【報告】24年8月の活動状況

 

―――ユウタさん（10代・男性）―――

地方のひとり親家庭のユウタさんは、高校に入ったある日、突然「高校生になったなら1人で生きていけ」と言われ家を追い出されてしまいました。

 

行き場がなく児童保護施設に入所したものの職員とそりが合わず退所。これまでは友達の家を転々として学校に通っていました。放課後と週末のアルバイトでどうにか卒業までこぎつけたものの、生活費と学費で精いっぱいで、貯金はほとんどできていません。

さすがに高校を卒業してからも友人に頼るのは忍びなく、住み込みの仕事を探していたところ、東京のある工場を見つけました。会社側も話を聞いてくれて一度会ってくれるという話になり、片道分の交通費を出してくれるということになったのですが、往路の分の交通費を捻出できないことに悩んでいたところ、スクールソーシャルワーカーが私たちに相談してくれました。

 

――支援スタッフの声―――

ユウタさんは職場見学に行けないとこの仕事を諦めるしかないのかなと、とても不安そうでした。交通費の支援ができたことで、就職活動を止めることなく続けられたことは私たちも安心しました。
工業高校で培った学びを就職先で活かして活躍してほしいなと思います。

みなさまのご寄付のおかげで、諦めさせることなく支え続けることができました。ありがとうございました。

 

【2024年8月の活用状況と残高】

■活用可能金額：41,329円

■活用した金額：96,324円

 

・ICカードによる補填･･･ 84,324円（12名分）
・QUOカードによる飲食費支給･･･ 12,000円（24名分）

 

■受益者数：36名（8月31日時点/延べ）

■繰越金：-54,995円

 

【寄付の引き受け状況】

2024年8月分（翌月25日着金）について

寄付金額：95,000円／寄付者数：41名

活用予定額：62,890円（※1）

繰越金含残高：7,895円