プロジェクト終了報告

2017年09月12日

4種類12,000冊の本が完成しました!

プロジェクトを応援してくださった皆様

今回の私たちのチャレンジに、たくさんの方が賛同して下さり、本当にありがとうございました。皆様のご支援のおかげで、計画していた4タイトルの本を無事に印刷することができました。

8月に4冊目の本の印刷が完了し、つい先日、完成品が東京事務所に届きました!

『リズムで学ぶラオス語』

『なんのどうぶつ? 第1巻』

『カンパーとピーノイ』

『カンパーとナンガー』


「カンパー」の2冊は、心優しいカンパー(”みなしご”の意)を主人公にした物語で、ラオスで最もよく知られた昔話のひとつです。

第一部の『カンパーとピーノイ』では、ひとりぼっちのカンパーとお化け達が友達になり、お化け達が畑仕事を手伝ってくれるようになります。やがて、カンパーが命を助けてあげたピーノイ(小さなお化け)が、一緒に暮らすようになり、カンパーはピーノイのおかげで豊かな田畑と美しい妻を手に入れ、幸せにくらすようになります。
第二部の『カンパーとナンガー』では、貧しいカンパーが美しいナンガー(象牙娘)を妻にしたことから、村人のやっかみを買い、さらには王様がナンガーを自分のものにしようと、次々と罠をしかけてきます。しかし、カンパーはナンガーの知恵とピーノイの助けで難を切り抜けます。

ヴィエンチャン県ムーン郡の中学校で出会ったチュン君とチェン君は、この『カンパーとナンガー』の話が大好きだとのこと。意地悪な王様が無理難題を仕掛けてくるのに対して、カンパーがうまく切り抜けて、最後には王様をやっつけるところが,スカッとするんだと、楽しそうに話してくれました。

休み時間には、お気に入りの本の絵を一所懸命に写していました

大人にも人気があります。図書室開設準備をしている途中で、
思わず本に夢中になってしまった先生  



ラオスの学校では、9月からが新学年が始まりました。新年度に合わせて、人気の本を4種類出版できたことを、現地事務所のスタッフ達も大変喜んでいます。

皆さまからご支援頂いた資金は、事務経費を差し引き、全額4タイトルの本の出版費(印刷費、編集費、著作料、出版許可取得費)のために使用させて頂きました。

目標金額より多くのご協力をいただけたことから、1タイトル2500冊の予定であったところを、3,000冊に増やして出版しました。

おかげさまで、合計12,000冊もの本を印刷することができました。多くの本は、各地の図書室に配布して使われるため、1冊の本を何十人もの子どもたちが読むことになります。

1冊の本からたくさんの子どもたちの未来への可能性がひろがっていくことでしょう。本当にありがとうございました。

なお、報告書につきましては、郵送でお送りいたします。1週間程度でお送りする予定ですので、お手元に届くまで、もうしばらくお待ちください。

このプロジェクトはこれで一区切りがつきますが、

ラオスの子どもたちが様々な本を読むことができるように、ラオス語の本の種類を増やし、本を読める環境を整備する活動を、今しばらく続けてまいります。

これからも、私たちの活動を見守り、支えてくださいますよう、どうぞよろしくお願い致します。

「ラオスのこども」代表 チャンタソン インタヴォン