失敗しない伐倒を! 基礎から最新メソッドまでのテキストづくり

失敗しない伐倒を! 基礎から最新メソッドまでのテキストづくり

支援総額

4,087,000

目標金額 800,000円

支援者
266人
募集終了日
2020年8月14日

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プロジェクト本文

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ネクストゴール達成のお礼とサードゴールについて

 

ネクストゴール150万円でチャレンジしておりましたが、おかげさまでテキスト増刷のための資金を集めることができました。ご支援いただいた皆さまにはお礼申し上げます。ありがとうございます。

 

テキストの普及に合わせてテキストに基づいた研修会の開催を考えています。これまでは現場に即した伐倒作業のトレーニング方法が体系化されず、専業のコーチ(指導者)が育成されてきませんでした。

そのため、まずはコーチの育成が急務と考えます。

 

そこでサードゴールの目標金額を300万円と設定し、「10 Steps Method for Felling Training」のためのコーチ(指導者)育成研修の運営費の一部にあてさせていただきます。また、テキスト

「森林生態と管理(仮題)」に基づいた研修(講義&実習)の運営費にもあてさせていただきます。

 

不正確な伐倒が危険であることは当然ですが、森林が適切に管理されないことでも林内作業時の危険が増大します。コーチ(指導者)の育成、作業者の安全を第一に考えた森林管理の基礎知識など、取り組みたいことは尽きませんが、焦らず一歩一歩、知識と技術を普及させ、少しでも現場作業による事故が減るよう、ご支援、ご協力をお願いいたします。

 

 

 

 

◾️ プロジェクト達成のお礼とネクストゴールについて◾️

 

皆さまのあたたかいご支援のおかげで、なんと公開当日に目標金額を達成することができました!頂いたご支援は、編集費、印刷費として、大切に使わせていただきます。誠にありがとうございます。

 

このプロジェクトは2020年8月14日(金)午後11時までとなります。残りの期間で、次の目標となるネクストゴールを150万円と設定し、最後まで挑戦を続けたいと思います。

 

伐倒をはじめ、林内作業を学びたい方、林業への就業を考えている方、 新規林業就業者、林業従事者、現場指導者、林業大学校の先生、 緑の雇用の指導員、林業技術の普及に携わる行政職員等の皆様に、今回発行するテキストを特に使っていただきたい思いから、残りの期間中にいただくご支援は、さらに多くの方にお届けできるようにテキスト発行部数を350部から700部へ増やしたく、増刷分の印刷費として使用させていただきます。

 

伐倒の徹底した基礎訓練が当たり前の林業になるよう、さらなる一歩にご支援をお願いいたします!

 

 

 

STOP!死亡事故

伐倒作業の基礎から最新メソッドを学べるテキストを作成


林業では、倒した木の下敷きや斜面での滑落などによる大事故が多発しています。中でも死亡事故の発生率の高さは深刻で、林業・木材製造業労働災害防止協会のデータによると、死亡事故の60%以上が伐倒作業中に起きていると読み取れます。

 

被災者の人生を大きく変え、関わる多くの人を不幸にし、経済的損失も甚大な大事故を減らすために、日々林業現場で繰り返される伐倒作業を見直し、伐倒の基礎から最新メソッドまでを学べるテキストを作成します。

 

皆様のご支援、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

林業従事者の研修などを中心に活動しています。

 

ページをご覧いただきありがとうございます。Woodsman Workshop LLC代表の水野雅夫と申します。Woodsman Workshop は「間伐の促進(人工林の手入れ)」と「後継者の育成(必要十分な職業訓練の実施)」を目的として、2001年にNPO法人として設立され、業務を多面的に展開するため2015年、合同会社(LLC)として再スタートしました。また、2020年6月には「森づくり安全技術・技能全国推進協議会(理事長・宮林茂幸)」(以下FLC)の解散に伴い、事業の一部を承継し研修会業務を拡充しました。

 

