
支援総額
目標金額 1,000,000円
- 支援者
- 202人
- 募集終了日
- 2021年8月26日
福岡朝鮮初級学校の歴史をたどってみる(2)
1960年4月、元・大浜小学校の跡地(福岡市博多区下呉服町)に福岡朝鮮初級学校が創立した。しかし、その後すぐ、同地域の「道路拡張および湾岸整備」を名目とした都市開発計画が持ち上がり、学校や在日コリアン住民のバラック住居の立ち退きを求められることとなった。
行政側は町の景観、河川の汚濁、環境衛生、防災などを問題視し、強制排除の動きもあったため、住民側は住宅組合を発足して移転に関する交渉を重ねていった。
福岡市と住民・関係者の協議の結果、1962年に住居と学校を含め「金平団地」(現在の浜松住宅・福岡市東区馬出3丁目)に移転した。金平団地には当時、約30棟・200軒以上の長屋があり、1500人くらいの在日コリアン住民が移住させられたという。2階建ての木造住宅を500万円で借入れ、校舎に充てた。大浜に学校が出来てから、わずか2年後の出来事である。
当時の金平の校舎
金平団地にあった二代目校舎跡の建物(2019年12月撮影。この後取り壊された)
1960年代には朝鮮民主主義人民共和国への帰国事業の高まりを受けて、民族教育を希望する保護者が増え、児童の数が増加した。1963年には同所に付属幼稚班を併設した。校舎はますます手狭となり、また元々グラウンドもなかったので、十分な教育の確保が難しくなった。
校舎が和白に移転した後も、付属幼稚班の園舎として2005年まで使われた。
現在の浜松住宅(旧・金平団地)。老朽化のため、2007年高層住宅に建て替えられた。
1969年、「福岡朝鮮初中級学校建設委員会」が発足し、新校舎建設へむけて具体的に動き出した。
【参考資料】
始まりのウリハッキョ編 生活の“中”にあったウリハッキョ vol.46 「金平団地」と朝鮮学校
月刊イオ 公開済み 2019年6月18日・更新済み 2020年8月24日
https://www.io-web.net/2019/06/%E7%94%9F%E6%B4%BB%E3%81%AE%E4%B8%AD%E3%81%AB%E3%81%82%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%82%A6%E3%83%AA%E3%83%8F%E3%83%83%E3%82%AD%E3%83%A7%EF%BC%8F%E5%A7%8B%E3%81%BE%E3%82%8A%E3%81%AE%E3%82%A6/
浜松団地 ワードBOX
西日本新聞me 2006/4/11更新
https://www.nishinippon.co.jp/wordbox/3526/
(3)に続く
(柴田一裕)
リターン
3,000円

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感謝のメールをお送りします。
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