プロジェクト概要

持ち前の好奇心と探究心で、父に負けないような経営者になりたい。

 

はじめまして、中央大学4年生の井下田淳と申します。経営者である父の背中を追って、自分も経営者になるために、中央大学商学部経営学科フレックスPlus1コースに通っています。大学ではビジネスプレゼンテーションやデザイン、プログラミングなどの専門知識も学びながら、3年次の夏に起業準備をはじめました。

 

これまでには、社会起業コンテスト「YYcontest2018」で「完食ーポン(かんしょくーぽん)」という事業案をプレゼンし、学生部門にて優勝することもできました。現在は新たに「Eight Good(八+良=食)」というチームをつくり、思いをともにするデザイナーやエンジニアなどの4人で活動しています。

そこでこの度は、このチームを会社にします。そして、飲食店などで食事を完食した写真を投稿することで、クーポンなどがもらえるポイントをためられる「Can食」というサービスを2019年6月にリリースします。

 

クラウドファンディングでは、起業手続きやアプリケーション開発に必要な資金などをご支援いただきたいと考えています。また、皆様のご支援を糧に、最高の形でスタートをきるきっかけにしたいと思います。持ち前の好奇心と探究心で、本気でがんばりますので、応援よろしくお願いいたします。

 

飲食店で見た食べ残しの現状。そんな状況を改善したい。

 

僕は、日中をなるべく勉強か起業準備に費やしたいと考え、家の近くで一番時給の良かった某牛丼屋チェーンで夜勤のアルバイトを始めました。その中で、僕にとって非常に驚くべきことが起きました。それは、予想を遥かに超える食べ残しの多さでした。これは、単に個人的な感性の問題だけでなく、社会的、国際的にも問題視されている「フードロス」(まだ食べられるのに捨てられてしまうこと)という社会問題の大きな要因の一部だと感じたのです。


僕の両親は、米粒一つ残すなと言うほど食事のマナーに厳しく、それが当たり前だと思って育ってきました。とはいえ、僕自身はとても偏食だったので、人よりも多く食べ残しをしてきました。しかし、食べ残すことに罪悪感を覚えられるように育ててくれたことには感謝しています。そのため、勤務中に見た様子には大きな衝撃を覚えたのです。

 

そんな中、世界ではフードロスという社会問題が深刻化しています。日本では、年間約640万トンのフードロスが出され、その量は世界食料援助量の約2倍です。「もったいない」という言葉を持ちながら、日本人のフードロスへの関心度はアメリカやヨーロッパ諸国、韓国などよりも低く、国連で出された「2030年までにフードロスを半減させる」という目標に対して、まだまだ効果的に動けていないのが現状です。(出典:Global food losses and food waste


僕たちはその解決策として、綺麗に食べるという行為にインセンティブを与えることで、モラルや善意だけで解決できなかった消費者の意思決定を変えられるのではないかと考えています。そこで、この大きな問題に対して、微力ながらも解決に一歩でも近づくために、起業して社会を変える努力をしようと決意しました。

 

完食にポイントが付くサービスで、食べ残しゼロの社会を目指す!

 

今回のプロジェクトでは、「Can食」という食事を綺麗に食べるとポイントがたまるアプリを主たる事業とした会社を立ち上げます。いただいたご支援は、起業手続きやアプリケーション開発に必要な費用などに充てさせていただきます。


今はリリースに向けて、プロトタイプの開発に励んでいます。会社の設立は、2月中を目処に準備を進めています。

 

サービス名:Can食

リリース予定:2019年6月中

サービス内容:飲食店利用時に、食べ終えた皿の写真をアプリ内で送信することでポイントがたまり、そのポイントがその店舗のクーポンやサービス、商品などに代えることができようになります。

 

送られてきた写真は、運営側で採点し、その結果(食べ残していないか)に応じてポイントを付与する予定です。残してしまった場合もなぜ残したかの理由を記載することで、完食時よりは少ないもののポイントは付与します。

 

これは、次アプリ利用者が食べ残しを出さないためにも、店舗側にとっても、貴重な情報になります。また、受け取った写真と情報は、飲食店への食に関するマーケティングデータの販売事業やコンサルティング事業を展開するために蓄積していきます。

 

「YY CONTEST 2018 学生部門」にて、優勝したときのトロフィー。

 

 

消費者にも、飲食店にも、価値のあるサービスづくりを。


今回の事業は、消費者には「綺麗に食べる」という行動の価値と食べ残しの原因を可視化し、飲食店には料理の提供や受注方法においての課題を顕在化することができます。それによって、将来的には食品の生産から販売に至るまでの工程において、最終段階から食が消化される効率を上げることで、必要最低限の流通量が把握でき、生産や卸売の段階で適切な場所へ適切な食料を供給できるようになると考えています。