2001年の法人設立当初から研修会を主催してきましたが、当時は年に数回の開催にすぎず、主な業務は造林作業(植栽、下草刈り、枝打ち、除伐、切り捨て間伐等)の請負でした。その後、研修会講師としてお声掛けいただくことが増え、現在は20年以上務めてきた現場の請負を休止し、年間百数十日の講師業に専念しております。これまでに延べ千数百名を対象に、以下のような研修で講師を務めて参りました。

 

◆伐倒基礎研修(チェーンソー)

(安全かつ正確に木を倒すための知識と基礎技術を学ぶ)

【主催】 FLC、ときがわ町(埼玉県)、Woodsman Workshop等

 

◆伐倒技術Check&Clinic研修(チェーンソー)

(伐倒従事者を対象に伐倒作業をチェックし、課題を改善する)

【主催】 新潟県、愛知県、三重県、民間事業体(岩手県)、Woodsman Workshop等

 

◆目立て研修(チェーンソー)

(目立ての基礎、傷んだ刃の修復、日常整備等を学ぶ)

【主催】 FLC、ときがわ町(埼玉県)、Woodsman Workshop等

 

◆指導者養成研修

(林業におけるコーチングの基礎を学ぶ)

【主催】 

熊本県、長崎県、広島県、岡山県、鳥取県、兵庫県、和歌山県、愛知県、飛騨市、山梨県、

群馬県、栃木県、新潟県、岩手県、天竜流域林業活性化センター、高知県立林業大学校、

森林組合及び民間事業体(長野県、島根県、岐阜県)

 

◆安全意識向上研修

(安全な現場を実現するために必要な考え方や手法を学ぶ)

【主催】 静岡県森林組合連合会、民間事業体(長野県、宮崎県)

 

◆管理職研修

(日々の業務を安全かつ効率よく管理するために、経営者や管理職がすべきことを考える)

【主催】 兵庫県、群馬県、岩手県、長野県

 

◆その他研修

 林業Iターン・ミーティング(主催 Woodsman Workshop)

 林業・寺子屋プロジェクト(主催 Woodsman Workshop)

 

 

 

講師 水野 雅夫

 

 

 

Woodsman Workshop LLC代表

Forestry Safety Research LLP代表

1962年 名古屋市出身

前職は、テレビ、ラジオなどの技術職

1997年 ・ 岐阜県郡上郡(現・郡上市)の林業家に師事し、師匠の所属する林業事業体に入社

     ・ 以後、2年間マンツーマンの指導を受ける

2000年 ・ 退社

2001年 ・ NPO法人Woodsman Workshop設立(2015年解散)

2015年 ・ Woodsman Workshop LLC設立

2017年 ・ 伐倒練習機MTW-01を発案し開発に参加

              ・ 林業の人材育成と安全作業のための支援機器の企画・製造・販売を行う

                    Forestry Safety Research(FSR)有限責任事業組合(LLP)を設立

              ・ 伐倒練習機MTW-01は2020年6月現在、和歌山県、岩手県、愛知県、新潟県、

                   島根県に導入されており、今年度中にさらに5カ所に導入予定

 

 ・「研修そして人材育成」を「森林技術」日本森林技術協会刊に2015年7月号から隔月連載中

 

・ 共 著「山で働く人の本~見る・読む林業の仕事~」(全国林業改良普及協会)

・ 寄 稿「林業のインタープリテーションを考える」森林技術2008年2月号(日本森林技術協会)

                  「人材育成の効果を金勘定で考えてみる」杣径2011年6月号(林業経営者協会)

・ 出 演 「林業技術の指導ポイントはここだ!」(全国森林組合連合会・教材DVD)

               「再生!呼吸する森」(中京テレビ)、「News23」(TBS)等

・ 連 載 「Woodsmanからの手紙」「林業新知識」2005年 (全国林業改良普及協会)

 

 

 

