渋沢栄一ゆかりの旧黒須銀行を復元修理 歴史と人の交流の核にしたい

渋沢栄一ゆかりの旧黒須銀行を復元修理 歴史と人の交流の核にしたい

寄付総額

5,930,000

目標金額 5,000,000円

寄付者
329人
募集終了日
2022年12月23日

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2022年11月20日 13:46

【旧黒須銀行のここを直したい!】くろぎんの残念なところ

老朽化が進み、オリジナルな姿が失われている旧黒須銀行の建物には、早く復元修理したい場所がたくさんあります。

クラウドファンディングが達成されて、工事が実現できたら、新しく生まれ変わった姿と並べて「なんということでしょう!」と言いたい。

そんな風に私たちが感じている「くろぎんの残念なところ」を、今回は紹介します。

 

2階の屋根を黒い「小谷田瓦」に!

現在、旧黒須銀行に載せられている瓦は、1階と2階で色が違います。2階にはオリジナルではない赤い瓦が葺かれていますが、かつては地元産の黒い「小谷田瓦」が葺かれていました。

現在、銀行の裏手に建っていた蔵で使われていた小谷田瓦を保存しており、復元修理工事では、その中から使えるものを使用します。また、近隣で保管されていた小谷田瓦をご提供いただいたり、同じような瓦を復元生産したりして、不足する瓦を補う計画です。

銀行裏にかつて建っていた蔵の鬼瓦 こうした部材を復元に活かす計画
1階がオリジナルの「小谷田瓦」2階だけ赤い瓦でチグハグな状態​​​​

 

黒漆喰塗の美しい外観と鉄格子を取り戻す!

完成当時、黒須銀行の外観は重厚な黒漆喰塗でした。しかし、現在は白いペンキ塗りになっています。その壁も、ところどころで崩れ落ち、そこから劣化が広がる悪循環が起こっています。2階の壁は雨除けにビニールシートを貼付けましたが、完全に防ぐことができず、1階壁の剥落にも繋がっています。

また、窓には防犯のための鉄格子がつけられていましたが、戦時中の金属供出によって外されてしまい今はありません。

復元修理工事では、土壁を造り変えて黒漆喰を塗り直し、鉄格子などオリジナルの外観を復元して建物の文化財的価値をより高めます。

 建物裏の様子 白ペンキが落ちてわずかに見える黒漆喰
漆喰が剥がれ、土が落ち、補修したモルタルも崩れた「末期症状」状態
※ここの鉄格子はオリジナルのものではありません
窓の外に等間隔で並ぶ丸い部分が鉄格子の跡
広くはがれた部分はシートで覆っていますが、剥落がとまりません

 

建物正面に化粧垂木を復元!

建物を揚屋して埋まった部分も見えるようにしたい!

かつて、建物正面1階の軒下には化粧垂木がずらりと並んでおり、見た目の良いアクセントになっていました。老朽化により現在は板で隠されてしまっています。これを復元し、美しい外観を取り戻します。

また、現在の建物は、正面道路のかさ上げによって基礎部分が30cm以上埋まった状態になっています。復元工事の際には、揚屋をして基礎を入れ替えた上、現在の道路面に併せて建物をかさ上げします。

工事が完成すれば、現在よりもどっしりとした重厚な印象になるでしょう。

 

大正時代(左)と現在(右)の正面入り口 左写真の屋根下に見えるのが化粧垂木
扉横の基礎石などを見ると、建物が30cm以上埋まっている事がわかります

 

ボロボロの附属屋と旧応接室を蘇らせる!

銀行の主屋の北側と西側には、1階建ての附属屋が建っています。かつては銀行の応接室や守衛さんが寝泊まりする場所などとして使われていました。この部分は建物の中でも特に劣化が進んでいます。

屋根の歪みのせいで雨漏りを直す事ができず、建物にしみ込んだ雨水が壁や柱、床を腐らせ、部屋の中はボロボロの状態です。屋根をビニールシートで覆って、劣化をなんとか防いでいますが、大きな地震などがあれば崩壊してもおかしくない状態です。

復元修理工事では、建物を揚屋して歪みを直し、屋根を葺き替え、土壁を造り直し、腐ってしまった部材を交換して、安全に使える建物へと蘇らせます。

劣化が最も進んでいる旧応接室 このままでは崩壊の危機
屋根のビニールシート 青空の下でみじめな姿が余計に目立つ
長年の風雨ではがれた外壁​​​​​
付属屋の床は踏めない部分が多い

営業室の天井と床を元の姿に!

営業室の天井や床は、郷土民芸館時代に造り変えられてしまい、オリジナルの姿ではありません。天井には穴あき石膏ボードが貼られていますが、その上には元の漆喰塗の天井が残っています。また、床材はかつて木製でしたが、現在はPタイルが貼られています。

復元修理工事では、漆喰が剥がれ、ボロボロになってしまった天井を綺麗に塗り直し、床も木製に復元します。

天井の穴あき石膏ボード
1枚はがすと漆喰塗の昔の天井が見えます
床のPタイル 劣化して割れたり剥がれたりしていて危険でもあります

 

階段を昔の向きに復元!

営業室内にある階段は、郷土民芸館時代の昭和40年代につくられたものです。近年の痕跡調査により、かつての階段は今と逆向きであったことがわかってきました。工事では、痕跡調査をもとに、現在の建築基準に合った踏み幅や段の高さで昔の階段を推定復元します。

現在の階段奥に昔の階段の痕跡が発見されました

ギフト

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【どなたでも】応援コース①

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※入間市外在住の方でワンストップ特例制度をご希望される方は、ページ本文内の「ふるさと納税について」に記載してあるURLから入間市HPへ飛び、申請書PDFのダウンロードをお願いいたします。

申込数
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在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年2月

5,000


【入間市外の方へ】黒須銀行缶バッジコース

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黒須銀行の行章(〇に「信」の文字)デザインの缶バッジとオリジナルデザインの缶バッジ2個セット(色と柄はおまかせ)×1

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