
- 支援総額
- 315,000円
- 目標金額
- 310,000円
- 支援者数
- 26人
- 残り日数
- 終了しました
このプロジェクトは
2016年9月23日(金)23:00 に成立しました。
プロジェクト概要
インドネシアの農村地域にみんなが
勉強できる学校を作りたい!
はじめまして、インドネシアのスラウェシ島にあるルウという小さな農村で暮らすMadi(マディ)と申します。
今回私の住む村で誰もが学べる小さな学校を作って、教育が行き届いていない子ども達に教育の機会を提供してあげたいと考え、日本人の友人であるユタカさんに協力してもらいながらこのプロジェクトを立ち上げさせていただきました。
学校を建てるために必要な資金50万円のうちの一部を、今回皆様からのご支援でまかなえたらと思っております。どうかお力をかして頂けないでしょうか?応援宜しくお願い致します!

村の約3割の親は、子ども達を学校に通わせていません
私は自分の住むインドネシアの小さな村で、英語や道徳を教える私塾を約10年間運営しています。
この村では学校の教育が行き届いておらず、子ども達はまともな教育を受けることができていません。政府からの支援もなく教員のレベルの低さや設備のひどさは深刻で、子ども達が学校に行っても先生が来ないなんてこともしばしばおこります。また、大人の教育に対する意識も低く、村の約3割の親は子ども達を学校に通わせずに畑仕事を手伝わせています。

ボランティアの皆さんのおかげで…
学校では主に英語と道徳を教えているのですが、運営している私たち3人だけでは多くの生徒に対応することができません。
そこで私はインターネットで世界中の人たちにボランティアを募り子ども達の授業の手伝いを依頼することにしました。これまでに各国から100人近くのボランティアの方が協力しにきてくれました。
ボランティアの方々の協力により、子ども達は生の英語に触れて急速に英語の上達ができています。また、世界中の人たちから様々な話を聞くことで色んなことに興味を持ち、将来の可能性、夢を描くことができるようになりました。これまで畑仕事など両親の仕事などしか見えていなかった子ども達が都心や海外に出て自分のやりたいことを目指して働くこともできるようになったのです。

急成長するインドネシア 、その影で…
みなさんご存知のとおりインドネシアという国は2億5千万人の人口を誇る東南アジア最大の発展途上国です。ではこの2億5千万人のうち一体どれだけの人がどれだけの人がこの経済発展の恩恵に得られているのでしょうか?
世界銀行の報告によれば、インドネシアの経済成長の恩恵は所得上位20%に集中してしまっているそうです。つまり、残りの80%は取り残された状態にあるのです。そしてその格差拡大の要因は、「機会の不平等」「仕事の不平等」「富の集中」「貧困層の疲弊」にあり、この環境の差が都市と地方の栄養状態や教育の格差にもつながっていると指摘されています。
急ピッチで国が成長していく一方で豊かな人々と貧しい人々の格差は広がるばかりです。私が住むルウという田舎町の生活も、年々水や電気などの生活コストが上がる一方ですが、私たちの収入は変わっていません。経済発展の影で私たちの生活はより厳しくなってしまっているのです。
そんな中、私が運営する学校も現在存続の危機にさらされてしまいました。年々上がるコストの中でも多くを占める施設の賃借料が大きく上がってしまい、ついに賃借料を支払えずに施設を出て行かなくなってしまいました。

持続可能な教育を実現するために学校をつくりたい!
これまでも何度も危機がありました。校舎が借りられずに外で勉強したり、生徒が集まらずに食べるものに困ったり…。それでも自分の生まれたこの村と自分の子ども達の未来のために踏ん張って乗り越えてきました。なので、今回も絶対に乗り越えて子ども達への教育機会を持続させていきたいです!
幸い友人の方が事情を知って土地を格安で提供していただけることになりました。あとはここに学校を建てることが出来れば一番のネックであった施設の賃借料がなくなり、持続可能な教育の機会を村のみんなに提供することができます。
出来ることはすべて自分たちでやるつもりです。屋根はジャングルで取ってきたバナナの葉っぱで作るのでタダです。なので、土地を整地するお金と木材の為のお金約50万円があれば学校をつくることができるのです。本当にあと少しのところまできています。ぜひ最後の一押しを、みなさんに寄付という形でお手伝いいただけないでしょうか?

子ども達の未来のために
応援よろしくお願いします!
今回、偶然私の村にボランティアとして来てくれた日本人のユタカさんのおかげでこのような機会を得ることができました。本当に感謝しています。
日本の人たちの心の温かさや勤勉さ、製品、技術のクオリティの高さにはいつも感心しています。私の国、村も日本のように発展、成長していかなければなりません。役人や既得権益者だけが潤うのではなく本当に困っている人たちの生活がより良くなるような国、村にしていかなければなりません。
でもそれをつくっていくのは私の子ども達です。私はその土台になれたらいいと思っています。私は教育の可能性を信じています。教育によって我々の子供たちが未来をより良いものにしてくれると信じています。
インドネシアの小さな村の話なのに、日本のみなさんにこんなお願いをしてしまってすみません。みなさまから頂いたご支援で絶対に素敵な学校をつくりますので、どうぞ応援よろしくお願いいたします!
English Learning Center 紹介動画&ギャラリー
使途内訳について
・土地の整地代
・材料費用
・手数料
リターンについて
3,000円
・サンクスメール
生徒たちからのレターをビデオメッセージつきメールにてお送りさせていただきます。
1万円
・3,000円のリターン内容
・スラウェシの美しいポストカード
生徒たちから一枚一枚コメントを添えてポストカードをお送りさせていただきます。
3万円
・1万円のリターン内容
・支援者様の名前を学校に彫刻します
ご支援いただき勉強が続けられる生徒たちがあなたの名前を支援者として学校の壁や柱に彫刻させていただきます。
5万円
・3万円のリターン内容
・現地の職人があなただけのために作る伝統工芸品