研修業務アシスタント 高澤 愛

1978年生まれ。元モデル。

山登りが趣味だったことから里山活動や公園管理に従事。活動の中で木を伐る機会があり、なんとなくで使っている動力機械に身の危険を感じ、2017年に水野が講師を務めるFLCの研修を受講。研修初日、ものの数分でこれまで教わったチェーンソーワーク、伐倒、何より安全における認識の甘さを痛感。自身が学ぶことの必要性と安全を第一優先とした水野の研修を林業業界の当たり前にしたいと同時に、現在不足している専業の指導者を育成することの必要性も強く感じ、現在は水野の研修業務のアシスタントをしながら指導者の勉強中。

 

 

なぜ死亡事故が減らないのか。

根強く残る「見て覚えろ」の習慣

 

なぜ伐倒作業中の死亡事故が減らないのか。それは「そもそも林業には、職業訓練の概念がなかった」ことが大きな要因となっています。そのため現場に即した伐倒作業のトレーニング方法が体系立てられず、専業のコーチ(指導者)も育成されてこなかった。結果として、初心者、経験者問わず必要十分なトレーニングが行われていない、という現状があります。

 

 

伐倒作業における事故には自損だけでなく他者の失敗による被災もあり、下の表ではそれらの合計が65.3%となっています。

 

 

 

業務でチェーンソーを使う前には、労働安全衛生規則に基づいて実施される安全衛生特別教育を受講することになっていますが、これは「免許」でも「資格」でもありません。多くの大事故が繰り返されているにもかかわらず、現在、伐倒のための資格制度もトレーニングで基本技術を身につける仕組みも存在しません。また、多くの伐倒従事者は個々の経験の中で知識とや技術を身につけてきたため、人によって知識や技術が様々で、伐倒の原理原則を物理的な裏付けをもって他者と共有することが少なかったのです。

 

現在も伐倒技術は教わるものではなく「見て覚えろ」という慣習が根強く残っています。そのため、多くの初心者が必要最低限のトレーニングすら経ずに現場での伐倒に従事し、知識も技術も不十分なまま仕事量を求められることとなり、経験だけを拠り所として現場作業に従事し続け、後輩には「見て覚えろ」と繰り返す悪循環が続いています。

 

この悪循環を断ち切るために、伐倒の原理原則に基づいた研修プログラムを構築する必要があり、まずは、基礎と最新メソッドを学ぶことができるテキストを作成し普及させたいと考えました。

 

 

現場のリアルな目線を多分に盛り込んだ

伐倒作業の基礎と最新メソッドを学べるテキストを作成

 

森づくりのためのテキスト作りは、「森づくり安全義術・技能全国推進協議会」(FLC)から引き継ぎました。FLCは、森林ボランティア活動をはじめ森づくり活動の安全の推進に貢献するため、安全作業の技術を体系的に習得できる仕組みづくりに取り組んでいる非営利団体です。

 

FLCは今年6月に解散となり、Woodsman Workshopが事業を承継することとなりました。FLCの主要事業の一つだった「森づくり安全技術マニュアル」は、全4冊が発行され多くの方々にご利用いただいてきましたが、発行(2013年~2015年)から時間が経ち改訂が必要となっておりました。

 

そこで今回、「基本編」「動力機械編」「応用作業編」の3冊(計5,000部発行)を「森林の生態と管理(仮題)」「手ノコで木を伐る(仮題)」「チェーンソーで木を伐る(仮題)」に再編集し、新たに「10 Steps Method for Felling Training」を加えた4冊を発行したいと考えております。

 

 

「伐倒」について、現場作業者が違和感を持ち続ける机上論を前提とせず、伐倒のメカニズムにつ いてできる限り物理的、力学的な解釈を試みました。そのため、従来のテキストや伐倒指導に比べ、ひとつひとつの作業の意味(目的)が明確になっています。

 

「森林生態と整備(仮)」の冊子では、樹木医の視点で、「森林の成り立ち」など基本的な話題を、 現場作業者の視点で、森林整備と作業環境のつながりを、 試験研究者の視点で、現場作業者のイメージが膨らむ話題を、 林務行政の視点で、森林整備が抱える課題や今後の展望を、 ネットラジオのパーソナリティーであり、YouTuberのの視点で、林業を知らない方にも 「なるほど!」と納得していただける内容で、現場視点を大切にしつつ、多彩なキャリアで培っ た多様な視点で新しいテキストを目指します!

