ぜん息の子どもと親の負担を減らしたい。新しい治療法への挑戦
ぜん息の子どもと親の負担を減らしたい。新しい治療法への挑戦

寄付総額

16,348,000

目標金額 10,000,000円

寄付者
660人
募集終了日
2018年1月31日

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2017年12月20日 11:26

プラセボ物語 1

こんにちは、勝沼です。

今日は研究の内容・中身について、ご説明したいと思います。

 

DIFTO研究では「二重盲検ランダム化比較試験」という方法で間欠吸入の効果を検討しています。同意いただいた患者さんを「連日吸入群」と「間欠吸入群」の2群に分け、1年間のぜん息悪化状況を比較します。「間欠吸入は連日吸入に劣らない」という仮説を検証する研究です。

 

この時、単純に「連日吸入」と「間欠吸入」を比較してしまうと、評価する医者側や評価対象の患者さん側の「思い込み」が影響し、結果の比較や判定が難しくなります。

 

たとえば、僕は「連日吸入=間欠吸入」という結果を出したいので、連日吸入群の子がちょっとゼーゼーしただけでも「これは状態が良くない、治療を追加しよう」と考えてしまうかもしれません。逆に間欠吸入群の子がゼーゼーしても「これはそれほど悪くない、治療の追加は必要ない」と判断しかねません。つまり、間欠吸入群を負けさせたくないので、連日吸入群の悪化頻度を増やしたいと、無意識に思い込んでしまう可能性があります。

 

このような心理的影響を排除するため、二重盲検という方法でDIFTOを進めています。

この時に必要なのが「プラセボ」です。プラセボとは、有効成分を含まない薬のことです。DIFTOではフルチカゾンの練習用吸入器をプラセボとして製造メーカーさんから購入しています。

 

このプラセボを準備するのがかなり大変な作業で、DIFTO研究の場合、メーカー側のご承諾を頂くのに1年近くかかり、製造をお願いしてから(海外の工場で作って頂きます)手元に到着するまで4か月ほどかかりました。

この写真は、待ち焦がれた恋人=プラセボに出会えてハグしているところを撮影したものです。

 

 

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ぜん息に悩む子ども達を応援したい!

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