
以下、プロジェクト実施中の写真となります。
コミュニティでのインタビューの様子
コーヒー企業へのインタビューの様子
東ティモールの観光省や国際協力機関、コーヒー会社、ツアー会社などのステークホルダーを招待し、成果発表。この後は、ステークホルダー間でのディスカッションの時間を設け、現状の把握、また意見交換が行われました。
また、私事ですが、今回のプロジェクトの内容をまとめた論文を所属する大学院に提出したのちに、大学院の関係者向けに発表を行い、先日大学院を卒業いたしました。こうしてプロジェクトの成果が認められ、大学院を卒業できたのも、みなさまのおかげです。卒業後は学んだことを生かし、国際協力の分野で働く予定です。
ご支援いただいた方へのリターン品につきましては、12月末~1月初旬で発送予定です。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
なにかご不明点やご質問等ございましたらいつでもご連絡いただけたらと思います。
今プロジェクトにご協力・ご支援いただきまして、誠にありがとうございました。
国連平和大学/アテネオ・デ・マニラ大学
生形優里