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先日FRJの活動紹介でご案内した、空港で庇護を求めた人の収容を回避するためのパイロットプロジェクト。

 

本来、収容を回避したからといってすべてがうまくいくわけではありません。
難民の多くは、なんとか安全な日本の地を踏み、そこで庇護を求めることにまず必死です。そのため、例えば去る冬、たとえ自力で収容を回避したとしても、難民申請手続きの結果を待ちながら、厳しい寒さのなか、ホームレス生活を送る人もいました。夜は凍え死ぬことを避けるために、24時間営業のファストフード店などで過ごす方もいらっしゃいました。

 

このプロジェクトで、対象とした人は、日本に住居がないために上陸や入国を許可されることが難しく、収容される可能性のある庇護希望者でした。そのため、FRJの最初の役割は、受け入れケースへの住居(シェルター)の提供でした。

 

プロジェクトを実現に不可欠だったシェルターの存在。

 

今日はそんなシェルターに住む人たちについてお話したいと思います。

 

例えば早起きのPさん。アフリカ出身の彼は、外に出ると人の視線を感じると話します。言葉も通じない状況で、これは彼にとって疎外感に繋がりかねません。「友達を作りたくても作れない」と彼はいいます。「なんで?」と尋ねると、「僕はみんなと同じなのに違うと思われているから」と言いました。

 

気が利くNさんも同じようなことを言っていました。「僕は結婚したいし、家族も欲しい。普通に家庭を持ち、普通に仕事をして、普通な生活を送りたい。でも、日本ではそれは出来ない気がする。みんな私を同じ社会の一員として受け入れてくれない」と彼は話します。日々孤独を感じているようです。

 

携帯の購入を希望していた難民申請者のAさん。必要とされている身分証明書を逃亡の過程で無くしてしまったため、購入を断念せざるを得ませんでした。「家族とか友達と連絡を取りたいだけなのに、なんでこんなにも難しいのだろう?」グローバライゼーションとともに、携帯は会社での業務、友達とのやり取り、家族との連絡等に欠かせない生活必需品となりつつあります。そんな中で、日本にいる数多くの難民申請者は、必要な身分証明書を所持していないために携帯電話を買えないでいます。身分証明書を持っているか否かで持てる権利が決められるようにも思えました。

 

携帯電話がないと色々不便なのです。難民だからといって携帯が不必要というわけでは決してありません。支援者とのコミュニケーションを取るのに携帯は非常に便利であり、自立するにあたって電話番号は不可欠です。あなたは、自分ではどうしようもできないことを理由に、携帯を所持出来なくなったらどう感じますか?

 

難民はあらゆる場面で壁に直面しています。

 

難民申請者は様々な理由で日本へ逃れてきています。十人十色、死が間近だった人もいます。その上、日々このような問題に直面しているのです。これらの問題についてシェルターに住むKさんに尋ねたら、「まず感情や法律、日々の生活など、色々な要素が複雑にからみあっている事を理解してほしい」と。

 

彼の言う通り、難民問題を解決する万能薬など無いのです。

 

 

 

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