 

これまでFLCが培ってきた安全への取り組みをさらに高め、現場のリアルな目線を多分に盛り込んだテキストにしたいと思っています。しかし、引き継いだのは事業だけですので、編集と印刷にあてる資金がまったく足りません。皆様のお力添えで、と言うよりは、”他とはちょっと違うテキスト”を皆様と一緒に創らせていただきたく、クラウドファンディングに挑戦いたしました。

 

 

STOP!死亡事故

伐倒作業の基礎から最新メソッドを学べるテキストを作成

 

これらのテキストは、伐倒をはじめ、林内作業を学びたい方、林業への就業を考えている方、 新規林業就業者、林業従事者、現場指導者、林業大学校の先生、 緑の雇用の指導員、林業技術の普及に携わる行政職員等の皆様に特に使っていただきたいと思います。

 

そして、経験だけを拠り所とした「見て覚えろ」の習慣を断ち切り、正しい知識で少しでも伐倒による死亡災害が減っていくように、このテキストを普及させていきたいと思っています。

 

皆様のご支援、どうぞよろしくお願いいたします!

 

 

◆ 伐倒の基礎から最新メソッドまでが学べるテキストをプレゼント!

 

特許を取得した伐倒練習機MTW-01を使用した研修プログラム「10Steps method」のテキストをはじめとしたテキストのプレゼントや今回編集に携わったメンバーの体験研修やトークショーのチケットを予定しています。(コロナの影響で開催時期等に変更がある場合があります)

 

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本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。

 

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リターン

4,000


チェーンソーテキスト+グッズプレゼント

チェーンソーテキスト+グッズプレゼント

・「チェーンソーで木を伐る(仮)」テキスト先行予約チケット
・Woodsman Workshopオリジナルステッカープレゼント
・お礼のお手紙

※実際のテキストをお送りする際は、送料が別途かかります。(送料の目安:380円程度)

申込数
14
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年12月

5,000


テキスト編集談話会ご招待

テキスト編集談話会ご招待

テキストを軸にこれまでの様々な体験談をお話しします。

出演予定:水野雅夫、塚本秀貴、松井一郎、松野弘和、東直貴、大谷栄徳、名村雄一、高澤愛

※2021年1月以降に開催予定です。
※ご支援いただいた人数によって会場を選定いたします。会場にお越しいただけない方には、オンラインで参加いただけるようにいたします。
※会場までお越しいただく宿泊費、交通費は含まれません。
※ご支援者には別途ご連絡さしあげます。

申込数
7
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年1月

4,000


チェーンソーテキスト+グッズプレゼント

チェーンソーテキスト+グッズプレゼント

・「チェーンソーで木を伐る(仮)」テキスト先行予約チケット
・Woodsman Workshopオリジナルステッカープレゼント
・お礼のお手紙

※実際のテキストをお送りする際は、送料が別途かかります。(送料の目安:380円程度)

申込数
14
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年12月

5,000


テキスト編集談話会ご招待

テキスト編集談話会ご招待

テキストを軸にこれまでの様々な体験談をお話しします。

出演予定:水野雅夫、塚本秀貴、松井一郎、松野弘和、東直貴、大谷栄徳、名村雄一、高澤愛

※2021年1月以降に開催予定です。
※ご支援いただいた人数によって会場を選定いたします。会場にお越しいただけない方には、オンラインで参加いただけるようにいたします。
※会場までお越しいただく宿泊費、交通費は含まれません。
※ご支援者には別途ご連絡さしあげます。

申込数
7
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年1月
1 ~ 1/ 14

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