 

そして、なぜNPOなどではなく、株式会社という形を選んだかというと、やはり継続するためには確固たる収入源が必要だからです。お金で買えないものはたくさんありますが、お金で解決できることもたくさんあると考えています。地球を、社会を、人を助けながら、お金を稼ぎ、継続させられる事業モデルをつくることが僕たちのミッションだと考えています。

 

また、なぜ日本人が「もったいない」という感情を抱くのか考えたとき、「命をいただいているから」と「どこかには食べられない誰かがいるから」だと考えました。もしかすると食べ残しを減らすことで喜ぶ人は多くないかもしれませんが、きっと生産者や調理者には喜んでいただけると思います。この活動を続けて、いずれは子ども食堂などの支援をはじめ、子どもたちの食育にも力を入れていきたいです。

 

この挑戦は、日本社会に対する、あるいは国際社会に対する事業提案だと考えます。僕たちは、個人の良い行動を称賛することで、皆が食べたいものを食べたい分だけ、綺麗に食べられる社会を目指します。若者なりにできることを力を合わせて全力で取り組んでいきますので、ご支援ご協力のほど、何卒よろしくお願いいたします。

 

みんなで力を合わせてがんばります!

 

 

プロジェクトメンバーの紹介

 

中央大学商学部会計学科3年の椴木翔馬です。まず、フードロスという問題があるというのを認識したのが2018年の4月で、約1年後にはこうして事業を行うとは夢にも思っていませんでした。きっかけは、ゼミの先輩である井下田がビジネスコンテストで優勝したことを聞いたときでした。

 

事業内容を聞き、社会に与える影響がとても大きく新しい概念をつくれるという確信を得られたので少しでも役に立ちたいという思いで加入を決意しました。フードロス問題に関わらず、子どの食育や貧困の是正など可能性は大いに広がっていくと確信しているので、現在はこの事業を形にするために毎日奔走しています。

 

 

 

金沢工業大学工学部情報工学科2年の櫻井湧太です。私はこのチームで主に開発担当をしています。SDGsを普及するための活動を学校のプロジェクトとして行っています。具体的には、SDGsを多くの人に知ってもらい社会問題を解決するためのアイデアを創出するカードゲームをつくったり、日本の企業や国内外の大学にワークショップを行ったりしています。

 

その活動の中でフードロスという課題解決に取り組んでいるこのチームを知ったことをきっかけに、自分もこの問題をテクノロジーを利用して解決したいと思い、参画しました。

 

 

 

立命館大学の池内翔と申します。趣味でデザインをはじめてから、デザイナーとして働きたいと思うようになり、「Eight good」にデザイナーとして参画しました。大学では、学生生活をよりよくするためのアプリ開発をする団体に所属し、HPやフライヤーのデザインしていました。また、3年次からはインターンとして、プロのデザイナーさんのアシスタントをしたり、大阪のベンチャー企業でLP製作やコーポレートサイトの製作などを行っています。


「Eight good」に所属したきっかけは、井下田のフードロスという社会問題を解決したいという熱意に心動かされたからです。また、大学で所属している団体でもそのような社会課題に向き合い、それをよりよくしていくという目的で動いていたので、私自身も社会に貢献したいと強く思うようになり、このチームに入りました。

 

 

 

指導教官からの紹介文

 

中央大学 商学部 准教授 中村寛樹

 

フードロス対策は国内外問わず、喫緊の課題であると同時に、その対策が必ずしも十分に進んでない分野であると言えます。フードロスは生産や加工の「川上」から、小売りや消費の「川下」まで、それぞれの段階で発生しています。


今回、井下田君や椴木君をはじめとした「Eight Good」チームは、そのフードロス対策において、消費者の食べ残しを削減すべく、完食することにポイントのインセンティブを付けるという、大変ユニークなサービスを提案しています。これは、従来の行政や企業サービスのアプローチと異なる大変興味深いアイデアであると思います。


ユニークな事業提案であるが故、その実現には、金銭的、技術的な課題がたくさんあります。しかしながら、「Eight Good」チームの中心メンバーである井下田君および椴木君は、本事業を絶対に成功させたい、本事業を足掛かりに、自ら起業をしたいという強い意志とその準備のための地道かつ誠実な勉強・調査・計画立案などの活動をこれまで実施してきました。


社会課題を解決するために、本気で自らできることを行う「Eight Good」チームのような大学生がいることに大変感心しております。ぜひ皆様からの応援をよろしくお願いいたします。今回をきっかけに「Eight Good」に事業が今後ますます発展していくことを心より祈念しております。

 


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