空きアパートが手作りの「科学館」に！柏駅前にオープンします！

以前、草むしりの記事を書きましたが、こうして整備をする前の庭は冒頭の写真のように、多様な植物が繁茂する状態となっていました。写真を撮影したのは昨年の6月。ここからどう変わっていくのか、当時は想像もつきませんでした。

さて、そんな庭ですが、草むしりをしてもなお成長してくる植物もあります。その中のひとつが、下の写真の植物です。紫色の、美しい花を咲かせてくれています。

やたら主張が激しいので、なんだろう...と思って詳しい人に訊いてみると、「ショカッサイ」という越年草であることがわかりました。三国時代の軍師・諸葛孔明が広めたという伝説が残っていることから、この名がついたそうです。中国原産、ということは外来生物ということでもあり、国立環境研究所の「侵入生物データベース」によると、日本で確認された最も古い記録は、1894年だそうです。ここから、現在ではほぼ全国に分布を広げ、更には南部ヨーロッパでも確認されているといいますから、すごい繁殖力ですね。

「ショカッサイ」には別名があります。Wikipediaでは「オオアラセイトウ」という名前で紹介されています。また、「ハナダイコン」とも呼ばれ、（大根のように根ではありませんが）実際に葉っぱなどは食べられるそうです。ちょっと挑戦してみたいですね...！

とりわけ、今からの時期は成長が早く、我々の作業とのデッドヒートになりそうです。本来はにっくきライバル（？）なのですが、調べてみるといろいろ面白いことが分かりました。こういう点も、展示にいかすことができれば...と考えております。

今後ともご支援、ご協力のほどよろしくお願いします。